ボーン・コレクターのレビュー・感想・評価
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【デンゼル・ワシントン版安楽椅子探偵物語】
ー 全身麻痺の科学捜査官(デンゼル・ワシントン)と若手女性刑事ドナヒー(アンジェリーナ・ジョリー)が猟奇殺人事件に挑むサイコスリラー
■科学捜査官のリンカーン・ライム(デンゼル・ワシントン)は、4年前の事故で全身麻痺となり、以来寝たきりの生活を送っていた。
ある日、パトロール警官のアメリアが無惨な変死体を発見。
捜査協力を求められたライムは、アメリアを助手に任命し、二人三脚で事件の解決に乗り出す。
◆感想<Caution! 内容に触れています。>
・油の乗り切っていたデンゼル・ワシントンを全身麻痺の状態だが、冴え渡る頭脳を持つ科学捜査官として登場させる設定が面白い。
・更に、彼の手先となる若手女性刑事ドナヒーを演じるアンジェリーナ・ジョリーとの結束感が見所である。
<お惜しむらくは、猟奇殺人犯の犯行動機や、小物振りが少し残念であったかな・・。>
浅いっちゃ浅いような無難サスペンス
犯人、動機それだけ?感が否めず。。
復讐はいいとして、
もともと普通の人があそこまで関係ない人たちを残虐に殺せないのでは、、
シリアルキラーものはやっぱり
レクター博士やセブンのような
「頭脳明晰な精神異常者」を期待しちゃいますね!
デンゼルワシントンが物知りすぎて
トントン拍子に被害者が見つかったからよかったけど、
時間ない割にヒント結構難しい気が、、笑
初回は良いけど、2回目は観ないだろう、と思います
デンゼル・ワシントン、肩から上だけの名演技
何気なく見た映画ですが、わりと面白かったです。
『羊たちの沈黙』のレクター博士に比べると、殺人犯のキャラは影が薄いし、『セブン』ほど、恐ろしい結末が待ち受けているわけではないけれど、良質なサイコサスペンス。しばらく経ったら、また見たくなる映画かもしれません。
指1本と、両肩より上、脳は正常だけど、身体は寝たきり状態という、元刑事のライムの活躍が見どころですが、さすが、デンゼル・ワシントンという感じがしました。頭のキレの良さ、冷静沈着な判断、深い洞察力、最後まで引っ張ってくれました。今から20年ぐらい前の作品なので、デンゼル・ワシントンも若くてかっこいいです。
「僕の本とコンピューターを嫌ってるが鼻は効く」など、生きることに絶望して安楽死を希望しているわりには、ジョーク混じりのライムのトークもよかったです。
アンジェリーナ・ジョリーの作品はたくさん見ているわけではないけれど、警官のアンジー、なんか新鮮。でも、帽子も重そうだし、作業服も警官のユニフォームもだぶっとしていて、着こなせてなかったですよね〜。笑
今はスマホですぐに動画が送信できる時代なので、ライムが使用していたモニター(パソコン)はすでに旧い感じがしましたが、当時は先端をいくものだったでしょう。
ライムを世話していたセルマがあっさりと死んでしまったのは、ちょっと残念。でも、ラストではライムは、車椅子に乗っており、病気の改善が期待されるような終わり方で、いい感じにおさまっており、これはこれでよかったかなと思ったりしました。
いろいろ惜しい
そこそこ楽しい捜査映画。
だけど、もう少しいろいろ犯人との攻防とか、伏線とかいろいろあっても良かったのでは。
あの、女性医師?は結局死んでしまったのか気になるところ。
有りがちな凡作でした
有りがちな凡作でした。 残念ながら、 連続猟奇殺人事件のはなしに面白いものはありませんが、 これも例外ではありませんでした。 そもそも常識的に考えて、 連続猟奇殺人を実行する合理的理由など絶対に存在しないのですから、 何らかの [精神的に異常な犯人] を用意するしかありません。 よって、 例外なく退屈な話になってしまうのでしょう。 私は今後、 猟奇殺人事件のはなしをみないように気をつけます。
この映画のストーリーの不自然さも感じました。 もちろん [連続猟奇殺人を実行する] という事自体が不自然極まりないのですが、 それいがいにも矛盾だらけでした。 [証拠を保存するために したいの手首を切り落とせ] という、 現在の科学捜査ではありえない業務命令を部下の警官に出します。 全く意味不明です。 現代の科学捜査を否定したいのであれば、 その理由を映画の中で説明するべきですが、 その説明責任を果たしていません。 このような不自然なないようが数多く存在します。 犯人の軽薄な犯罪同機 (優秀な警察が犯人の証拠のねつ造を暴いたことに対する逆恨み) も含め、 納得できないストーリーでした。
うん、面白い(°▽°)
前にも1度見たのでだいたいの流れは分かっていたものの、久しぶりに観たくなってDVDでレンタルしてみた。
次々起きる殺人の手掛かりを分析して追っていく過程は雰囲気もあって面白い。
殺害した現場に次の犯行のヒントを残し、警察を試すやり方からさぞ根深いものがあるんだろうと犯人の正体や動機を期待してしまうけど、なんかチョット『あれれ?』な感じがしたかな。
途中までの流れが面白いだけにもう少し緊迫した最後にして欲しかったなぁ…(゜_゜)
強いけど強すぎない若いアンジェリーナ・ジョリーがステキです(〃ω〃)
面白かった
まだ初々しいアンジョリが可愛らしかった。デンゼルワシントンが体動かないのに、非常にタフで勇敢なところがかっこよかった。古いニューヨークの地下が非常に魅力的だった。
随分久しぶりに見たのだが、ダサいカットがたくさんあって驚いた。当時は最先端の表現だったのかもしれないのだが、『羊たちの沈黙』ほど評価が高くないのはそこに大きな原因があるのではないだろうか。また、クライマックスで人が簡単に死にすぎるのも安っぽいし、身近な人が犯人なのも抑制が効いてない感じがした。
そうは言ってもとても面白かった。
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