「ウィレム・デフォーの悪っぷりがたまらない」ストリート・オブ・ファイヤー ふわりさんの映画レビュー(感想・評価)
ウィレム・デフォーの悪っぷりがたまらない
備忘録。
「ロックンロールの寓話。いつかどこかで…」の字幕で始まるオープニング。
テレビ放送で、寓話を「夢物語」と訳されているのを見たことがある…気がする。
プロの方が書かれているとおり、古くささは多少あっても「いつかどこかで」の話だからいいのだ!
DVDで見ているが、公開当時は劇場へ行かなかった。2018年にリバイバル上映されたの知らなかった。くーっ。映画館で見たかった!またやらないかなー。
ストーリーはシンプル。
ヒーローがヒロインを悪から救出する王道話。女性も好きな内容かと思う。
雨のキスシーンも絵になるかっこ良さ。ラブシーンもどぎつくなくていい。
トムはエレンを助けた後また去っていくが、彼女を見守って、きっとまたいつでもどこでも飛んでくる。相思相愛なのにハッピーエンドになりそうでならないこの感じが何とも言えずいい。
女兵士マッコイもかっこいい(エド・ハリスの奥様)
私のウィレム・デフォーの原点は、今作と「プラトーン」だが、今作のワル全開なウィレムが好きだ。最高に悪役が似合ってた。(魚屋さんのような黒いツナギがちょっと笑える。)
サントラも最高。
Tonight is what it means to be youngが「今夜は青春」とはうまい訳。
♪But I don't see any angels in the city~のメロディがとても好き。
このカバーは、大映ドラマ「ヤヌスの鏡」の主題歌で毎週聞いていた。歌うは椎名恵。椎名さんもパワフルな歌声で麻倉未稀とともにカバーの女王だった。
他、Sorcererや I can dream about youなど、CD全般お気に入りです。
そっか、「寓話」なんですよね。
もう10年ほど前ですが、ある映画館で待ってる間に隣のスクリーンから微かに漏れ聞こえてきた「今夜は青春」にも、つい足を踏み鳴らしテンション上げ上げになったことは今でも新鮮な記憶です!!!