「ホワイトロータス?」リプリー 蜷川吝塀さんの映画レビュー(感想・評価)
ホワイトロータス?
数回に分けて観ました。
1950年代アメリカの物語で、さえない青年が主人公。白人の青年が化粧室で仕事している姿に多少違和感を感じましたが、物語の主軸はニューヨークではなく、イタリアです。彼がイタリアでプレイボーイ風の青年と出会う事から、ストーリーが進展します。
この辺りからサスペンス要素が加わり、観ながらTVシリーズの“White Lotus”を感じずにはいられませんでした(笑)
本作のギリギリ感、スリリングな駆け引きはなかなか面白かったですが、途中集中力が途切れて退屈さを感じてしまいました。
その後、クライマックスまでエキサイトが続き「これで終わりかい!?」でエンドロールを迎えました。
賛否ある終わり方だと思います。私好みの終わり方ではありませんでしたが、ラストシーンのその後をイメージするのは容易いので、本作に関しては嫌いではありません。
同性愛を連想させる描写が多く、革新的な一面もある多彩なサスペンス映画です。マット・デイモンやジュード・ロウが好きなら是非ご覧ください!グウィネス・パルトロウも素敵ですよ💓
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