劇場公開日 2007年7月20日

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団のレビュー・感想・評価

全84件中、81~84件目を表示

2.0前作よりだいぶ地味な第4作

2007年8月2日

前作「炎のゴブレット」はクィディッチ・ワールドカップに三大魔法学校対抗戦と、想像力の見せ場満載のシリーズ最高傑作だった。それに比べると、物語が格段に地味になった今回は映像面での楽しみが減り、前作より短いはずの上映時間も長く感じる。物語が核心に近付いているはずが退屈さが増すのではこの後の2作品も少し心配(劇場に向かうのにさらに腰が重くなりそう)。
白眉は嫌味な新任教師を演じるイメルダ・スタウントン。「いつか晴れた日に」の怪演を思い出させる強烈なインパクトでシーン・スティラーとしての本領を発揮。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
josh lemon lyman

4.0残すところあと2作

2007年8月2日

楽しい

興奮

現代のロンドンのシーンはビジュアル的に新鮮。ハリーを物語の中心に、余分な要素を削ぎ落として進める手法は、むしろ端折り過ぎと思わなくもないし、ストーリーの流れがわかりやすくなる分、ハリー以外のキャラクターの見どころがどんどん減っているのも残念だが、それは望み過ぎというものか。

ダークさも加速し、ずっしり重い。鑑賞後に思わず深呼吸。「コレはお子さまが見て本当に楽しいのか?」とも思うが、原作の第1作が発表されたのが97年。当時10代だったファンも、いまや20代。ファンの年齢層も上がっているので問題なしか。クライマックスの戦闘シーンは若干パンチに欠ける気がして惜しいが、このシリーズはこのクオリティとテンションを保ちながらここまできていること自体が奇跡的。残り2作、最後までつきあおうという気にさせてくれる。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
Casa

4.5オーダー,愛と友情の魔法!

2007年8月2日

泣ける

悲しい

興奮

活字の面白さが活かされていない不完全燃焼だった今までのシリーズでしたが,
今作で,やっと原作ファンでも満足の内容になっていました。

初監督に抜擢されたデヴィッド・イェーツの確かな演出で,
ハリーの内面に迫るドラマを丁寧に描き,
何度か泣きそうに。

現実味のあるファンタジーとしての土台をしっかり形成する幕開けから,
尋問までの流れが素晴らしく,心が躍る。

ハリーを中心にしすぎて,
騎士団のドラマがおざなりになっているところが,
もったいなく感じましたが,
シリアスな空気の背後に大きく感じる愛情と,
見えない何かを信じさせ,
魔法が存在するかもと思わせる空気感が,それを十分に補っていました。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
AKIRA

4.5深いストーリー!

2007年8月1日

悲しい

楽しい

興奮

今回のハリー・ポッターは魔法の世界を楽しむというよりは、心の葛藤というストーリー的にちょっと深いです。
ハリー達が大人になるのにあわせて、見る対象年齢もいっしょに上げているような感じがしました。これから最終章に向かって、どうストーリーが展開していくのか!?起承転結の”転”になる作品と感じました。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
あっち~
PR U-NEXTで本編を観る