アパートメント

劇場公開日:

解説

「友引忌」「コックリさん」などで知られる韓流ホラーの名手アン・ビョンギ監督が、「二重スパイ」のコ・ソヨン主演で描くサスペンススリラー。ソウル近郊のマンションに住むOLセジンは、自宅の向かいに建つアパートの照明が毎晩9時56分になると一斉に消えるのを発見する。そのアパートでは、住人たちが次々と謎の死を遂げていた。消灯と住人の死が関係していることに気づいたセジンは、警察や住人たちにそのことを知らせようとするが……。

2006年製作/91分/PG12/韓国
原題または英題:Apartment
配給:トルネード・フィルム、ハピネット
劇場公開日:2007年5月19日

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映画レビュー

3.0.

2019年4月30日
PCから投稿

単純

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瀬雨伊府 琴

2.0日本語の“ひきこもり”が韓国でも使われるようになった・・・

2018年10月21日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

怖い

 韓国で100万人動員したという、『ボイス』『コックリさん』のアン・ビョンギ監督作品。「世界最恐のノンストップ・グラッジスリラー」などという宣伝文句もついているのですが、“グラッジ”ってなんだ?と思っていたら、ハリウッド版『呪怨』の英語タイトルでした。そういえば、映画で使われていた効果音がトシオの発する歯ぎしりのような音とソックリでした。トシオのボイスにソックリさんということなんですね・・・

 特別出演として笛木優子も出演してたりするのですが、地下鉄で自殺を図る女性役だったこともあり、電車に飛び込むのは日本人の特権なのかもしれないと感じてしまいます。“ひきこもり”という裏のテーマや、『呪怨』の効果音、『リング』の映像など、日本の影響がかなり見受けられる映画だったのです。

 午後9時56分に同じマンションの住人が自殺する事件が連続する。それを目撃する女性セジン(コ・ソヨン)。ノイローゼ気味となり仕事も辞めてしまうのですが、足の不自由な少女ユヨン(チャン・ヒジン)と仲良くなり、事件を食い止めようと努力する展開となります。そして赤い服を着た髪の長い幽霊(?)の存在、少女にもらったキュービックパズルとマンションの関係、意外な方向へと進むストーリーだったのですが、映像の謎を理解するのに一苦労しました。

 幽霊の正体が実は・・・といった展開には驚愕とともに、わずかながらの失笑。怖さよりもフィルム編集の上手さに感心させられるし、もう一人登場する女子高生の存在が謎として残る不可解さ。技術的には完成度が高いのかもしれないけど、ストーリーをもっとスッキリさせてほしかった。

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kossy

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