連理の枝 : 映画評論・批評
2006年4月11日更新
2006年4月15日より日劇3ほか全国東宝系にてロードショー
ジウ姫に学ぶ“運命の恋”との出会い方
冬ソナでヨン様のお相手を務め、泣き顔の愛らしさゆえに“涙の女王”と呼ばれるようになったチェ・ジウ。日本の連ドラでも主演を張った彼女が挑戦したのは、不治の病に冒されながらも、残された命を精一杯生きようとする女性ヘウォンだ。
雨の中、車がハネた水でズブ濡れになったヘウォンと車に乗っていたミンス。出会いは最悪だったが、美しいヘウォンにひと目惚れしたミンスの猛アタックで、2人は次第に親密になっていく。韓流らしく、出会いから愛を確認するまでは超ベタ。着メロ攻撃や花束攻撃にちょっと失笑。しかし、昭和の少女マンガかよ、と突っ込むなかれ。2人が愛を確認してからが見せ場なのだ。メロドラマ好きな人の予想を軽く裏切る展開が待っているのだから!
ジウ姫といえばおしとやかなイメージが強く、受け身なヒロインを演じることが多かった。だが、本作では活発で茶目っ気たっぷりという新たな一面を披露。そのキュートさたるや、チョ・ハンソン演じるミンスの献身ぶりも相まって「こんなに可愛いければ美男子もつかみ放題だろう」とやさぐれたくなるほど。でもチョイ待ち! ヘウォン=ジウ姫の一挙一動を研究すれば、“運命の恋”に巡り会う可能性が高くなるような……。恋枯れの女性、頑張れ!
(山縣みどり)