「フロド捉われる!ヘルム渓谷の攻防戦!」ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔 ratienさんの映画レビュー(感想・評価)
フロド捉われる!ヘルム渓谷の攻防戦!
最初から、三部作ということで、一気に撮影をしたんですから、このロード・オブ・ザ・リングは3本で一作と思ってます。約12時間で1本の映画、ひぇ~~。
映画公開時、見に行ったなかでは、この2作目が一番好きでした。1作目が期待程じゃなかったので、自然に見たら想像以上だったということかもしれませんが、この作品ほど3作目に対する期待が大きかったものもありません。本当に1年後が待ち遠しかったです。宇宙モノや、近未来モノ、海賊モノなど三部作が決まって、中途半端な終わり方(ストーリーの途中・次回を見なければ解決できないような)をしたものよりも、続きが気になり見たいと思った覚えがあります。
そして、期待以上に楽しませてもらいました。
相変わらず、目をくぎ付けにする壮大な風景の数々。
美しく雄大な景色をバックに走り続けるアルゴルン、レゴラス、ギムリの姿に、頑張れって応援してました。
ヘルム渓谷もミニチュアとは思えないような精巧なつくりから来るリアル感に感動しました。
それに、今回は新登場のキャラもたくさん登場して、ドラマ性もアップしてるんじゃないでしょうか。
特にゴラムなんて、気味悪いったらありゃしない。
エントののんびりした感じもなかなか良かったです。最後は、大活躍なんだけどね。
そして、何より印象的なのは、ド派手な戦闘シーン。手に汗握るとはこのことか!
圧倒的なピンチから、起死回生するヘルム渓谷の籠城戦なんて、ホンッとスゴい。これが20年以上前の作品なんてビックリです。
エントが大活躍のアイゼンガルドの闘いも大迫力でした。
このド派手な映像陣の合間に盛り込まれたフロドとサムの、苦痛の旅も見応えありました。
やっぱり何度見ても面白い。