劇場公開日 2007年8月4日

「制作者の思いやこだわりを知ると、違った側面のおもしろさが見えてくる。」トランスフォーマー YuuuuuTAさんの映画レビュー(感想・評価)

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3.0制作者の思いやこだわりを知ると、違った側面のおもしろさが見えてくる。

YuuuuuTAさん
2019年3月17日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

単純

興奮

トランスフォーマーとはアメリカから逆輸入した変形ロボットシリーズのこと。
タカラ(現タカラトミー)が販売していた変形ロボットのおもちゃを
アメリカのハスブロ社が業務提携し独自のエッセンスを追加し
トランスフォーマーシリーズとして北米を中心に大ヒットした。

惑星サイバトロンではオールスパークという機械や金属に命を吹き込む物質を巡り
正義の軍団「オートボット」と悪の軍団「ディセプティコン」の間で激しい戦争が起こっていた。
戦争のさなかオールスパークが突如、宇宙のかなたに消えてしまう。
それが地球にあることを突き止めたディセプティコンのリーダー メガトロンは地球へ来襲。
着陸に失敗し北極の地で氷漬けに。

時は経ち現代。主人公サム・ウィトウィッキーは中古車屋にて
オートボットの斥候であるバンブルビーがトランスフォームした
1974年型のシボレーカマロを購入する。
これをきっかけにサムの運命が大きく動き出す。
ちなみにこの時、初代アニメでバンブルビーがフォルクスワーゲン・ビートルに変身していたことに敬意を表し
カマロの隣に黄色のビートルが停車している。

リーダーオプティマス・プライムをはじめとしたオートボットの面々と対面したサムは
自分が戦争のカギを握っていることを告げられる。
オートボットとディセプティコンの戦争はどんな結末を迎えるのか。
サムの運命やいかに……というハイクオリティなCGを使ったロボットアクション映画だ。

映画を観終わってまず感じたのは様々なレビューでみんなが発言している意見と同じで
アニメーションのクオリティが高くてリアルだということ。
これを12年前に作っているというのだから驚きだ!
トランスフォームする際に最大2万個以上のパーツが動いているらしい。
このCGアニメーション制作に日本人アーティスト「山口圭二」氏が参加している。
数を聞くだけでも驚きだが、まさか日本人が活躍していたとは!

こういた見た目やストーリーを追うのは楽しい。
しかし、制作者の思いやこだわりを覗くのも映画の楽しみ方の1つだと今回思った。

例えば実際の俳優が、オートボットのキャラクターたちのモデルになっていることとか。
リーダーのオプティマスのモデルはリーアム・ニーソン。
哲学的な思想を盛り込んでいるらしい。
バンブルビーのモデルは、マイケル・J・フォックス。
陽気で人懐っこい人柄を参考にしているのだろう。
こういったキャラクター性を知った上で見るとまた違った楽しみ方ができるのではないだろうか。

他にも「そうだったの!?」と知ると楽しくなる制作秘話がたくさんあった。
●物語序盤にサソリ型のトランスフォーマーが砂漠の中から突如飛び出すシーンでは
本物の手榴弾を使って砂が飛び散る迫力と生々しさを撮影している。
●戦闘機や軍用ヘリが飛行しているシーンでは
ほとんどが本物を飛ばし撮影されている。
軍を正義の味方として描いているため、米軍の全面協力が得られたとのこと。
●Their War, Our World...(彼らの戦場、選ばれたのは地球)のキャッチコピーは
本来2004年公開の「エイリアンvsプレデター」で使われる予定だった。
他で使うはずだったコピーを転用していいのかとちょっと疑問に思う笑
●映画終盤でディセプティコンの指ではじかれる人間はマイケル・ベイ監督が演じている。

などたくさんある。
こういった雑学を知るともう1度見たくなってくる。
知識を蓄えることで何度でも楽しめる。
それが映画の魅力だと感じさせてくれた作品だった。

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YuuuuuTA
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