レクイエム・フォー・ドリーム

ALLTIME BEST

劇場公開日:2026年2月6日

解説・あらすじ

「ザ・ホエール」「ブラック・スワン」の鬼才ダーレン・アロノフスキーが、2000年に手がけた監督第2作。ヒューバート・セルビー・Jr.の小説「夢へのレクイエム」を原作に、なりたい自分になるため、夢をかなえるための手段として薬物に手を出した者たちが、やがて依存症へと堕ちていく姿を、強烈な映像とビジュアルで描いた。

ブルックリンに暮らす孤独な未亡人サラのもとに、テレビ番組から電話抽選による出演依頼の話が舞い込む。お気に入りの赤いドレスを着て番組に出ようと、ダイエットを決意したサラは、医師に処方されたダイエットピルで瞬く間に減量に成功する。一方、文無しの生活を送る息子のハリーは、恋人マリオンとのささやかな夢をかなえるため、麻薬の売買に手を染める。どん底の生活から抜け出したかに見えた母子だったが、彼らを待っていたのはさらなる破滅の道だった。

サラ役をエレン・バースティンが演じ、アカデミー主演女優賞にノミネート。ハリー役をジャレッド・レト、ハリーとともに薬物におぼれていく恋人マリオン役をジェニファー・コネリーが務める。脚本を原作者ヒューバート・セルビー・Jr.とアロノフスキー監督が共同執筆。撮影は「ブラック・スワン」でも知られるマシュー・リバティーク、音楽は「π パイ」のクリント・マンセル。

2000年製作/102分/R15+/アメリカ
原題または英題:Requiem for a Dream
配給:クロックワークス
劇場公開日:2026年2月6日

その他の公開日:2001年7月7日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第58回 ゴールデングローブ賞(2001年)

ノミネート

最優秀主演女優賞(ドラマ) エレン・バースティン
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映画評論

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映画レビュー

4.0 薬物に救いはない

2025年6月29日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

キマるときの映像表現がずっと頭に残っている

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かつ

3.5 ドラッグ

2025年6月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

テーマはサイテーなドラッグなのにスタイリッシュな映像とスピード感に惹きつけられ見入ってしまった

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ゆうき

5.0 劇薬注意⚠️

2024年10月29日
iPhoneアプリから投稿

満席のミニシアターでの鑑賞でした👀
映像でトリップ💊😵‍💫しそうになる猛毒作品です!
三者三様で奈落の果てに落ちていくのを(想像よりも更に酷い事になってヤバイですよ🙀)同時進行で観させられるというハッピーエンドが約束されてる王道逆ディズニー作品です🥹
つうかジェニファーコネリーによくこんな役やらせたわ😱
金払って映画館に来てこんな感情で帰るんだ俺は🫶っていうのを食らって最高過ぎで辛いです💙
やはり胸糞系のセブンやミストやオールドボーイや冷たい熱帯魚が自分の中では映画のジャンルで1番好き好き好き好き好き好き好きって再確認できた作品です💡🤮

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お主ナトゥはご存じか2.1ver.

3.5 薬物中毒を描く陰鬱映画の名作!

2024年9月29日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

薬物中毒の3人の若者、そしてTVクイズ番組に出るために薬物ダイエットに染まっていく孤独な未亡人サラの衝撃的な物語でした。観終わった時は虚脱感すら覚えてしまう陰鬱な映画です。

4人は幸せになる夢を抱いて進んでいくが、薬物に手を出してしまった彼等には破滅への道しかなく、一度薬物に手を染めた者には、幸せな未来は訪れないと見せつけられるのです。

なんとも悲惨な映画なんですが、現実社会でも興味本位で薬物に手を出してしまう事が多々問題になっていますが、未来は絶望しかないと教えてくれます。

薬物中毒から更正するような映画もありますが、更正できるのは一握りで本作が示す結末が正解なのかもしれない。何度薬物は駄目と言い続けるより、まずこの映画を見てと言ったほうが効果がある気がします。

やっぱり、ダーレン・アロノフスキー監督は人間の弱さを描くのがうまいですね。監督作品どれもそうなのですが、本作はまさに人間の弱さそのものを見せつけられる作品でした。音楽もクールだし繰り返し見せる薬物を体内に取り込む様の映像も今までにない見せ方、映像技術としても素晴らしかったです。

ラスト、若者3人が体を丸くして悲しむ姿が妙に心に残りました…。

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いちごだいふくもち