セブンのレビュー・感想・評価
全182件中、1~20件目を表示
観たあと考察サイトを徘徊せずにいられなくなる
夜中にひとりで観賞。
この観賞後の「なんともいえない思い」の正体を掴むため、ネットを徘徊し考察サイトやレビューを読み漁る日々が続いた。
伏線や俳優の表情など、ほんとよく出来てる。
ブラビの表情が頭から離れない。。。
ラストについていろんな解釈があるようだが、願わくば少しでも救われる解釈の方であってほしい。
傑作です。
実際どのくらい引き金を引くのにどのくらいの重圧があるのか想像すらし...
映画を観た当時から続く喧々諤々
デビッド・フィンチャー監督を昔は嫌いだった👎
「エイリアン3」は宗教臭くて説教臭くてどうにも馴染めなかったし「ゲーム」は早い話、金を掛けたドッキリ企画の映画だったので正直言うなら面白さを感じなかったのよ😑(ザックリな説明で申し訳無いが)
で、本作「セブン」は当時の彼女と映画館で観てきたのよね😅
帰る道中そして帰ってからも映画の内容で彼女と3時間くらい大喧嘩🗯️🗯️🗯️
二人の論点はラストシーンにあった😶
この映画は復讐を肯定している、と🥸
マ王のこの意見に彼女は真っ向から対立、以降二人の間でデビッド・フィンチャー監督の話は禁忌になった程である🌀
例えば自分の子供に「セブン」を観せてラストシーンの事を聞かれた時に親としてどう答えるべきか悩む😤
恋人や肉親が目の前で惨殺されれば自分は確かに加害者を殺したいが、果たして殺された恋人や肉親も同じ事を望んでいるのだろうか?
当時の彼女も明確な返答をぼやかして映画全体の評価を盾にした論戦を繰り広げてきたが、マ王は映画の評価をする以前にこの手の映画を何の指定も無しに(昔はR指定が付いて無かった)世に放つ恐ろしさを解ってほしかったんだが🤔
マ王の映倫に対する疑問はこの映画から始まってる💨
さて、マ王も何度か観直してるウチに作品としての評価が出来るようになり、星3つよりも少し上で着地しているが依然としてラストは眉を顰めてしまう😟
昔をフラッシュバックしてしまう映画になってしまった⤵️
デビッド・フィンチャー監督の映画には少しの毒が含まれている🤢
慣れれば煙草のように気楽に飲めるけど確実に傷が付いていく感じがするのよ(蛇足としてマ王はチェーンスモーカーだったけど禁煙に成功している)
健康に気を使うならデビッド・フィンチャーの作品はオススメしたくない💦
でもマ王も「ファイト・クラブ」で彼の魔手に堕ちた(要は面白かった)
本作は確かに映画として切り離せばマ王的には合格なんだけど、今も1800円程度でスクリーンから放たれる毒が存在しているのを観客は忘れてはならないと思う😬
更には進行形でオンデマンドという媒体が存在し、ネット空間では気軽にかつ簡単にモラルを刺激する映像へのアクセスが可能になってる😔
劇薬が身近にある世界に我々は生きている☠️
何も映像だけが毒ではないが、そういう意味では「セブン」という作品は教材的ポジションなのかもしれないわ🫤
映画館での鑑賞オススメ度★★★★☆(教材として)
所謂、中毒度★★★★☆
復讐肯定度★☆☆☆☆(本当にアカンよ)
解釈が自由で楽しい
初めて劇場に何回も通うくらいどハマりした映画
4Kバージョン IMAXが公開されるから超楽しみ🔥(自分の地域は1月31日公開なので観たらまた感想書き足します🫡)
デビットフィンチャーの初期の衝撃作で斬新な部分が多くてまず殺人事件モノなのに殺人シーンが一切無くて代わりに死体の描写が異常にリアルで(そっち系のヤバい動画や昔そういうビデオとかあって本物のある程度経過してる死体を見た事あるけどまんまですよ!)
それと本編では ずーっと雨が降り続けて居てラストの大罪を告白するあの時だけ晴れていて逆にそれがめちゃくちゃ不気味で(晴れが不気味に感じるとか色々とおかしいです☀️)ラストの箱の中の正体が徐々に分かっていく時の絶望感やブラッドピットが許せないから殺したいけど犯人を殺す事によって犯人が勝つけどどうするん?って部分の展開など衝撃は相当でした!
箱の中を実際見せて無いけどイメージだけのほうが見せるよりエグいし(普通は中を見せますから)当時本当に衝撃的過ぎて1カ月半くらい毎週劇場に通い続けましたね!
後に監督があの箱の中には頭ではなく頭と同じくらいの重さになるように重量物を入れてただけで ラストのあのシーンはかなり撮り直しが行われたそうですよ!
バッドエンディングに慣れて無かったので相当ショックを受けた作品でそのあとフィンチャーを追う事になった作品です! 記憶を無くしてもう一度あの衝撃を味わいたいと本気で思ってますよ🫡
映画として完成している。
スリラー映画の理想形であり刑事モノの一つの完成形
退職直前のベテラン刑事と赴任直後の若手刑事。独身で孤独だがそれを受け入れクールに落ち着きのある男と直情的だが熱意にあふれた足で捜査する男。"静"と"動"が絶妙なバランスで移り変わる展開とプロット。画面も様々な対比で暗く湿った雰囲気がありながら騒がしく人が蠢く街は、捜査するに他ない絶好のビジュアルだ。
10年前ほどに何も考えず見たことがあり今さらながら見直したが、ラストの展開はおぼろげに覚えていながらハラハラしたしスリルがあった。
罪とはなんなのか、殺人犯への断罪に解はあるのか?
一時も飽きることなく観られる映画でありホラーやサスペンス、スリラーとジャンルに括ることのできない、それらを包括した映画の一つの完成形だと思う。
エンドにモヤモヤ
「七」つの大罪。衝撃の結末。
30年近く前の作品だが、これを超えるサイコスリラーは、生まれていない
1995年。
監督:デヴィッド・フィンチャー。
タイトルクレジットがともかく格好良い。
名前の字体、流れていくスピード、捩れていく画面、
全てが斬新。
ラストを見る。
エルドロール。
ジョン・ドゥ
とクレジットされて、
ケビン・スペイシーと出て逆回転して遡っていく。
歌が掛かる。
掠れ声のデヴィッド・ボウイ。
THE HEART'S FILTHY LESSONだそうな。
今そのミュージックテープを聴いた(見た)
アートだ!
ぶっ飛んでる、
ソドムの市、
のイメージしか浮かばない。
「セブン」を超える衝撃のサイコスリラー映画を
まだ私は知らない。
ラスト、
ブラッド・ピットの演じるミルズ刑事。
ジョン・ドゥーの挑発をうける。
七つの大罪の残り二つ
「嫉妬」
そして、ミルズによって完成させる最後のひとつ、
「憤怒」
サマセット刑事(モーガン・フリーマン)は言う、
「なんとかやっていくさ、」
ヘミングウェイは言っている。
「この世界は素晴らしい、闘う価値はある」
「お終いの方の言葉には賛成だ。」
と、サマセットは言う、
ミラー刑事が立ち直れるのか?
衝撃のラスト。
全182件中、1~20件目を表示