「どうしたものか…」ソウ3 ezioさんの映画レビュー(感想・評価)
どうしたものか…
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メンヘラクソ女がジグソウの器にないことは周知の事実として
前作の刑事エリックがクソ女を壁にぶつけるシーンの爽快感は最高!だが回想なので結末は分かっているわけだが…
ラストの畳み掛けは過去作のサスペンススリラーとしての迫力には及ばず、人間ドラマが中心となりネタバラシとしては消化不良な感が残る。ゲームはアマンダを試すものでもあったとのことだが、一連の仕掛けはアマンダが準備したのでは?それとも満身創痍となる前に元々ジグソウが造っていたのか?まぁ過去作にも同様の疑問が残る部分はあったので、そもそも大規模な仕掛けについては"大いなる存在"が考えて造っていると考えた方が健全なのかもしれない。
一方で痛みを想像しうる程度の最上級の痛み、の描写には磨きがかかっておりゾクゾクとした恐怖と不快感は求めていたものを見ることができたようで良かった。
"生"を自覚し救済するという矜持をもって行動する文字通り脳腫瘍に追い詰められた人ジグソウに対して、それを神格化するあまり救いを求めた結果、救済する側になど出来るわけもなかった人アマンダ。
4からはいよいよ新作として当時観たかどうかも覚えていないが、2人が死んだ後どう展開させるのか楽しみだ。
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