「主人公の支配人」ホテル・ルワンダ Mさんの映画レビュー(感想・評価)
主人公の支配人
は、みんなを救おうとするスーパーマンですが、映画では、いろいろ悩んだり、人間らしい弱さを見せます。
ところが、実際の支配人は、そんな姿を全く見せない真のスーパーマンだったそうです。(それでは映画にならないから、人間らしい弱さを脚色したとか)
過激なシーンもありますが、人間の素晴らしさを感じさせる作品です。
私はこの映画を見るまで、「ルワンダ」がどこにあるのか、また、どんなことがあったのか全く知りませんでした。
知ること、知ろうとすることの大切さを学びました。
追記
NHK「なぜ隣人を殺したのか」という番組があった。虐殺の3年後に放送されたものらしい。
見ていて背筋がぞっーとなった。
殺戮を煽ったラジオの恐ろしさを伝える番組だったが、今でも(そして日本でも)充分起こり得ることだと感じた。
背筋が寒くなるような番組だった。
その後は、素晴らしい経済発展を遂げたと聞きましたが。
内政については、現在の大統領が7年前に憲法改正して、3選を可能にし、得票率98.8%ということなので、少し?がつきますが、どうなんでしょうね。
今年が大統領選挙の年ですから、日本でもニュースで報道されるかもしれませんね。
ニュースの情報をありがとうございました。
今後はUSAに住むんですね。
他の記事によるとイギリスがルワンダから逃れてきた人を受け入れないとかあり、内政はまだ混乱しているのでしょうか?アフリカ地域では比較的安定していると聞いたような気もするのですが。
映画でも、主人公たちが難民キャンプにたどり着いて、他国に行くところで終わっているだけでした。当時の政府軍が追い詰められていたので、内乱が終わって平和になったような錯覚になりましたが、主権者たちの攻防は続いていたのでしょうか?ルセサバギナ氏は私たちにとっては”英雄”ですが、為政者たちにとっては、計画を邪魔して人・映画化されたことによって、みっともない状況が露になってしまい、報復処置が必要だったのでしょうか?
難しいです。
BBC NEWS JAPAN
映画「ホテル・ルワンダ」で男性、刑務所から釈放 テロ注目の罪で有罪に
という題でニュースがあったので検索すると出てくるかもしれません。
共感とコメントをありがとうございました。
恩赦されたのですか。よかった。
「関心を持つこと」ならできると書いたくせに、そんなことも知らないとは。お恥ずかしいです。
映画は、監督の意図のもと脚色したと、監督がDVDの解説でおっしゃっていたような(ずいぶん前なのでおぼろげですが)。
なので、けっこうキャッチーな台詞ありますね。
また、主人公がこういう人に描かれていたから、すごく共感しやすくなっていました。チードル氏の好演も共感を助けてくれました。
>本当は「葛藤などして躊躇することもないような凄い人」とのこと。
ああいう状況だったら、本当は躊躇せずに情報収集して動いていないと生き残れないかもしれないですね。外には危険な人たち。中には手がかかる人たちがいるのだから。しかも、映画では裏切り者みたいなスタッフもいたし。
DVDの解説で聞いたご本人の声は、早口で神経質でイライラした感じがしました。繰り返し「こんなものじゃない」とおっしゃっていました。 マイルドな映像とはいえ、トラウマになるような状況に付き合わされているのだから、そうなるのも当然かと思います。