「怖い男」リプリー プライアさんの映画レビュー(感想・評価)
怖い男
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マットが、大富豪から依頼を受けてイタリアに行く。
それは放蕩息子リッキーを連れ戻せという依頼だった。
リッキーは遊び人だったが、地味なマットにとっては魅力的だった。
そして金持ちのバカンスをしばし共に過ごすうちに、好意を抱く。
しかしお前といてもつまらんと言われ、逆上して殺す。
その恋人には、しばらく帰らないらしいとウソの伝言をしてごまかす。
そして自分がリッキーになりすまし、豊かな生活を送る。
色々怪しんだリッキーの友人が訪れるが、バレそうになり殺す。
それを捜査しに来た警察の目も何とかごまかす。
しかしバレそうになり、遺書を書いて姿を消す。
やがてリッキーの恋人らのところにマットとして現れる。
しかしリッキーの指輪を持っていたことで疑惑を抱かれる。
そのことはリッキーの父親にも報告されるが、
父は疑いつつも、見逃してくれる形となった。
その頃はリッキーの恋人の恋人の男と親しくなる。
しかしこの男にも疑惑を持たれかけ、殺してしまう。
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善人の地味な青年がふとしたことで過ちを犯し、
それをごまかすために罪を重ねて行くという話。
一人二役をしながら次々にピンチを乗り切っていき、
結局最後まで逮捕されずに終わる。
しかし何人殺すねん、ホンマに怖いね。
でもどうしてもこういう話は犯人目線で見てしまう。