俺たちフィギュアスケーターのレビュー・感想・評価
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コメディ映画の傑作の一つ
久しぶりに、映画(映像)で大笑いした。
いつ以来だろう?
キャメロン・ディアスとベン・ステイラ-の『メリ-に首ったけ』を観たときも大笑いしたっけ。
10年振りか・・・。
アメリカのコメディ映画のすごさをまざまざと感じさせられた。日本ではこの映画は撮れない。日本は、コメディは=(イコ-ル)「お笑い」だと思っている人達が多い。で、(そういう人達は)「お笑い」は低俗なものだと偏見のフィルタ-で見ている。(無秩序な)自由を謳歌してしまった日本人は、コメディというドラマを成立させられないでいる。
以前は、森繁がいた。伴淳がいた。フランキ-堺が、三木のり平が、・・・渥美清、財津一郎、谷啓・・・そうそうたるコメディ俳優がいて、ストレンジな人間の機微を(体当たりの芝居で)見せてくれていた。
アメリカは、チャップリン、バスタ-・キ-トンの当時から、サタデ-・ナイト・ライブをはさみながら、現在に至るまで脈々とコメディの精神がたゆまず引き継がれている。ウィル・フェレルもSNLに出ていた一人だが、まだ彼は40歳を過ぎた位なのにもかかわらず、大きな地位と名誉を獲得している。
(米国の)伝統がなせる業なのか、・・・このジャンルに関しては、日本も負けて欲しくないと思いつつ、(過剰な)人権擁護による孤立社会を生み出している日本には、もう無理なのだろうかと(半ば諦めつつ)、笑いのあとにくる、空虚な一時を味わいながら、この作品のレビュ-を終了します。
忘れられない・・・
公開からずいぶん経っているのにすみません。
桜満開のこの時期になってなお、今年、この映画以上に楽しめた作品には出会っていません。
タダひたすらにおバカな映画、何も考えずに笑いたい方、おすすめです。
清く正しいバカ映画
徹頭徹尾、バカ!
だがしかし、バカと言っても悪い意味ではない。この映画のスタッフとキャストは、観客に喜んでもらえるよう、バカバカしいことを真剣に追求しているからだ。その姿勢が素晴らしいじゃないか。つまり、清く正しいバカ映画なのである。
だがしかし、バカバカしいだけで終わらせず、ちょっとホロリとさせるようなエピソードを交えつつ、物語の緩急をつけてるあたりが実は見事なので、劇場で見逃した人は、その不幸を嘆きつつも、必ずDVDを借りるか、買う事をオススメする!!
傑作!2人の過去作品も観たくなる
お下劣ネタが多いバカ映画だけど、アメリカンジョークが嫌いな人でも爆笑できる傑作コメディなんじゃないだろうか。
日本でもおなじみの顔になってきたウィル・フェレルが、必要以上に気持ち悪い髪型と裸体を見せてくれてるのもおかしさ倍増!!
でも本気で食欲失せるほど気持ち悪いので要注意!
実はフェレルより気になる存在だったのがマッケルロイ役のジョン・ヘダー。往年の聖子ちゃんカット(金髪版)みたいな髪型なのに“美青年”で通ってるし、好きな女の子との初デートで真冬なのにカキ氷を食べちゃったり(もちろん唇はムラサキ色)、キモさ200%の純情男っぷりは笑いすぎて涙が出た。
ところがラストは不思議とじんわり感動してしまう。
友達に勧めたくなる1作だな。家族には絶対勧められないけど。。。
この2人、以前はどんなバカ映画に出てたんだろう? と過去作品も観たくなった。
「シリーズ化」希望。
この作品、本国で公開された当時すごい人気だったようで^^;
毎週、某映画情報番組のTOPを独走していたのを思い出します。
もう!公開されたら絶対観るぞ~♪の勢いでずっと待ってました。
基本的にすんごくおバカな作品です。でも観てみてビックリ!
観せ方次第で、十分A級作品になれる出来栄えなのです。
それをみんなで一生懸命B級以下に押し下げているのが笑える!!
主役のW・フェレル&J・ヘダーはもちろん、メダリスト達までが^^;
しかもその笑いが救いようのないエロ?ゲロ?でないがために(爆)
観客は…あるいはしんみりと友情に浸ることさえ出来ちゃうのだ。
ウィルの持ち味というか、苦渋顔で?ストンと落とすオチのつけ方、
さらにギリギリのところで上限をわきまえ(爆)行き過ぎないところ。
私は案外好きなので(どちらかといえばJ・キャリーなどがニガテ)
彼の場合、出方によっては品のある紳士役も出来たりするんですが、
ただ、顔はもちろん好き好きが分かれるところなんですよねぇ…^^;
で、もう一人のジョンの方は…全然知らなかったのです。だって…
「バス男」観てないしー(爆)
昔のアイドル崩れみたいな顔してますね、ナヨナヨ系の色白くん。
これがまた良くハマっています。マッケルロイ。って顔だもんなぁー^^;
内容は超単純なんで(爆)説明の必要もないくらいなんですが、
あらゆる小ネタ(っていうか実名でいいの!?と怖くもなるけど)
満載、向かうトコロ敵なし状態で、ど真ん中狙ってきてますね。
本当のお笑いとは、こんなえげつなさやどうしようもなさの裏に、
情に訴えるものがあったりするんだから不思議です。
突き落として終わらせず、ちゃんと拾い上げて決着をつける。
スケート界を破門された彼らが辿った道のりが、陽の目を見る。
それだけでも嬉しくなってしまうものです!観客としては(^-^)
彼らの未公開作品をすべて観たくなりました(爆)
おそらく、このノリでやってるはずです(^^ゞ
エンディングも素晴らしいですよ~なぜかオリジナル曲だし。
(シリーズ化して流行らせればいいのに。もちろん内輪で。^m^)
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