海の上のピアニストのレビュー・感想・評価
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陸に住む私たち
この上ない現代へのアンチテーゼ。
海の上でしか生きられないピアニストは、現代社会を俯瞰することができた。
限りないビルの高さ、限りない道の本数、限りない金、限りない女、そして限りない戦場。
すべて海の上から音楽を通して、見てしまったのだろう。
そうなったら怖くて陸には降りれない。この映画のピアニストのようにすべてを見てしまったら。。
ピアニストの親友の船酔いの後遺症の残った揺れる目は、現代の私たちの目と同じだ。
限りない選択肢に将来を迷う目、限りない欲望に惑わされる目。
それに対して、ピアニストの目はただ一点を見つめる。
迷わない。人生はピアノだ。
陸に暮らす私もただ一点を見つめていたい。何事にも惑わされず限りある鍵盤の上で無限に生きたい。
限りない鍵盤の上で惑わされて生きるのは嫌だ。
そんな声が爆発する船から聞こえた。
ナィンティーンハンドレット!
この映画の中で過去(思い出)はドキュメンタリー、現在(船爆破)はファンタジーだという印象で鑑賞していました。
主人公の天才ピアニストっぷりが凄い。
ピアノと共に生きた人生…友情、怒り、喜び、恋愛が、どれも印象深く描かれている。
そして船の上でしか生きることが出来ないという現実離れした設定…。ただ、その事が、よりこの映画を切なく素晴らしい作品にしていると思います。
忘れられない映画です。
言葉
意外と言葉でのストーリー説明が多かったかも。
映像や仕草で読み取るってゆーよりは、
セリフで感情を伝えていたと思う。
船爆破前に再会した時に
すごい説明セリフだな〜…とは思ってしまった。
名言風?ってゆーか。
悟ったようなセリフをいっぱい言う。
これは好みの問題だと思うからいいんだけど!
私はちょっとクドいなって思っちゃった!
大人になってからの1900、少し目がこわいし…笑
なんか幼少期の頃はそんな不思議雰囲気出てなかったから、大人になってちょっと不気味だった。
演奏シーンは良かったなー
ジャズいいなー!
味わい深い作品
映画!!って感じの映画でした。
嵐の中、揺れる船でワルツを舞い踊るような演奏は音楽を心の底から楽しんでるんだなっていうのが伝わってきました。
語り手がいて回想を追っていく構成も私好みで良かったです。
一人のピアニストの人生が凝縮された、とっても素晴らしい一品でした。
演奏シーンが素晴らしいです。ピアニストも聞いている人もみな楽しんで...
演奏シーンが素晴らしいです。ピアニストも聞いている人もみな楽しんでる雰囲気が良かったです。
良かったんだけど、最後の会話と終わり方が納得いかなくて…すっきりしません。
ピアノはキングオブ楽器
最後の会話で腕のジョークが絶対いらない
なんか、冷めちゃいました(´・_・`)
でもふと思ったけど
コーンの妄想の話に思えてくる
最後の1900の格好といい。。。
ピアノの上手い幽霊の話に思えてきた
ある男の物語
映画評価:85点
語りから始まり、過去を振り返っていくという進行形式でした
最初からドっとストーリーに集中してしまい、最後まで息つく間もなく感動しっぱなしでした
だからクライマックスでは、目に涙をためてしまいました
映画の中に流れてくるメロディ♪もとても美しく、心を動かされます
是非、観てください
感動しました。いまでも印象に残ってます
人生とは何か?
船の上でしか生きていないからこそわかるという
斬新な価値観にもかかわらず共感できたことが
凄いと思います。
普通なら浮世離れした映画になるところを
うまく描いてます。
名作の仲間入り
ちょっと前から気になっていたから借りて見てみました。
すごく感動しました。
衝撃のラストシーンは泣けますね。
ピアノを引くシーンがたくさんあったけれども、どれも、良かったです。
「半生を描いた」と書いてあったので実話?
天才ピアニストを演じたティム・ロスも、最高でした。
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