遠い空の向こうに

ALLTIME BEST

劇場公開日:

解説

米ソ冷戦時代のアメリカ、コールウッド。ここに生まれた男は誰もが将来炭坑夫になると約束されたこの町で、高校生ホーマーは自分の将来に不安を感じていた。そんな1957年10月4日。ホーマーは星空を美しい軌跡を描いて飛んでいくソ連の人工衛星スプートニクを見る。宇宙の夢に魅せられたホーマーは悪友たちと「ロケット・ボーイズ」を結成、ロケット製作に夢中になるが、父はそんなホーマーを理解できず、二人は衝突する。

1999年製作/108分/アメリカ
原題または英題:October Sky
配給:UIP
劇場公開日:2000年2月26日

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写真:AFLO

映画レビュー

4.5炭鉱夫の息子は夢を見る

2020年11月21日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

何故、鉱夫の息子は父を逆らい、自分の夢を描こうとするのか。ただ、炭鉱が嫌なだけ? 純粋な気持ちで夢を追っているのでは無く、夢に逃げたい、ただそれだけ? って思ってしまうところですが、まあ、それが原動力であっても良いのかも知れません。苦手な筈の数学に挑み、自分の無実を説明しきったのは流石です。それほど「好きであること」が力であるのか、思い知らされたような気がします。しかし、それまで家庭を守ってきた父親の心情を責めたくはないものです。

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猿田猿太郎

4.0夢への執着が立派

2024年8月26日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

いかに逆境とはいえ、夢をかなえる青年たちは羨ましくもあり、そこまで情熱をかけて一生の夢を追ったこともなく。自分の人生と比較して残念な気持ちになってしまう。作品は素晴らしいけど、そういう負い目みたいなムードが離れない。打ちのめされた感じがぬぐえない。
頑固な父と現状を打開したい息子、夢がロケットというのが符合する。成功物語でよかった。クリス・クーパーって、こういう役やらせたら本当に似合う。名バイプレイヤーだなあ。

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Bluetom2020

3.0 元NASA技術者のホーマー・ヒッカム・Jrの回顧録『Rocket...

2024年2月8日
PCから投稿

 元NASA技術者のホーマー・ヒッカム・Jrの回顧録『Rocket Boys (後にOctober Skyに改題)』を映画化したドラマ映画。

 これは夢にあふれた純真な青春映画で無害でもあることから、世間で高評価なのは理解できる。確かに、炭鉱夫になる未来しかない町で、特殊才能のきらめきを見せつけ、人生を切り開く主人公には称賛しかない。ただ映画では綺麗な側面しか描かれていないため、自分には今後心に残り続けるような映画にはならないと思う。この時代は混迷した時代であり、ヒッカムのキャリアをみても恐らく闇の部分もあると思われるが、そこは綺麗に省略されてしまっている。

 ヒッカムのその後を記載しておく。1960年バージニア工科大学入学・士官候補生隊に入隊。学位(理学士)取得し、1964年に卒業。アメリカ陸軍に入隊し、6年後の1970年に大尉で除隊。1971年から1978年までアメリカ陸軍航空ミサイル司令部にエンジニアとして所属。1981年から1998年までNASAのエンジニアとして活躍。1998年に『Rocket Boys』を出版。

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疲れたおじさん

4.0最後はウルっと😢

2023年11月13日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

幸せ

グランツーリスモと同じく
好きな物を努力し続け夢がかなう
そこに、父親との葛藤や進学の問題
ちょっとのロマンス

鉄板だけど、良いものは良い。

ジェイクギレンホール
若いねぇ

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seiyo

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