「無罪の証明、その難しさ」それでもボクはやってない Arcoさんの映画レビュー(感想・評価)
無罪の証明、その難しさ
有罪の証拠よりも、無罪の証拠を探すほうが難しい。
真実を証明することの難しさや、いかに取り調べと裁判に労力を使うかが、よくわかった。
法廷ドラマは会話劇寄りなので、退屈しがちなイメージだが、むしろ面白くて集中できるものが多い。
この作品もそうで、淡々と進むわりには目が離せなかった。
痴漢と言う犯罪。
実際、男性から「痴漢と間違われないようにこっちのほうが必死だよ」という言葉をとてもよく聞く。
勘違いされても困るし、わざと仕組んで金を巻き上げる女もいるので、男性側のほうが身を守るのに必死だということだ。
特に夏は、肌を露出した女性も増える。
満員電車では手が当たらないように気をつけても、鞄を持つ手は偶然当たってしまったり、体は密着してしまったり。
女性側も、もう少し色々と気をつけるべきだと思う。
もちろん本当に痴漢の場合、痴漢をする人が悪いし、グループで女性を囲んで痴漢するなどの卑劣な犯人らもいるわけだが。
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