「詐欺映画は、この映画が基準になります。」スティング よしさんの映画レビュー(感想・評価)
詐欺映画は、この映画が基準になります。
1930年代のアメリカ。イタリアマフィアに仲間を殺された詐欺師が、先輩の詐欺師と組んで復讐を企む物語。
「明日に向かって撃て」のジョーイ・ロイ・ヒル監督が、改めてポール・ニューマンとロバート・レッドフォードを起用したサスペンスです。
さすがに二人とも格好が良いですね。そこに映るだけで画面に釘付けになります。
設定もストーリー展開も秀逸です。
大物マフィア相手の復讐譚。でも、ストーリー展開はリズミカルで軽快。良く練られた詐欺の仕掛けにも関わらず、凄く分かり易い。そしてクライマックスの素晴らしさ。
気になったのは殺し屋サリーノに係るところ。少し冗長に感じられ、軽快なストーリー展開を阻害してしまったように感じます。
あと、少し長かったかな・・・
それ以外は兎に角素晴らしい映画で、一見の価値がある秀作でした。
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