「瞬間移動の秘密」プレステージ Don-chanさんの映画レビュー(感想・評価)
瞬間移動の秘密
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今作は馬車の時代。ニコラ・テスラとトーマス・エジソンが対立している頃。
マジシャンのアンジャー(ヒュー・ジャックマン)は、ライバルのボーデン(クリスチャン・ベール)から“タネはテスラ”という情報を得た後に、瞬間移動の装置を開発中のテスラに資金提供して完成させた技術を使用し、犠牲者を出しながら行う瞬間移動のマジックで成功する。
ラスト、ボーデンの秘密をアンジャーは知る。
今作の凄いところ
①開発資金に困るニコラ・テスラ登場
②瞬間移動装置の複製機能
③100人目で秘密が知られる
④犠牲者を出さず瞬間移動する方法
⑤死んだことになって生きている
考察しがいのある作品。
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二人の天才科学者ニコラ・テスラとトーマス・エジソンについて。
二コラ・テスラは、人類の生活が平等に豊かになるようフリーエネルギーの開発に取り組んだ。リターンが無いと判断されスポンサーがつかず資金繰りに苦しんだ。
一方トーマス・エジソンのハイリターンシステムが資本家や権力者を喜ばせたことは言うまでもない。
我々はフリーエネルギーについて教育もされず、技術についても知らされていない。
科学の進歩より利権が優先されている現状は継続中。
フリーエネルギーの開発者は謎の死を遂げる。
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