「意味があるようで意味がないような歌詞を体験。」ストップ・メイキング・センス idwebさんの映画レビュー(感想・評価)
意味があるようで意味がないような歌詞を体験。
以下ネタバレ
トーキング・ヘッズのファンでもなく、
「ストップ・メイキング・センス」を見たことがなく、
「アメリカン・ユートピア」で
デヴィッド・バーンのパフォーマンスのファンになっただけでしたが、
IMAXレーザー/GTテクノロジーの巨大スクリーンで見るライブは
軽快なリズムが楽しく、
スクリーンを見ながら自然とリズムをとってしまいました。
トーキング・ヘッズの曲を聞き込んだわけでもなく、
「アメリカン・ユートピア」での曲以外は、ほぼ知らない状況でしたが
軽快なリズムが楽しめるライブ体験でした。
「アメリカン・ユートピア」を先に見てしまった誰もが思う、
「アメリカン・ユートピア」のプロトタイプな感じ、
昔からやってる事がぶれていない感じ、
「アメリカン・ユートピア」よりエネルギー満点の
走ってるデヴィッド・バーンの動きを見て
元気だなと思いつつ、
字幕に表示される日本語字幕の歌詞も
意味があるようで意味がないような言葉が続き、
「ストップ・メイキング・センス(意味づけをやめよ)」のタイトル通りの
89分の映像体験でした。
体力が必要そうな
(編集はされているでしょうけど)
デビット・バーン以外のステージパフォーマンス、
唐突に始まるトムトムクラブパート、
コーラス女性がノーブラなのに気付く4Kレストア効果(?)など
89分飽きることのないIMAXレーザー/GTテクノロジーで
「自由」な気分を堪能できた映画でした。
ビッグバンド編成、ノリノリ、コーラス・・とデイヴィッドバーンのパフォーマンスとは、一見融合してないようでそこが面白いですね。この映画は観客側をあまり映していない印象もありました。