裸足の1500マイルのレビュー・感想・評価
全2件を表示
ブラナーがメチャメチャ嫌な奴(の役)
結構悪役もやるよね。本当にもう憎たらしい奴(の役)。自分はむしろいいことしてると思ってそうなのがまた。
撮影のクリストファー・ドイル目当てで観に行ったが、映像は満足。
下手に泣かせに走っていないのはよかったが、最後の処理はちょっと雑じゃないだろうか。それならそれで、全体の構成を調整して一つの物語として仕上げるべきだったのでは。
コメントする (0件)
共感した! (0件)
原住民の保護とは・・・
オーストラリアの自然の美しさに魅せられました。日中の砂漠の無機質さとは対照的に夕暮れ、朝焼けの中を歩く姿がとても綺麗です。個人的には母親に会いに行く姿に感動するというよりは、絵の美しさに参ってしまい、何故だか深いブルーの空だけでも涙が流れましたよ。
オーストラリアの原住民に対する保護政策がどういう意味を持っていたのかをずっと考えながら観ていたせいもあるでしょう。保護という名前に偽善を感じてしまい、彼女たちを応援する通りすがりの人々にも心うたれました。アメリカ等のインディアンに対する政策よりはマシなのかとも思いますが、アイデンティティを喪失させた保護政策。民族の文化を取り除いてしまったら彼らの存在意義も薄れ、客寄せパンダの如くに種の保存をするだけでは人の心を無視しているとしか思われない・・・と妙に憤りを感じてしまいました。
全2件を表示