「普通に楽しい」主人公は僕だった プライアさんの映画レビュー(感想・評価)
普通に楽しい
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ある几帳面な税理士がいたが、ある日から自分の行動を監視され始めた。
頭の中で不思議な声で、自分の行動にナレーションが入るのだった。
そしてある日のナレーションが「この行動が数日後に彼の命を奪うのだった」。
税理士は偶然TVである女流作家のインタビューを聞き、
その声がいつものナレーションの声である事に気付く。
そしてその作家の居所を税務の書類から見つけて訪問する。
作家は執筆中のの主人公のイメージ通りの男の訪問に驚く。
そして下書きを見せるが、その主人公はやはり死ぬ事になっていた。
これまでの経緯からして、それは税理士が本当に死ぬ事を意味する。
しかしその作品は最高の出来だったので、税理士は死を覚悟した。
しかし作家はストーリーを曲げてくれて、生存。ハッピーエンド。
作家は悲劇専門なのでこれの作品で全て主人公を殺しており、
何とひどいことをして来たのだろうと反省したのだった。
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まあ文学の名作を世に出す事が大切なのか、
それともしがない一人の人間の命が大切かって事やね。
難しい所なんやろうけど、映画としては当然前者になるわな。
主人公が石原良純に似てると嫁が言ってた(場)