劇場公開日 2006年11月18日

「少し前に環境ホルモンって…。」トゥモロー・ワールド うにたん♪さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0少し前に環境ホルモンって…。

2016年4月24日
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泣ける

難しい

あんだけうるさく言ってたのに、もう言ってる声が聞こえない。

その延長からあんな世界が出来上がったと思えば、ある程度納得出来る。

体制側も反政府組織も人を殺すのに躊躇いがないのがリアル。
長いこと荒んだ社会なら当たり前だろう。
赤ちゃん誕生まで散々血が流れるし、体制側の攻撃に曝された廃墟から赤ちゃんの声が響き、キリストの復活の如く畏れ、救いを求めるような人々に悲しさが込み上げた。
でも、一旦銃声が止んだのにそのあとまた、撃ち合ってしまうのはいたたまれなかった…暴力は必ず恨みを残す、理屈がどうであれ…人には未来と希望が必要。

しかしラストに赤ちゃんを保護する組織は大丈夫なのか?とか解らないままで霧に包まれた海と同じでモヤモヤした。

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うにたん♪(DCPにも抜け穴あるんだ)