GOAL!2 劇場公開日 2007年5月26日
解説 1人の青年がプロ・サッカー選手として成功していく姿を描いたFIFA公認サッカー・ドラマ3部作の第2弾。前作で英国プレミア・リーグを舞台にサッカー選手になる夢を叶えた主人公が、本作ではスペインの名門チーム、レアル・マドリードに移籍。ヨーロッパ最強のクラブチームを決定するチャンピオンズ・リーグに挑戦する。主人公のチームメイトとしてベッカム、ジダン、ロナウドらレアル・マドリードのスター選手も出演。
2007年製作/114分/イギリス 原題:Goal II: Living the Dream 配給:東芝エンタテインメント
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今レアルに残ってる選手がほとんどいないけど…。 でもなんか、ビッククラブの映像ありきで、無理やり入れ込んでるから、ストーリーとサッカーシーンが浮いちゃってる感じ。 このシリーズは、サッカーファンとしては3が出るの待っちゃうけど(控室とか、ピッチから見たスタジアムとか、映像がおいしい)映画としては、1のが断然良かった。
2020年1月8日
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鑑賞方法:映画館
前作ではイングランドのニューカッスル・ユナイテッドのチームの一員になるまでのサクセスストーリー。スター選手の座を獲得したサンティアゴだったが、今度はスペインリーグの強豪、レアル・マドリードから移籍のオファーが来るのです。ニューカッスルの街で地元民からも「辞めないでくれ」と泣きつかれるほどのヒーローとなっていた彼も、運を勝ち取るチャンスとばかり、フィアンセのロズをも説得する・・・ まるで『ロッキー』から『ロッキー2』へと移り変わる展開のように、さらなる高みを追求するため新たな挑戦が続く。サンティアゴにとっての挫折と苦悩、試合のために出来たフィアンセとの距離感と死んだと思っていた母親の存在が彼の心をじわじわと揺さぶってくる。しかも突如現れた実の弟がなにかと悩みのタネとなってしまうのです。レアルに移籍できたおかげで、裕福な暮らしもどことなく虚しさを覚えてしまうほどだ。また、パパラッチの存在、彼に迫ってくる女性スポーツキャスターの存在、それにニューカッスル時代からの親友ガバン・ハリスの不調など、サンティアゴを悩ませることが次から次へと訪れるのです。 実際のレアルのメンバー、特にベッカム、ロナウド、ジタンを中心に本物のメンバーを起用したスタジアムでの試合が凄い。ベッカムのアシストをそのままゴールするなんて贅沢すぎるくらいです。得点経過やムネスとハリスの交代要員としての存在もリアルに感じられる。ピッチ全体の動きはさすがに観られないが、スーパーゴールをばっちりキメるところなんて撮影タイミングも凄かったのです。どこまでがCGなのかもさっぱりわかりません(少林サッカーはわかりやすいのに・・・)。 映像は前作を上回るものの、細かなエピソードは前作同様、詰め込み過ぎ感がありました。日本語吹替版だったせいもあり、英語とスペイン語の言葉の壁が伝わってこなかったこともあったのか、ラストは興奮してしまいましたが、途中までは心に訴えてくるものがありませんでした。しかし、サッカーファンならもちろん、ベッカムを堪能できるし、ルトガー・ハウアーも堪能できることは間違いありません。次回作もベッカム中心になるかもしれないし・・・ 〈2007年5月映画館にて〉
2016年5月1日
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鑑賞方法:TV地上波
一般市民からふとしたきっかけでスーパースターへ 誰もが憧れるフットボールドリームをつかんだ青年は・・。 という流れの続編。 前回が陽なら2作目は陰。 前回以上にフットボールがビジネスに絡んで 人間模様が渦巻きます。 サンティエゴは相変わらず苦しみながらも 夢を実現させてゆくのだが、今回は人間模様も ドロドロしていていわばビジネスの裏の部分が 垣間見えます。 それだけに感動が薄れてしまってフットボールの 映画では段々なくなってきていました。 まあ、前作を見ないと意味が解らない作品なので 是非予習してから観てくださいね。 もうひとつ、今ではもう在籍しないスター選手が 大勢出ています。 バルサのロナウジーニョ、レアルのジダン、ベッカム、 ロベカル、ロナウド、等等見事に誰もいません。 そう考えるとフットボールの世界は移り変わりが 激しいですね・・。
2014年6月19日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波
総合60点 ( ストーリー:60点|キャスト:65点|演出:70点|ビジュアル:75点|音楽:75点 ) 前作で成功を収めて貧困から抜け出し世界的選手としての人生を歩み始めた主人公が、さらなる栄光を求めて超名門チームに移籍をする。ジダン・ラウル・ロナウジーニョ・ベッカムといった本物の世界的な一流選手が大勢登場する試合はかっこいいし華やかではある。しかし主人公と彼の婚約者や失踪した母親と弟との関係にかなりの時間が割かれ、前作の単純明快なサッカーの話が今回はずいぶんとぶれてしまった。そのぶん肝心の選手としての彼の活躍と直面する問題の話の展開がまどろっこしくなっている。
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