「政治に翻弄された乙女の一生」ジャンヌ・ダルク ニョロさんの映画レビュー(感想・評価)
政治に翻弄された乙女の一生
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自分の村を焼き払われた経験と元々が敬虔なクリスチャんだったジャンヌは,神のお告げを聞く。田舎の農夫の娘,字も読めない彼女をここまで動かしたのはなんだったのか。神が言ってるから大丈夫。私についてきなさいと、負け続けていたフランスは彼女に導かれ,オルレアンを取り戻す。最初にバカにしていた戦士達も彼女の迫力と熱意にどんどん感化され、ジャンヌは英雄になって行った。そして、念願のシャルル7世をランスで戴冠させるのだ。
ここから,ジャンヌは本当にかわいそうなのだ。王になってからはジャンヌの戦いを余計なことと考え、人質になったジャンヌを助けもしない。自分の信念に従って処刑されてしまう。この強さはなんなのか、宗教を持たない日本人の私には想像もできないことだった。
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