「即興演奏のJazzとトム・リプリー」リプリー どん・Giovanniさんの映画レビュー(感想・評価)
即興演奏のJazzとトム・リプリー
ディッキー・グリーンリーフ(ジュード・ロウ)が殺されるまでの間、ちょっと退屈に感じました。アラン・ドロン主演の『太陽がいっぱい』は未視聴だったので、まさかの驚きの展開の後、せっかくのローマの景色をゆっくり見る余裕がないほど 話に夢中になってしまいました。ただし、広い世界なのに偶然に会いすぎてる感じが玉に瑕でした。
『太陽がいっぱい』の視聴後に両方のレビューを同時にすることにしました。
二つの作品は、トム・リプリーの描き方も結末も違っていました。マッド・デイモンが扮するリプリーがホモであることが前面に出ていて、彼の心の中というか氣持ちがわかりやすく描かれていました。犯罪者視点の作品としては成功していると思います。
即興演奏のジャズと上手く掛け合わせているのも上手いと思いました。
グウィネス・パルトロウとケイト・ブランシェットの演技も素晴らしかったです。
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