スワロウテイルのレビュー・感想・評価
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わたしの人生の映画3本のひとつ
何度、観てもカッコいい
バブル崩壊後の重苦しさと 岩井俊二監督の映像
完成形ではない魅力
20年以上経って観るとね
映画が好きです。
スワロウテイルを初めて観た時から約20年。
十代の頃。
初めての感想は、とにかく衝撃。
日本映画っておじさん臭いが当時の印象。
それを覆された。
カッコいい。
ビルと原っぱとスラムとマオフウ。
スワロウテイル以前の岩井作品を漁る。
初見から5〜6年後の感想。
リリィシュシュの頃かな。
篠田昇の映像と独特の編集テンポが
魅了の大きなウェイトだと気づく。
逆光の美しさと手ブレの妙。
右に揺れてると思いきや、
カット変わって下からパンみたいな、
画面がウニウニ動く編集テンポ。
私は好き。
近年の作品にあまり観られないのが淋しい。
そして20年後、鑑賞。
その間、たくさんの素晴らしい作品を観てきました。
見方の幅も広がったと思います。
ストーリー?
気になったよ?
感情の流れ?
気になったよ?
アクションご都合主義?
気になったってば。
でもね、
歪な作品でもね、
誰かの青春になり得るのよ。
でね。
きっとこの作品はね。
当時の少年少女に大きな影響を与えた映画だと思うよ。
今読んでくださっている方。
若い方で、影響受けた作品あるでしょう?
君の名はとか?
そんな感じさ。
90年代の子供はスワロウテイルにやられたのさ。
愛してやってくださいな。
今デジカメでしょ?
撮影。
これフィルムよ?
今、中々出来ないんじゃない?
観てご覧?
光と影の粒子を。
あの光に
憧れたのよ。
今でもスマホの画面越しにね、
探す癖があるよ。
あの光の美しさ。
時代
ただの天才
カオスすぎて分からない
昔観たなぁ。CHARAの歌を未だにカラオケで歌います❣️
完璧に独立した世界観に圧倒される
円が世界で一番強かった時代。
円都と呼ばれる街にやってきた、円盗と呼ばれる外国人らを描いた作品。
完全に独立した完璧な世界観で邦画では類をみない空気感を持った作品に仕上がっていると思う。
初見の感想は邦画版ブレードランナー笑。
だいぶジャンル違いと言われそうだが、それくらい独創的な世界観と感じた。
日本語、英語、中国語、さらにはそれらを混ぜ合わせた独自の言語での会話が連続的に繰り出されるが、理解が難しいわけでもなく、むしろその会話劇の中での役者たちの言葉の使い分けが素晴らしく見入ってしまうほどだった。
内容的にはイェンタウンと名付けられてるだけあってか金に関する話とそれに伴い歌手という夢の実現へと向かうグリコと複雑な感情で彼女を見守るアゲハやグリコの恋人のフェイホンらとの関係性を描いた感じ。
寡黙ながらも頼れる存在のランを演じる渡部篤郎がすごいカッコよかった。
ずっと気になってた岩井俊二監督作品の自分的デビュー作として大成功だと感じた。
自分の中で勝手にあった岩井映画苦手意識が解消されたのでその他作品も観ていきたい笑。
当時見た時は今までの日本の映画にはなかった素晴らしさが詰まっていて...
立派な映画
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