ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団のレビュー・感想・評価
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ヴォルデモートと戦う
ヴォルデモート復活を信じない魔法省と対立する、ハリーたちとダンブルドアは隠れて騎士団を結成する。
そしていよいよヴォルデモートとの長い戦いへの幕が開く。
ハリーの初恋の行方や、少年から青年への移行の悩みが描かれる。
盛りだくさん、かつ ぶれた軸
自立。大人に守られていただけでなく、自分達でも一人前に行動しようとし、でもやっぱり大人の守りを必要とする。そんなややこしい年代。
大人との関係、仲間との関係、自己像との軋轢。どれをとってもぐちゃぐちゃな面倒臭い年頃。
15歳だとまだ大人の庇護の中で、誇大化した自己が実体なく膨れ上がるだけなのに、この物語では現実への対処も迫られて。
でも俳優たちの実年齢からくるイメージの方が勝って、もう少し一人立ちしていて当然のようにみえてしまうギャップが難しい。
思春期。善か悪かだけで済んでいた児童期から、善の中の悪。悪の中の善と割り切れないものに出会う時期。
両親を理想化したい気持と、否が応でも現実を見えてしまい、そのギャップに悩む時期。
とはいえ、「思春期の…」というにはあまりにも過酷な設定。迫りくる迫害者だけでも怖いのに、自分の破壊性とシンクロしている。それをわかってくれる仲間、大人もいるけど、世間は…。
原作は、そんなこの年代が出会う心の葛藤に、学校内外で起こる出来事・ハリ―にふりかかる出来事と寄り合わせて、丁寧過ぎるほど、執拗に描き出す。
という心のあり様が映画の中でも描かれているんだけど、あまりにもいろいろなことを詰め込みすぎて、消化不良。
ハリ―の悩み・葛藤だけはじっくり描かれているので、とにかく情緒不安定な少年に見えてしまう。
否、こんな状況なら情緒不安定にならないほうが病気。そんなハリーの心の内を中心に描いているのかと思ったら、ラストの衝撃的な出来事に対するハリ―の心の有様はなおざりに描く。次に続く、ヴォデルモ―ト達との戦いに重点を置いた描き方をしてエンディング。
カタルシスが無かったかな。
すごく拍子抜けさせられて唖然。
本当に3部作の前編という切れ方をする。そうかTVドラマの監督か。
この展開でも不満だが、
他の映画なら主人公の心の動きをじっくり見せていただき満足となるのだけど、
『ハリポタ』シリーズであれば、”ファンタジー”を求めてしまうところもあり、う~ん、全方向を満足させるのは難しそうだ。
ル―ラや音楽の先生が目立つようになったのは嬉しいけど、
大好きなスネイプ先生の話もたくさん出てきて嬉しいけど、
マクゴガナル先生やスネイプ先生の格好いい所がなくて残念。(スネイプ先生は活躍でしたが)
ピンクを着た悪魔(『プラダを着た悪魔?』)には笑わせていただきました。
ハリ―の心の描写・スネイプ先生との関係と、ヴォデルモード達悪の勢力が徐々に拡がっていく不気味な様と、それに対する対抗勢力が徐々に結集していく様の描き方が中途半端。
ピンクを着た悪魔と学校側の確執のエピソードは、ちょうど『戦場のピアニスト』で、許しがたい法令を阻止できずにいつの間にかファシズムに呑みこまれていった様を彷彿とさせるし、学園ドラマでもある意味定番の展開で、アンブリッジ先生役の役者さんの怪演もあって、面白かった。
だけど、徐々に登場人物が多くなっていって、主要メンバー以外は「誰?この人?」といった感じや、お気に入りの人物だとあまりに出番が少なすぎてここでも消化不良。
そして何より、いろいろなエピソードがよりあわされていない。
そして繰り返してしまうけど、ラストがねぇ…、「続き…」の部分を魅せねばならぬので仕方ない。ハリ―の身に起こっていることはこういうテンポで迫りきているというのは、頭ではわかるんだけど、もう少し余韻に浸っていたかった。
壮大な物語の一章としてみればしょうがないのだけれど、
一本の映画としては散漫すぎるかな。
第1部 完 って感じ
成長早!!
原作ファンとしては物足りない内容
ヘレナ・ボナム=カーター
アズカバンから集団脱走した面々。中でも光るのはヘレナ・ボナム=カーター演ずるベラトリックスだ!いやぁ、魔女がとてもよく似合う。そしてアンブリッジのイメルダ・スタウントン。シリーズも回を重ねるごとに有名実力俳優が名を連ねてきて、名前を思い出すのに一苦労。
中盤のアンブリッジ政権なんて、魔法学校内という狭い地域ではあるけどナチスとか戦前の日本を思い起こさせるくらい空恐ろしいものがあった。だけど、子供向けということもあろうが、その部分は巨人によって簡単に解決してしまう。「嘘をついちゃいけない」って・・・
セドリックとかヴォルデモードとか、それに“名前を言っちゃいけない人”って誰なんだよ。と、復習が要求される内容。しかも、シリウス・ブラックという重要な人も思い出せない。
不死鳥の騎士団結成
女性陣が活躍する5作目
意味不明で最低の映画でした
意味不明で最低の映画でした。 あくの魔法使いヴォルデモートと戦うはなしかと思いきや、 実際には別の話です。 魔法学校と魔法省との勢力争いのようなはなしが延々と続くだけです。 どうでもいい魔法の練習シーンなどが延々と続き、 非常に退屈でした。 終盤には、 ハリーポッターたちがヴォルデモート軍団と戦いますが、 当然ながらぼろ負けします。 勇気と無謀の違いすら理解できていない低俗すぎる行動です。 また、 ハリーポッターが急に初恋をして、 急にキスします。 意味不明すぎます。 好きになるまでのプロセスは、 どこに消え去ったのですか?
[女が何をしても無罪] という気持ち悪い世界観に基づいた差別映画であることは前回の映画で証明済みですが、 今回も中身空っぽの劣悪な作品でした。
もはや学校で勉強どころではない
わくわくの前兆‼︎‼︎
もう、ここから絶対面白くなる前兆。
楽しみすぎる…これは、良かった。
ハリーのあの自分よがりな感じも修正されて、いい感じ。あのピンクな人に、ずーっとずーっとイライラしたけど、やっぱウィーズリーの双子はいいわぁ。
スカッとする!
とりあえず、ここからヴォルデモートとの戦いになり…
はやく次観よう。
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