「聖女ジャンヌ・ダルクの葛藤」ジャンヌ・ダルク だいすけさんの映画レビュー(感想・評価)
聖女ジャンヌ・ダルクの葛藤
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15世紀のフランス。長く続く戦争状態の中、「神の啓示」を受けた少女ジャンヌがフランスを勝利へ導き、そして、魔女裁判に掛けられるまでの生涯を描いた作品です。
この作品の後「バイオハザード」で一躍有名になったミラ・ジョヴォビッチが、聖女ジャンヌを鬼気迫る迫力で演じきっています。
自らの信じる道を突き進んだジャンヌ。その純粋さと思い込みの強さ故に、周囲の権力者達に利用され、魔女裁判に掛けられ、そして、自分のやって来たことは正しいことだったのか?自問自答を繰り返します。
物語前半のリアルに描かれた戦争の場面から一転して、後半は「人間ジャンヌ・ダルク」に焦点を当てる構成が見事です。
ジャンヌの良心を演じるダスティン・ホフマンの演技も素晴らしいですね。
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