「ポランスキーらしい趣味の映画」ナインスゲート Gustav (グスタフ)さんの映画レビュー(感想・評価)
ポランスキーらしい趣味の映画
古書マニアの富豪に依頼されて、世界に3冊しかない魔術書の謎を追跡するジョニー・デップの恐怖体験を描いた、相変わらず趣味に固執するロマン・ポランスキーの私的映画。主演デップとポランスキーの世界が最良には溶け合っていない。デップに付きまとう女性の存在がミステリアスで興味を引くが、結論から言えば楽屋落ちに終わった物語。この作品にはポランスキーの才能を感じることはなかった。
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