無ケーカクの命中男 ノックトアップのレビュー・感想・評価
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邦題ひどいし(思い出すのも一苦労)、美しくもないもの映りまくるし、...
邦題ひどいし(思い出すのも一苦労)、美しくもないもの映りまくるし、感動的なまでにB級だけど、それは表向きのこと。
ストーリーはすごくしっかりしてて、最後には泣いてしまったよ。
しかし臨月のお腹はすごいな。
アメリカ人だから?
日本人でもあんなになる?
あれは腰痛めるわな…。
主張しすぎの邦題
キャサリンハイグルは見ばえも肉感もあり00年代後半から10年代前半はすごく人気者だったが、なんとなく見なくなった。
ロマンティックコメディが本領だが、はばひろい役ができるタイプではなかった。
顔立ちやフェミニンな雰囲気がシリアスドラマに適合しにくく、準じて賞レースとも無縁だった。
その煮詰まり感も、感じないではなかった。
ただ本国の人気はおとろえておらず、定期的に近況やらゴシップやらを目にした。詳細はよく知らないが、おそらく私生活へ重点しているのだろう。
とくに顔をいじってしまった──わけでもなく、当人さえ本格復帰しようとおもえば、時代はMilfに敵なしである。
ただ作品としては、その立地に則して、これと言えるものがない。あえて挙げるならこの映画だと思う。
ジャドアパトー監督は40歳の童貞男(2005)で一躍旗手になったひとで、コメディでも「艶笑」に特長を持っていた。ようするに性的なコメディの名手とされた。本作は興行も批評も大成功している。
個人的にも文句はなく、とくにケンチョンとアダムスコットが楽しかった。
ところで、外国映画に独自色のつよい邦題がつくことがある。
そのことを映画レビューで指摘することが、よくある。
まいど、腹が立つ。
個人的には、犯罪だと思っている。
imdbには、各国の公開日が記載されている。
そこに、ローカライズされたタイトルもずらーっとならんでいる。
たとえば、この映画は、
イタリア、Molto incinta。(非常に妊娠している)
ドイツ、Beim ersten Mal。(初めて)
フランス、En cloque, mode d'emploi。(膨らんだ、使用説明書)
ロシア、Nemnozhko beremenna。(少し妊娠)
スペイン、Lío embarazoso。(はずかしい混乱)
台湾、好孕臨門。(良い妊娠)
・・・(もっと何カ国もいっぱい並んでいる)
──などとなっている。
自動翻訳なので、意味が、そのとおりかどうかは、わからない。英語圏および公用語が英語の国はすべて原題Knocked Upのままだった。
邦題は「無ケーカクの命中男ノックトアップ」であり、imdbにもそのとおりに記載されている。
は、はずかしい。
同時に、腹立たしい。なめてんのか。
配給会社が興行権を買うとき命名権がついてくるらしい。
配給会社は、いうなれば「おれらがお金はらって買ったんだ、だから好きになまえつけさしてもらうよ」という感じで邦題をつけるわけである。
ただし。
imdbやAKAを見たらわかるけれど、日本のように、どっかのだれかが「えいっ」って付けちゃったみたいな、独善なタイトルを付けている国は、ほかにはない。
せかいひろしといえども、そんな国はどこにもない。
基本、ほぼ直訳で、変えてもタイトル自体が主張してしまうものにはしない。
つまり、はずかしい。
あなたは無ケーカクの命中男ノックトアップがさえたタイトルだと思いますか?わたしがもしフェミニストだったら暴動をおこすだろう。
すこし前レビューした映画に、ショートタームのクレットン監督のJust Mercy(2019)があった。
Just Mercyは「黒い司法 0%からの奇跡」と邦題された。
いうなれば──善い黒人が、悪い白人から、いじめられる映画に「黒い司法」というタイトルをつけた──わけである。
女性が差別される映画に「女々しい奴」って付けちゃったみたいな感じだろうか。
いや、もっと、とんでもないことだ。
これ、無意識だと思いますか?わたしらばかだとおもってんですか?
これは、とうぜん、なんらかの物議の誘発をもくてきとして、つけられた。
いま風な言い方をすると炎上商法というやつに属する。
基本的に、配給会社は、当意即妙な邦題によって映画がヒットしてくれることを望んでいる。
ただ、シリアスな主題・地味な映画・人気俳優がいない・低予算などなどのポピュラリティを得にくい外国映画ほど、いわば、その装丁の消極性を打破するために、突飛なタイトルをもってくる──わけである。
配給会社は猿知恵をはたらかして、なんかないかと考える。それは、まさに猿知恵である。
話題性を付与するために芸人に名付け親をふったりもする。
ジョージクルーニーのThe Men Who Stare at Goats(2009)は千原ジュニアが「ヤギと男と男と壁と」とつけたそうだ。
つまりである。Just Mercyが「黒い司法 0%からの奇跡」とつけられたのは、巷間において『黒人差別の映画に「黒い」はないだろ』と紛糾がおこってくれたらしめたもんだ──という腹案のもとに、つけられたわけである。
これが犯罪でなくて、なんだとおもいますか?わたしがもし黒人だったら暴動をおこすだろう。
わたしは、こういうむかつきを、An Officer and a Gentlemanが愛と青春の旅立ちと名付けられてしまった1982年からずっとたずさえてきたので、いまさら体制は変わんないだろうと諦観している。
だが、こういうタイトルを見るたび、わたしらばかなんですかね?と思う。
百歩譲ったとして、ノックトアップのトってなんすか?
わたしらみんなばかばっかなんすかね?
子どもを持つ事について考えさせられる
これは凄い。ぱっと見のキャスト欄はセスローゲンにジョナヒルと言ったコメディ俳優ばかりで何と無く茶化して笑いを取るのだろうと踏んでいたら、確り妊娠までとそれからの段階を踏んでいて信頼と葛藤がごく自然に、そして茶化すことなく描かれていたのがとても良かった。
エンドロール特に良かったな。みんなそれぞれ誰かの子どもなんだ。
バカな仲間と自堕落な共同生活を送っているベンはバーで知り合った駆け...
バカな仲間と自堕落な共同生活を送っているベンはバーで知り合った駆け出しのTVキャスター、アリソンのナンパに成功したものの8週間後に妊娠発覚。アリソンは悩んだ末に出産を決意、お互いのことをほとんど何も知らないベンとアリソンは少しずつ心を通わせていくが、お互いの住む世界の違いから生じる想像を絶するスッタモンダに翻弄される。
ブロマンス映画の雄、ジャド・アパトー脚本・監督を手掛けているので、インモラルなギャグや中年夫婦あるあるがてんこ盛り。それらをきっちりまとめあげて最後に深いテーマを印象づける実によく出来たコメディ。最後はキレイに纏まっていますが監督の真意は別のところにあることを暗に匂わせていて、個人的にはその裏テーマに共感しました。
よかった
子どもいいよねっというメッセージをストレートに伝えていて、まぶしい。中絶しなくて本当によかったのだが、ただ、このケースは彼女がまずとても人格が優れていて、彼も貧しいながらもナイスガイで、周りの仲間もすごくいい。とても恵まれた環境だ。
とても面白かったけど、まぶしすぎるのと、ちょっと長くて飽きた。
義理のお兄さんが浮気してないのに、奥さんにすごく怒られていて気の毒だった。自分の時間が必要だ、というのはとても共感するし、そこを理解してもらえないのはつらすぎる。そんな奥さんがクラブで入れてもらえなくてゴネていたのは、あまりにみっともなくてかわいそうだった。その後の黒人の話がリアルな現実で素敵だった。
出来ちゃった(Knocked Up)婚の映画
Grey's Anatomyで主人公の友人役のイジーを演じるキャサリン・ヘイグルが主演のコメディー"Knocked Up"。アメリカではすごい人気でもうDVDも出ていますが、日本では公開の予定もないようです。
発売日に職場でこの映画の話をしたら、5人中3人が同じDVDを見ていて、皆で笑っていました。勢いでしたセックス後、赤ちゃんができてしまいすったもんだする、というコメディでこちらでは劇場公開で大ヒットした作品です。期待したほどでは有りませんでしたが、おもしろかったです。
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