劇場公開日 2023年12月1日

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戦場のピアニストのレビュー・感想・評価

全111件中、101~111件目を表示

4.5圧巻の伴奏

2014年8月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

壮絶…。
"生"をゆっくり、かつ確実に奪われていく主人公の様子を、見事にエイドリアン・ブロディが演じていました。素晴らしい! 心から拍手です。

しかし、こんなSFディザスター映画のような出来事が現実に起こっていたとは…。まさに地獄絵図です。 ユダヤ人に対して慈悲も糞もありません。
こういった映画こそ小中学校の"人権週間"とやらで観るべきだ。自分の行いがドイツ軍のそれと変わらないことに気づき、自ら恐ろしくなるだろう。

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かんだい

4.0泣ける感動作

2014年4月23日
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泣ける

悲しい

怖い

戦争の恐ろしさ、状況によって人間ってどんな人間にでもなると言う恐ろしさ、でも最後は人間の温かみも見えて素晴らしい映画でした。

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0422

2.0なにを伝えたい?

2013年11月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

期待して観た分がっかり。

ひょろひょろピアニストが自分のことしか考えないで周りの人の親切心をフルに使って戦争を生き残る話…家族、仲間、女は?そんなにしてまで一人で生き残りたいか?

死んだ兵隊から銃奪うとかちょっとは自分で身を守れ。

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チヌテ

5.0生き甲斐が自分を苦しめ、そして自分を救う

2013年2月12日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館、DVD/BD

泣ける

悲しい

知的

ユダヤ人ピアニストの第二次大戦中の壮絶な実話を映画化。
2002年カンヌ国際映画祭パルムドール、アカデミー賞3部門(監督・主演男優・脚色)受賞。
劇中の主人公と似た過去を持つロマン・ポランスキー監督渾身の一作。

ナチスドイツによるユダヤ人迫害。
「アンネの日記」「シンドラーのリスト」など多くの映画で描かれているが、人が人にする仕打ちだとは思えない。
ユダヤ人は自由を奪われ、住む場所も限定され、公衆の面前で辱めを受け、人の扱いではない。
ナチスドイツはどんな横暴も許され、平然と命さえ奪う。挙げ句の果てにはホロコーストという名の大量虐殺…。
ヒトラーはユダヤ人を劣等民族と吐き捨てたが、人に優劣を付けるヒトラーこそ劣等感の塊である。
人類の歴史上の汚点であり、大犯罪だ。

ピアニストのシュピルマン。生き甲斐はピアノを弾く事。
収容所行きの列車に乗せられる寸前助けられ、あちこち逃げ隠れしながら生き延びる。生死のサバイバル。
恐怖とピアノを弾きたい思いに駆られ、憔悴し自分を苦しめる事もあった。
しかし、そのピアノが運命を変えた。
絶望的状況下、自分を救う事になったピアノの音色が美しく響く。

シュピルマンのピアノに心打たれ、彼を救ったドイツ人将校ホーゼンフェルト。ナチスドイツは悪であっても一人の人間。人は根本的に善であるという事を信じさせてくれる。

静かに深く胸に染み入る。
久し振りに見たが、やはり素晴らしい映画だった。

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近大

4.0涙が出るトカいう作品でゎないが、、

2012年7月17日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

2010/10/14 00:07

見ていて胸が痛くなってくる。。

自分ならここまでして生き延びようと思うだろうか?何の罪もない人が殺されていくのを目の前で見るなんて…
考えられない。
家族ゎどうなったのかなんて…考えたくもなぃ。
けど、毎日考えてしまう。
人間って本当に恐ろしい…
戦争が終わっても死ぬまで悩まされ続ける。

戦争の詳細あまり知らなかったので…正直なぜ?!
今どっち側の壁にいるんだっけ!?
とか展開についていけない部分が…(笑)

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1度ドイツ兵に間違われ殺されかけた時に「せっかく必死で生き延びたのに悲しい結末だ……ン?ノンフィクションだからここで死ぬわけないか〜(^-^;)」と安心しました(笑)

ホラー映画並みのいきなりの爆音にゎ最近見た中でゎNo.1を誇る映画。(素でビビル)涙が出る感動作というわけでゎない!
けど、戦争を知らない平和な時代の日本に生き、住んでいるからこそ…っていっていいかわからないけど、色々考えさせられるいい作品だった。

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ざっチャン・∀<))★

4.0ハリウッドには真似出来ないリアルな質感

2011年11月23日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

幸せ

「紛れもない本物だ」そう思わせてくれる映画。
原作があるとは言え本からここまでの直接的なリアルさを伝えることは出来ない。
この作品がこれほどまでにリアルな質感を出すことが出来たのは、ポランスキーの実体験に他ならない。 人間の「生」にしがみつく姿を本能的欲求である食欲を通して上手く描いている。また、その生きるための絶対条件を描くことによってさらにこの作品は現実味を帯びてくる。
「ザ・ピアニスト」と言う題で有りながらピアノを演奏するシーンを極限まで少なくすることによってショパンを演奏する名シーンの感動を高めている。
壊滅した街にシュピルマンが一人さまようシーンは、美しく感じてしまうほど印象的だ。
久しぶりにハリウッドには真似出来ないリアルな質感を味わった。

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keita

4.0愛が光る

2011年4月4日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

幸せ

ユダヤ人がナチスによって迫害されていく中で、一人の男が奇跡的に生き延びる物語。

シンドラーのリスト、ワルキューレなど ユダヤのひどい扱いはよく知られている。
そしてこの映画も同じようにその様子で淡々と進んでいくが、途中途中でその男を助けるシーンが出てくる。
ナチスから逃げるか他の人から助けてもらうシーンしかないこの映画では人を助ける人間愛がものすごく光る。
そして主演のエイドリアン・ブロディが、逃げ続けることによって貧弱になっていくシュピルマンを非常に上手く演じていて、より人間愛が光る。
この映画のユダヤ迫害というテーマの裏には、人間愛の素晴らしさがあった。

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トーレス

4.5《芸術》の素晴らしさ

2010年7月14日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

怖い

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Natsuki

5.0長編を感じさせない、満足度200%

2010年2月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館、DVD/BD

興奮

知的

難しい

ナチス支配下の中で難を逃れたピアニストの人生。
実話をもとにしただけに圧巻のストーリー。
衝撃的なシーンの連続と、映画のためにつくられた
街のセットは凄すぎです。

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のーまん

4.5音楽は生きる力を与えてくれる

2009年3月27日
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

ロマン・ポランスキー監督、エイドリアン・ブロディ主演。

第75回アカデミー賞で3部門を受賞した作品です。

1939年、ポーランド、
ワルシャワの放送局で演奏していたユダヤ人ピアニスト、シュビルマンは
ドイツ軍の侵略によって「ゲットー」に送られます。

家族と離れ離れになり、一人で隠れ家に身を隠す日々。
そんな中でシュビルマンの生きる糧は「音楽」でした。

実在する音楽家の自伝を基にした映画です。
ナチスによるユダヤ人虐待を一人の音楽家の目を通して
リアルに描いています。

感動的な作品です。

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だいすけ

4.5音楽が題材の作品ではこれ一番

2008年7月23日

泣ける

悲しい

幸せ

音楽と人の関わりを描いた作品はたくさんありますが、この映画で描かれる二つの関係こそ理想ではないでしょうか。苦しい状況(この主人公の場合、「苦しい」なんてものじゃないですが)に心に流れる昔聞いたことのある旋律。それが支えになって人は「それでも」と前に進む。

芸術とは、これをする為に存在するのだと思います。

アメリカを追放中の身であるポランスキー監督の神気せまる描写と演出がすごいです。でも、それは棘のあるものでなく、人を恍惚とさせるもの。まさしく老獪(ろうかい)ってやつですね。病身の母に、このDVDプレゼントしました。

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あんゆ~る