「5人姉妹少女期の誰にも触れられない、理解さえ許されないような繊細な輝くの瞬間 脆く儚く美しい幻想を映画に定着。この時代を象徴する豪華キャストも見もの。」ヴァージン・スーサイズ ITOYAさんの映画レビュー(感想・評価)
5人姉妹少女期の誰にも触れられない、理解さえ許されないような繊細な輝くの瞬間 脆く儚く美しい幻想を映画に定着。この時代を象徴する豪華キャストも見もの。
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1970年代のアメリカ中西部の町。
リズボン家の5人姉妹は、17歳から13歳まで、全員年子の美人姉妹だった。
ヘビトンボが飛ぶ6月、そんな5人姉妹の末妹セシリアが、浴室で自殺未遂騒動を引き起こす。
数日後、精神科医のアドバイスで一家は近所の子どもたちを招いてホームパーティを開くが、彼女はその場で投身自殺を遂げてしまう…。
5人姉妹少女期の誰にも触れられない、理解さえ許されないような繊細に輝く瞬間。
脆く儚く美しい幻想を映画に定着させた作品。
女性による監督・脚本作品であることが重要で、男性によることとは大きく意味が異なる。
しかし、映画は思春期の少年の目線から語られるため、少女たちが本当に何を思っていたのかが全くわからない。
少年たちの妄想は膨らむばかり。
少年たちがいかにも子供じみて幼いことか。
一瞬挿入される、車で脱走した少年少女たちのシーンが実に楽しそうで切ない。
この時代を象徴する豪華キャストも見ものです。
ワン・シーンだけの出演も少ない無いですが、名前を並べるだけで嬉しくなってしまう。
ジェームズ・ウッズ
キャスリーン・ターナー
キルスティン・ダンスト
A・J・クック
ジョシュ・ハートネット(「トラップ」で観たばかり)
ヘイデン・クリステンセン(「スターウォーズ!」)
スコット・グレン
ダニー・デヴィート
マイケル・パレ
・・・
今回の鑑賞で個人的に驚いたのがA・J・クックです!!
「クリミナル・マインド FBI行動分析課」レギュラー、ジェニファー・"JJ"・ジャロウ役だった彼女が、16歳の次女メアリー役で出演していました!
観ても全くわかりませんでした。
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