遠い空の向こうにのレビュー・感想・評価
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空を見上げて
炭鉱の町で育った高校生が
1957年、10月4日
ソ連が打ち上げた
世界初の人工衛星
「スプートニク1号」を見て
ロケット作りに夢中になる。
炭鉱のリーダーである
父親との確執や、
兄と比較される中
仲間達と共に
様々な困難を乗り越えながら
諦めず、自分の夢を叶え
後に、NASAの
ロケットエンジニアとなり
宇宙飛行士達を指導した
ホーマー・ヒッカムの自伝を基に
描かれた作品。
ホーマー役には
若き、ジェイク・ギレンホールが
輝く瞳でピュア感溢れる
少年を演じています。
父親役ジョンは、クリス・クーパー
炭鉱夫としての
責任と誇りを持ち生きている男で
将来は
同じ炭鉱で働くようにと
ホーマーに望を抱く。
夢を応援してくれる
ライリー先生役は、ローラ・ダーン
常に、ホーマーを理解し
希望を持たせてくれる存在。
ラストのロケット名が
「ミス・ライリー」🚀というのも
素晴らしい。
宇宙への憧れを抱き
途中、挫折しながらも
友達や、協力してくれた人達と
科学コンテストの優勝を
目指して努力する姿にも感動です。
それにしても
コンテスト会場でも
ハプニングって 💦
競争の世界にありがちですね。
父親の助けもあり
優勝して、奨学金で大学へ
思わず拍手です。
ラストシーン
ロケット打ち上げ最終日
「行けない」と・・言われていた
父も姿を現してくれて良かった。
発射ボタンを押してもらい
空高く打ちあがるロケットを
誰もが、見上げる姿に涙です。
エンドロールでは、それぞれの
その後の姿も見られます。
家の壁に描いていた
海辺の街・・
母親の夢も叶えたみたいで
何だか嬉しいです。
見逃していましたが
久しぶりに素晴らしい映画を
鑑賞できました。
科学技術の素晴らしさと
何事も
最初の1歩は小さな憧れから
始まるんだと言う事。
因みに
ソ連が、1957年に
スプートニク1号を打ち上げ
アメリカは1958年に
「エクスプローラー1号」を
続き、ソ連が
月探査機「ルナ1号」を
「ルナ3号」は、
月の裏側撮影に成功
そして、
ソ連のガガーリンが
有人宇宙船「ボストーク1号」を打ち上げ
地球を1周させました。
「地球は青かった」名言ですね。
1969年、アメリカの「アポロ11号」
世界初の月面着陸に成功。
ニール・アームストロング
バズ・オルドリンによる
月面歩行も
日本は、1970年
東大宇宙航空研修所
日本初の人工衛星「おおすみ」の
打ち上げに成功しました。
世界4番目の人工衛星打ち上げ国。
宇宙開発の歴史も少し
振り返ってみました。
空を見上げてみたくなりましたか?
(#^.^#)
ISS(国際宇宙ステーション)は
地球を1周、約90分の早さで回っています。
日本の実験棟は「きぼう」ですね。
高く昇っていくロケットに、あなたは何を想いますか?
小学生の頃、何かの授業で学年単位で観に行ったのが出会いでした。さして興味も無かったんですが、いざ観たら素晴らしい感動作でした。
主人公の恋愛エピソードは特に踏み込んで描かれてもないし余計な感じでしたが、夢をひたすら追い続けるコトの尊さは大事なメッセージとしてストレートに伝わりました。舞台となる炭鉱場の人間模様、定番の父と息子の確執&和解も重要な要素として描かれていたと思います。
ラスト、打ち上げられたロケットを見上げる人々。諦めた夢に想いを馳せる人、少年たちの偉業を讃える人、少年たちに自身の夢を託す人、新しい夢を見つけた人、願いが叶ったことに安堵する人。注がれる視線のその先にある、あらゆる感情を乗せてロケットはどこまでも高く一直線に昇っていく。
泣きました。小細工の無い、素敵な映画です。
実話のサクセスストーリー
ソ連のロケット「スプートニク」打ち上げに心打たれ、仲間と試行錯誤を重ね、ロケットを飛ばす。
父親との確執もあるが、所々で父親の愛情が見え隠れし、重すぎない。
周りの大人たちも、彼らと共にワクワクしながら真剣に付き合ってくれ、その協力の輪が広がっていく様子が心温まる。
何より、彼らをずっと信じ、そっと後押ししてくれる担任のライリー先生がステキ!ラストシーンで、病気のライリー先生に捧げるミス•ライリー号打ち上げには、スッと涙がこぼれてしまった。
途中、ロケットによる山火事疑惑で逮捕されたり、父親が炭鉱での事故で仕事復帰できないかもしれないことになったりと、諦めざるを得ない状況になるが、ライリー先生の言葉で再び前を向き、苦手な数学を克服して、山火事疑惑を見事払拭する流れは、テンポも良く、非常にスカッとした!
最終的に、父の協力もあり、科学コンテストで優勝し、奨学金を手に入れ大学へ。これが、実話だなんて。。。素晴らしい。
父が炭坑夫として誇りを持って地下に潜るのに対し、主人公も、父と同様に誇りを持って空を目指す対比も、心を打たれるポイント。
将来、子どもにも観せたい作品。
間違いなくタイトルが良ければもっと有名になっていた作品。環境が許さ...
間違いなくタイトルが良ければもっと有名になっていた作品。環境が許さないような夢を必死に追い続け、実現させた青年達の実話。実話だからこそ生まれた感動も多々あり、特別さを感じた。
主人公のロケットが炭鉱の町を一つにする演出も良く、廃れゆく町の人の希望を乗せて飛んでいくようにすら感じた。みんな揃って空を見上げることが素晴らしいことだと気付かせてもらった。
あまり素敵なストーリーでかつ実話である作品にケチはつけたくないが、ところどころ飛躍する話と簡単な数式が持ち上げられる点は気になった。
美しい親子愛と夢を追う素晴らしさに気づかせてくれ、これを見た後は夢に向かって努力する人を応援したくなる作品。
10月の空
BSテレ東「宇宙の日」の放送で。
好きなものをとことん追求して、職業につなげた若者の話。実話がベースになってるそうだ。
炭鉱の町で育ったホーマーは、スポーツが得意な兄と違って、目立たない少年だ。炭鉱で働く父も、ホーマーより兄に目をかけている。この町に生まれた男は、みんな地下に潜って働くのが当たり前。ホーマーの父も頑固一徹、自分と同じ道に進むと、信じて疑わない。
自分がやりたいことが見つからないホーマー。ある日、夜空を移動する衛星を見てときめいた。自分もロケットを打ち上げたい! そこからロケット開発に熱中し、奨学金をもらって大学に行き、技術者になる。
あまり期待せずに見始めたが、父と子の確執、相互理解、親離れ、友情、など、ホロリとさせられる要素があり、良かった。「スタンド・バイ・ミー」的な部分もある。やさぐれた時に沁みる映画だと思う。
ロケット・ボーイズ〜夢を追う姿が眩しい✨
バージニア州の炭坑の町に住む、ソ連の人工衛星スプートニクに魅せられた男子高校生ホーマー・ヒッカム(ジェイク・ギレンホール)が、仲間と共にロケット打ち上げという夢に向かって突き進む。
恩師ライリー先生の的確なアドバイスや周囲の大人の助けを借り、炭坑事業で部下を束ね友を護る尊敬する父と時に衝突しながらも、置かれた状況に屈する事なく努力を重ねる姿が眩しく美しい。
ラストが感動的。エンドロールでの本人映像で、より感動が深まる。
-夢見るだけじゃ、道は開けないわよ
-心の声を聞きなさい
『国際学生科学技術フェア』
BSテレ東を録画にて鑑賞 (吹替版)
高く、高く飛んでいく…
人間、高く飛んでいくものを見ると、力が抜け、圧倒される。ロケットづくりの難しさや苦悩というより、炭鉱夫の親との確執を中心に描かれている。炭鉱しかない田舎町で育つと、アメフトで活躍し、奨学金を得て大学に行くか、高校卒業し、炭鉱夫として働くしかない。そんな決まった将来、父親のような生き方をしたくないホーマーは仲間たちとロケット作りに没頭し、やがてはサイエンスフェアで最優秀賞を受賞するまでになる。そこにたどり着くまで、校長に反対されながらも、彼らを応援するライリー先生が素晴らしい。早く亡くなってしまわれ、惜しい人だ。多感な時期に会う人、環境によって、その後の人生が大きく変わる。ラスト、実話ということと、ホーマーがNASAのエンジニアとなっており納得。ジェイクもクリスも適役。
やりたいことをやれる幸せ。
いいですね。
非常にいい映画ですね。
父親の理想とか夢、息子に引き継ぎたい自分の誇り
その想いも素敵なのに
息子は息子の人生があって自分の好きなように自分の長所をもっと目指していきたい
最後にそれがいい意味でクロスするのが最高にグッときます。
自由にやりたいことをやれる
それがどんなに幸せなことなのか
『僕は宇宙を見たいんだ』
で父親をオトす瞬間。グッときました。
最高でした。
成功にはいろいろな応援があって、みんなの協力があるんですよね
成功者だけ目立ちますが
必ずその支えがいるんですよね。
よかった!
もっと早く観ればよかったな。
いい話だった。
実話ベースだからなおさらか。
スプートニクを見た少年がロケットを飛ばしたいと突拍子もなく思いつく。
最初の大失敗から徐々に力を合わせて工夫を重ねていく。
4人の少年を街中みんなで応援するところがよかった。
失敗を繰り返しながらも諦めない。
生きていれば、続けていけばいつか夢が叶う。
単純だけど忘れがちなことを思い出させてくれる。そんな作品。
それにしても炭坑って、全盛期は良かったのかもしれないけど、世界的に?親子の確執が生まれやすい?いくら頑張っても、枯渇してしまったら町そのものがなくなってしまう。資源は無限ではない。
ちょうど下降し始めた頃の作品が多いからなのかな?
最高だった
地面にもぐっていく炭鉱仕事と、空高く飛んでいくロケットの対比で、そりゃあ飛ぶ方がいいよなと思う。公開時に劇場では見なくてレンタルビデオで見て大感動して、改めて見てやっぱり大感動した。オススメ映画で聞かれた際、かっこつけない時は『ロボコップ』でかっこつけたいときはこの映画を推薦したい。
4人とも奨学生になれて本当によかった。
原題も秀逸
なんて言うんでしたっけ、文字を並べ替えて違う言葉作るやつ。原題は原作タイトル「rocket boys」を並べ替えた「Octoberd Sky」ですね。面白い。
話はただただ単純明解で、炭鉱の町で少年がロケットを作る話。炭鉱って聞くと古めかしいイメージがありますね。でも現代でも30パーセント近くのエネルギーは鉱業が支えていたりします。不思議。
主人公と町との関係、父との関係、友達との関係、全てがロケットの軌道のようにまっすぐとはいきません。特に話の軸となる父との関係とか、会話はとても心に残っています。
主人公は炭鉱で働くことが恥ずかしいとは思っていないと思います。現に校長室のサインの場面で校長の一言に睨みを利かせますよね。あれ、「んなこと思ったことないわい」っていう睨みだったと思うんですよ。でも、自分の人生ではないと心の底から思っています。ロケットを作ることに目が向いたのも彼が周りとは違う観点を持っていたからなのでしょう。
父がいい味出しますね、この映画。特に義父に引き取られた主人公の友人を助け出すシーンが印象的でした。彼は彼なりの人生を歩んできて、今立っている場所がなによりも替えがたいものだと思います。彼にとって炭鉱で働くことが家族を支えることであり、息子が次を担ってくれるかもしれないというのはとびきり嬉しいことですよね。息子のピンチに立ち向かう姿や、真っ黒になりながら働く姿は背中で語る男!っていう感じがして素敵でした。
ロケット、飛ぶ瞬間鳥肌が立ちますね。空を見つめる四人の人生が上手くいくように願ってやまない瞬間でもありました。
映画のエンドクレジットの前の伝記的なところで涙が止まりませんでした。
いい映画に会えて幸せです。
夢は諦めなければ叶う
素晴らしい青春映画だと思います。夢を持つがゆえの葛藤、仲間の大切さ、親との衝突や和解、理解者との出会いや別れが非常にリアルにかつ美しく描かれており、夢を持つことは人にとってとても大切なことだとあらためて感じる作品でした。
何があっても諦めない情熱が良い
公開当時に観て大好きだった映画。
久しぶりにWOWOWで放送しているのを観た。
1950年代後半の冷戦時代に、ソ連が打ち上げた衛星スプートニクが上空を飛ぶのを観て、ロケット製作を夢見るようになった少年たちの話。
NASA技術者の実話を映画化。
ただ夢見るだけなら誰でもすること、それを実行するのが夢を叶える人。
主人公のホーマーは、ロケットに興味を持ち始めた当初、数学が最も苦手な教科だったにも関わらず、ロケットを作るという夢のために、苦手意識を見事に克服する。
また、炭鉱の町で育ち、掘削工場の工場長を父に持ち、将来はほぼ強制的に工場で働くことが確約されていた。
しかし、そんな環境も、絶対に屈しない意志で克服してしまう。
その姿を観ていると、夢を叶えるにはどんなことがあっても諦めない情熱が何よりも大切だということがよく分かる。
実話だけに説得力がある。
青い空をどこまでも飛んでいくロケットに感動。
当時19歳だったジェイク・ギレンホールの出世作となった。
October Sky
衛星が輝いた10月の空。それは少年に、宇宙への情熱を掻き立てた。
少年はロケットを通して、やがて大切なものを見つけて行く。一人では成し得ないこと。それを支えたのは友人であり、先生であり、母親であり、そして父親でもあった。彼の夢は彼だけのものではなく、彼に繋がる様々な人の願いでもあった。
純粋に何かを夢見ること。父親への反撥。自分の将来に対する言葉にできない葛藤や不安。10代に感じる特有の気持ちに共感でき、自分の夢を改めて考えることが出来る作品です。
子供の成長に必要なのは、その子の理解者と、壁ですね。
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