「ボクシング映画じゃなかった」ザ・ハリケーン 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
ボクシング映画じゃなかった
クリックして本文を読む
ボクシング映画かと思ったら冤罪など司法がテーマの映画だった。男の子が刑務所を訪ねて行くと、面会室の一番奥に無言でデンゼルワシントンが座っている、それが無言でありながら一目で分かる存在感が圧倒的でゾクゾクした。
トレーニング施設があるからかな、ムショ暮らしで体がタルタルになるかと思ったら全然ムキムキだった。アメリカの刑務所は日本よりはずっとマシな感じがするが、それでも不自由は不自由で辛そうだった。絶対に法律違反はやめたいし、有力者ににらまれるのも避けたいと思った。そして勉強は大事だ。
デンゼルワシントンが、助けてくれた人たちに「自分なら同じようにできるかと言えば無理だ」と言っていたのがとても正直で印象的だった。
コメントする