「Hello, Dr. Gordon」ソウ 伊織さんの映画レビュー(感想・評価)
Hello, Dr. Gordon
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普段吹き替え派の人もこの映画だけは
ぜひとも字幕で見てほしい。
本家ジグソウの声はじわじわとくる恐怖と、怖いものみたさの好奇心のどちらも駆り立てます。
吹き替えでも見てみましたが、、やっぱり緊張感がない、、。ちょっと間抜けな声に聞こえます。
声、音楽、映像、演出、すべてがこの映画にしかない雰囲気を作り出しています。
ストーリーも秀逸。ただグロいだけの映画かと思っていましたが大間違いでした。
ただひとつ納得いかないのが、アマンダだけ「物理的な痛み」を強いるゲームではなかったこと。
他の人のゲームは有刺鉄線の中をかいくぐらなければいけなかったり、自らの足を切断しなければいけなかったり…。どれも生き残るためには相当な「物理的痛み」を感じなければならないゲームでした。
対してアマンダのゲームは、生き残るためには他人を殺さなければならないというもの。
そりゃ人を殺すのは容易なことじゃないし、相応の「精神的痛み」を感じるでしょう。
でも極限状態に陥ったとき、大抵の人はアマンダのようは選択をするでしょう。
アマンダもジグソウからすれば同じように罪のある人間のはずなのに、なんか一貫性がない…。
皆さんどう思われますか?
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