「「ソウ3」では、ジグソウの協力者アマンダがクローズアップされる、」ソウ3 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)
「ソウ3」では、ジグソウの協力者アマンダがクローズアップされる、
のが、特に顕著な「ソウ3」
「ソウ・シリーズ」は《罪人へのお仕置きゲーム》
とも言えるだろう。
犠牲者は医師など、ジョン・クレイマー(ジグソウ)に、
冷酷に死期を伝えた医師とか、自己中極まりないジグソウ。
そして違法捜査などを積極的に行った警察官など。
その違法操作で刑務所送りになった犯罪者予備軍など。
そしてこの「ソウ3」で、ジョンは余命数日で、死にかけている。
事実、死ぬのだ。
ベッドに横たわり、薬を投与され、心電図と血圧の計器に繋がれて
頭痛に侵されている。
だから実行犯はアマンダなのだが、このアマンダの描き方は薄い。
ジョンを崇拝している理由も定かでないし、何をどう協力したのだ?
非力な女に男は動かせない。
麻酔薬を嗅がせたにしても移動は無理。
元々が「ソウ」ってあり得ない妄想の産物。
「ソウ3」で、ジョンは病死、
アマンダは撃たれて死んでしまう。
残されたのはジョンの拷問を指示をするテープ。
これはあまりにも不可解である。
死後も予見するなど可能だろうか?あり得ない。
そこで「ソウ4」では更なるジグソウの
後継者が現れるのだ。
それも意外な新しいと言うか、隠されていた協力者。
ジグソウの死後も「ソウ、4、5、6、7、8、9」と続いて、
「ソウ・ザ・ファイナル」2010年で完結したかと思っていたら、
2017年に「ジグソウ:ソウ・レガシー」そしてスピンオフ的な、
「スパイラル・ソウ・オールリセット」が2021年に
公開された。
そして2024年10月18日「ソウⅩ」が、
トビン・ベルのカムバックによりグレートアップして公開された。
「ソウⅪ」も近日公開とか。
ジグソウ役のトビン・ベルが高齢(82歳)ながら、矍鑠として品があり、
頭脳明晰なのだから出来た続編?であるだろう。