スティングのレビュー・感想・評価
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詐欺師たちの華麗なる挑戦
Blu-rayで鑑賞(吹替【水曜ロードショー版】)。
言わずと知れた名作を初鑑賞。巷では「地面師たち」が大流行りだが、こちらの本家「詐欺師たち」あってこそだろう。
軽快なタッチで描かれるコンゲームの行方にハラハラ・ドキドキさせられ、主役ふたりのカッコ良さに惚れ惚れした。
CMなどでよく耳にする曲が本作の劇伴と初めて知った。コミカルな作風にマッチした見事なメロディーだと感じた。
伏線が畳み掛けるように回収される衝撃のラストにまんまと騙されたが、後味は痛快である。心地良い余韻に浸れた。
[余談]
柴田恭兵がロバート・レッドフォードの声を担当している吹替版で鑑賞した。とても上手いと思った。「あぶない刑事」のユージが詐欺師になった世界線を観ているように錯覚した。
古き良き
古い映画だと侮ることなかれ 最高にかっこよかった スーツが、背広が...
古い映画だと侮ることなかれ
最高にかっこよかった
スーツが、背広が、ハットの姿が最高にかっこいい
スーツとはこうやって着るもんなんだと改めて気付かされた
ただ着て立っているだけでも美しいのに立ち振舞と所作、何気ない動作まで本当にかっこいい
それだけでも観る価値がある
一人だけでなく全員かっこいい
太ったおっさんですらスーツ姿がかっこいい
惚れ惚れする
もちろんそれだけではない
物語も素晴らしい
どチンピラから大掛かりな詐欺のクライムストーリー
BGM等はほとんどないのだが、役者の演技力、カメラワーク、間のとり方が素晴らし過ぎる
重要なことをさらっとやったり、余計な説明を省き立ち振舞やセリフで人物を表現する演技力
今では見れない表現ばかり
ただそれだけに観ながらも想像力がないと楽しめない作品なのかなと
強いて言うならどチンピラの件がもう少し短かくまとまってたら良かったのに…
とはいえ全体をみれば些細なこと
映画が好きなら絶対に観ておくべき作品
それにしてもポール・ニューマンカッコ良い。
0068 フォーナインス。フッフッフ < フォージャックス!
1974年公開
伏線につぐ伏線。ストーリーは一筋縄ではいかず
最後にドッキリ。
両雄並び立つ映画を2本続けたジョージロイヒル凄い。
今度はポールニューマンがチョビひげ。
レッドフォードに熱くなるな!と忠告。
ヒロインはあのババアなのか?
このジャンルの映画で本作を最初に観た人は
本当に幸せだったと思う。
ちなみにテレビ版吹替の柴田恭兵が見事にハマった。
ようやく吹替の匠で出会えた時は感動した。
そういやチャプターって言葉この映画で知った。
100点
初鑑賞 1977年6月25日 三番街シネマ1
パンフ購入
字幕が情報不足な?
痛快!傑作娯楽作!
何歳の時でも、誰とみても、何回目でも面白い!
1973(日本は1974)年公開のアメリカ映画。
監督ジョージ・ロイ・ヒル、脚本デヴィッド・S・ウォード。
『スティング』は、ぼったくる、という意味もあるらしい。
アカデミー賞10部門にノミネートされ、
作品賞、監督賞、脚本賞、編集賞、美術賞、衣装デザイン賞、編・歌曲賞の7部門で受賞した。
主要キャストは、
伝説の詐欺師ヘンリー・ゴンドーフ:ポール・ニューマン
駆け出し詐欺師ジョニー・フッカー:ロバート・レッドフォード
ギャングの親玉ドイル・ロネガン:ロバート・ショウ
などだ。
『明日に向って撃て!』に続いて、ジョージ・ロイ・ヒルがメガホンをとり、ロバート・レッドフォードとポール・ニューマンがW主演した。
脚本デビューのデヴィッド・S・ウォードは、その後、監督として『メジャーリーグ』シリーズも手掛けたのでコメディに強い人なんだろう。
クライムコメディにカテゴライズされている本作は、
詐欺グループが、仲間を殺した大物ギャングのハナを明かす、という設定。
視覚的な仕掛け(華々しい銃撃戦、カーチェイス、ラブロマンスなど)は余りないのに、幾重にも仕掛けられたトリックに唖然とさせられるストーリー展開のみで
十分に面白い、という稀有な作品だ。
一番のヤマ場はもちろん、最後の大バクチだが、
個人的に一番好きなのは、
ロバート・レッドフォード演じるフッカーが殺し屋に狙われるくだりだ。
初めてみたとき、あのシーンは本当に驚いたし、
もっと言うと、何度見ても面白い。
本作を特徴づける点は、
演者たちがワンチームになっている(ように見えてしまう)ことにあるのではないか、と考える。
特に
ポール・ニューマン(当時48歳)、ロバート・レッドフォード(当時37歳)は、『明日に向って撃て!』に続いての共演だが、プロとして本当に素晴らしい演技をしている。
どちらか一方が出る、引く、という単純なものではなくふたりともが映画の一部にキレイにハマっているのが素晴らしい。
もちろん、脇を固める俳優陣も見事だ。
蛇足だが、
1902年の旧作『ジ・エンターテイナー』をテーマにして時代感を醸し出したのも正解だった。
何歳の時でも、誰とみても、何回目でも、
いつも面白い映画は少ないので☆5.0
みんなでやればこわくない、明るい反骨精神
USJ
USJにスティングの風景がされており、原作が気になり見た。
1930年のシカゴのお話
めちゃくちゃ良かった。
最初から最後まで普通に騙された。
ポール・ニューマンとロバート・レッドフォードがとってもかっこいい。
最後の大芝居よかった。
白スーツのロバート・レッドフォードカッコよかった。
私の大好きな映画トップ5に入りそう。
sting=ちくりと刺す
文句なしに面白い!!
タイトルだけでは内容がわかりにくいのですが
映画全体はいわゆるコンゲーム!
騙し騙されるやり取りの応酬です。
若い人に解りやすい例としては
今年前半にヒットした「コンフィデンスマンJP」みたいに
大掛かりな仕掛けと絶妙の芝居で
ターゲットを罠に嵌めていく〜
そういうめっちゃ面白い脚本を
超カッコいい若かりし頃のロバート・レッドフォードと
最高に渋いポール・ニューマンが仕掛ける映画!!
それも1930年代の男のスーツ姿がおしゃれでカッコ良い時代!
面白くない訳がない!!
絶対、観ましょう!
で、月に8回程映画館に通う中途半端な映画好きとしては
ポール・ニューマンの
いかさまポーカーのシーンがあまりに有名なので
すっかり賭博場の映画だと思ってました(苦笑)
お恥ずかしい〜〜
ポール・ニューマンといえば私的には「タワーリング・インフェルノ」
しかちゃんと観てなかったので
「スティング」が観られたことは本当に良かった。
コンゲームの仕掛けにあたり、キャストの面接シーンがある。
「イギリス紳士専門だ」なんていう
ちょっとした役のオジさんまで、なりきってて面白い!
本当にいい映画って、ちょっとした役の人まで輝いてるんだよね〜
いい映画観られて良かった!
「午前十時の映画祭」ありがとう!!
@お勧めの鑑賞方法は?
こんな教科書的な映画は劇場で見ておきましょう。
いろんな映画に絶対にオマージュされてます。
自分の中で最高の映画です
「惚れてまうやろー!」
音楽良し、脚本良し、役者良しの三拍子揃った傑作
1973年の作品。
スコット・ジョブリン作曲の軽快なテーマ曲「エンターティナー」が有名。
小者の詐欺師=ロバート・レッドフォードが師匠を殺されたことの
復讐として大物詐欺師=ポール・ニューマンの助けを借りて、
ギャングをまんまと出し抜く話。
犯罪コメディ映画である。
やはり脚本が素晴らしい。
そしてこの映画の見所は最後のどんでん返しにある。
とても素敵なラストで心がスカッとする。
それにしても場外馬券場をそっくりそのまま“でっち上げる“
大胆な手口に呆気に取られた。
共犯者は30人以上・・客。窓口係り。電話交換士。
馬券の偽造などなど、とても利益が出るとは思えないが、
ギャングから50万ドル騙し取ったから、みんなに利益を分配
出来るのだろう。
題名の「STING」には「詐欺」という意味と「(蜂などの虫の)一刺し」という
意味がある。
この題名はこの映画の本質を良く表している。
溜飲の下がる楽しい作品。
ロバート・レッドフォードが一点のシミもない明るさと美しさ。
伝統的なハンサムだ。
ポール・ニューマンも大物ぶらず洒落ている。
エンターテイナー‼️
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