サイレントヒルのレビュー・感想・評価
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そこからは、死んでも逃げれない。
ゲームをやっており、これほどまでに怖いゲームの実写版ということで、期待半分で観ましたが出来がよかったです。割とゲームに忠実に作られていますが、知らない人も十分楽しめて怖いサイレントヒルでした。
“サイレン”が鳴った瞬間、CG効果もプラスして恐怖感が非常に見事でした。ざわざわっと一気に闇の世界に変わる瞬間は当人たちは絶望でしかなく、逃げたくても逃げれない恐怖は相当なものです。
そして、クリーチャーも非常にリアルで怖かったです。まぁ、お馴染みの三角頭は、ゲームでは怖いですが実写になると人間っぽさも出てしまうのでそこまで怖くなかったのですがね。
そして、サイレントヒルもう一つのお馴染みキャラ恐怖のナースもちゃんと登場。やっぱり動きが気持ち悪いですね。ナースの集団の中を通っていくなんて、絶対に無理だなぁ。
ゲームファンであればもう一つの興奮どころは、やはり音楽ですね。サイレントヒルの不気味さを表現した、怖すぎるくらい不気味な音楽もしっかりと映画でも使われていました。ただ、この映画を心底から楽しむにはゲームを知ったに越したことはないのですが、知らない人も十分楽しめる映画でした。
ようこそ、サイレントヒルの世界へ
胸糞映画だったのか。。。
改変は多々あるが原作ゲームの精神はキチンと継承して大健闘
怖さのあるホラーというより、ゴーストタウンが舞台の暗く陰鬱な物語。...
世界観が素晴らしい
原作ファンも納得!万人が楽しめる良作ホラー
大人気ホラーゲーム『サイレントヒル』を原作に制作された良作ホラー映画。
グロテスクな表現はありますが、ホラー映画初心者でも楽しめる作品かと思います。
「原作を基にした映画は失敗する」、というのが映画界の鉄則。
ただ、この映画では細かい設定/プロットの変更が非常にうまく機能しています。
父娘ではなく、母娘を主人公にすることで、原作にはなかった「母親の愛」映画のコアなテーマとして表現することに成功していますね。
陰鬱で重苦しい圧迫感・緊張感も見事に表現されていて、製作者たちの原作リスペクトが感じられる、原作ファンでも納得の作品。
監督は元々ゲームの大ファンで、研究しまくった結果だそうです。
原作とは一味違う苦いエンディングもあいまって、いま見てもおもしろいなと思う映画です。
手におえなくなった者は焼いてしまえ!魔女狩りにとどまらず、痛烈なブッシュ批判なのではないかと思えるくらいの社会派SF映画。
だと思っていたら、ゲームが原作であるホラー映画だったらしい。三葉虫みたいな虫以外はそれほど怖くない。元がゲームなだけに、主人公のローズは娘を探し出したい一心で行動する設定だし、彼女に共感すればするほど怖くなくなってくるのです。だけど、公式サイトはちょっと怖かった・・・
廃墟と化したサイレントヒルという町へ入ったローズ(ラダ・ミッチェル)と娘シャロン(ジョデル・フェルランド)だったが、忽然と姿を消してしまったシャロン。そして女性警官シビル・ベネット(ローリー・ホールデン)も加わって、シャロンの行方を追ってこのゴーストタウンを彷徨い歩く。夫であるクリフ(ショーン・ビーン)は妻の後を辿り、サイレントヒルへ入ろうとするが、人間の気配すら感じられない町には手掛かりすらつかめなかった・・・
序盤において、彼女たち3人が30年前の同じ場所へタイムスリップしていて、ショーン・ビーンと他の男衆はわけもわからず空回りするばかり。偶然にも同じ場所にいた彼が「匂いが・・・」などとつぶやくのですが、30年も残り香があるなんて、よほど強烈な匂いだったのかもしれません(違うかも)。死んでしまったらタイムパラドクスが起きてしまうだろう?といった不安定な世界観ではありましたが、どちらかというとパラレルワールドのような雰囲気なので、彼の直感は多分気のせいだったと思ったほうがよさそうです。
恐怖感が薄れたのはこのタイムパラドクスのせいかもしれませんが、これは終盤までわからなくしたほうが良かったのでしょう。もしかすると主人公の夢の中なのではないかと思わせる浮遊感とか、現実離れしたCG効果も原因だったかもしれません。結局、憎き相手はクリスタベラだ!などと社会派映画的昂揚感によって、すでにホラー映画であるということを忘れさせてくれたのです。さすがにでかい包丁は怖かったけど・・・
魔女狩りにあったダリアの娘アレッサ・ギレスピー。彼女がシャロンと瓜二つなものだから、ローズは怖いながらも必死で守ろうとする展開。しかも、焼かれた姿が痛々しくて、死神と自ら呼ぶアレッサだけが復活。そしてシャロンは彼女の良心として生まれたのだ。
途中まではたいしたことなかったけど、♀マーク四つのカルト教団のおかげで徐々に加点・・・そして秀逸なラストシーンでもう一つ加点。匂いとともに生きていくことになったショーン・ビーンに乾杯。
【追記:2020.7】
サイレントヒルの住民たちに黒人が一人もいないことに気づきました。ウェスト・バージニアという南部という土地柄もあると思うのですが、こうなってくると宗教団体もKKKをイメージしていたのかもしれません。恐ろしい怪物だってKKKのフードみたいだし・・・
おうち-191
サイレントヒルのせいで、地方の夕方に鳴るサイレンにガチビビるようになった人🙋
コントローラー放り投げるのわかってて、たまにやりたくなるゲームといえば静岡。
この映画も周期的に見たくなる。
最近のゲームはもはや本当の人間に近づいてきたなーってくらい、ぬるっと動きますが、
この映画はゲームをプレーしてるみたい。
ここで地図ゲットやな、とか、ここ行き止まりなのにボタン連打するやつやな等、リアルにゲームをしてるような感覚に陥る。これはかなり高い再現度。
表世界の街の店のロゴや、地図、アレッサのアレッサ感、ナースのナース感、もの寂しさを煽る音楽、、、最高。
クリーチャーといえば、ゲーム『バイオ5 』の小野さん(斤を振り回すでかいやつ)が映画化したとき、小野さんwwwとなった身としては、三角頭が大丈夫かと不安でしたが、この映画のクリーチャーはみんなおぞましキモくて、最高です。
あのサイレンもちゃんと鳴るので、表世界でさえ充分怖いのに、裏世界になったら一歩も歩きたくないトラウマが蘇ります(ゲーム版でも映画同様、自動的に表裏が変わりますが、PSP版だけは鏡に触れると表裏に行き来する仕様。そのせいで裏に行かなく(怖くて行けなく)なる→進まないw)。
サイレントヒルのやなとこって、バイオ等と違って登場人物が銃や格闘技に長けてない一般人で、武器がそこらへんに転がってる照明とか頼りないものなので、壊れたりするんですよね。
そんなドM仕様なのですが、映画はアクション場面が少ないので、ここは心残りです。
自分でキャラクターを動かさなくてはいけないゲームのほうがやはり怖いのですが、再現度の高さにゲームファンは痺れること間違いなし。
ラストの切なさもなかなか。
ハサミ男はどこに
世界観◎
申し訳ない。私は原作のゲームはほとんどプレイしたことがない。よって今回は映画のみでの評価となる。
本作の称賛すべき点は世界観と作風が芸術的なほどピッタリと合っているというところだ。サイレントヒルという喪失感漂う雰囲気に不気味な佇まい、異形のクリーチャーたち…本当に素晴らしい作品だった。
サイレンが鳴ると町は一変、さらに凶暴でおぞましいクリーチャーが蠢いている。
その中で次第に明かされていく事実や、娘を救うべく立ち向かう勇敢な母親など、丁寧な描写でしっかりと描いている。
ネタバレになるため言わないが、全てを分かった上でのあの惨劇的な有り様はなんかスカッとする。それでも訪れる切ないラスト。スカッとさせた後でのしんみりは反則だろう。世界観と映像美が織り成す不思議な物語は是非体感して貰いたいものだ。
ジワジワ来る
久し振りに鑑賞☆
ゲームが好きな人には
ゲームのサイレントヒルが好きなのであればお薦めです。
話自体は独立した話ではあるものの、世界観や設定など上手に再現されていると思います。
元々ゲームということもあり、内容に通常の映画ほどの起承転結はないので、ゲームを知らない人にはただのサイコ映画と思われても仕方ないかもしれません。
何回観ても凄い
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