レクイエム・フォー・ドリームのレビュー・感想・評価
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今敏によるアロノフスキー監督との対談の覚え書きがアーカイブで読める
最初に観たのはレンタルDVDだったか、かれこれ十年以上前。ジェニファー・コネリーがバスタブの湯の中で叫ぶシークエンスは1997年の今敏監督作「パーフェクトブルー」の場面を真似ているとかねてから指摘されていたが、今回の4Kリマスター版で再見してレビュー用の下調べをしていたら、今監督が生前書いていたブログのアーカイブが見つかった("VSダーレン KON'S TONE"で検索すると出てくる)。その覚え書きによると、対談中にやはりくだんのシーンに話題が及び、アロノフスキー監督は「オマージュだ」と明言したそう。そのほかのやり取りも微笑ましいので、興味があればぜひ読んでみて。
分割画面、高速/低速再生、タイムラプス、開く瞳孔のクローズアップ、スノリカム(俳優の顔を常に正面でとらえるようカメラを固定する装置)といった撮影や編集の技術と手法は多彩とはいえ、どれも初公開の2000年より前からあったもの。ただしこれらを巧みに組み合わせた独特のスタイルによって、薬物や“夢”への依存と転落を扱うテーマを効果的に演出してみせたのがアロノフスキー監督の功績だったのだと、四半世紀を経た本作を観て改めて思う。
余談だが、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」の少女役を見てからジェニファー・コネリーがずっと好きで、特に丸みを帯びた鼻の優美な曲線がチャーミングだったのに、この「レクイエム・フォー・ドリーム」の頃からだんだん鼻梁が直線的になっていって残念に思ったもの。ジェニファーの顔は90年代までのほうがよかった!というファンは内外問わず結構多いようです。
ジェニファーが美し過ぎて辛い
25年前の絶望ふたたび
まさかコレをリマスター公開で観られるとは、ワクワク絶望しに行ってきました。
90年代アメリカってまだまだ古いブラウン管TV観てる人多かったなとか、シットコムでもカウチポテト族多かったなとかこのコントラストの強い映像もY2Kに流行ったなと懐かしかった。
公開当時(渋谷パルコだったかなあ)見終わったあと「おクスリダメ、ゼッタイ!」しか感想がなくてうなだれて階段に座り込んだ記憶があります(笑)。
オカンの最後の方忘れてましたが、エレン・バーンステインの前半の愛おしい演技から後半の狂気の演技に改めて圧倒されました。
ジャレットとジェニファーがほんと可愛いし、マーロンはかこいいし、映像もスタイリッシュ。
カット割りやヤクをキメる時の連続カットの繰り返しや、最後の全員が堕ちていく、全ての映像に通ずる台詞とリズムの渦など、ケミカル・ブラザーズのPV思い出すんだけど、カタルシスというよりエグすぎて悪寒しかなかった🥲
令和の今なら痩せたいならジムに行け!と言われそうだけど、簡単に痩せるという怪しい薬は相変わらず出回ってるし、薬物も昔より簡単に手に入るみたいだし…健全にはなってないのよね。
だめだめ、ダメよ〜!
Just Say No!
クスリ、ダメ!絶対!!
暗すぎる
「winter」にふるえた
圧倒的な地獄を味わわされた。
鬼才ダーレン・アロノフスキー、初期の衝撃的傑作。最近鑑賞した『コート・スティーリング』が非常に良かったため、遡って本作を手に取りました。
薬を打つ瞬間の「瞳孔開く、錠剤飲む、血管流れる……」の極端に短いショットが刻むリズムに始まり、やがて母親の日常的な動作「冷蔵庫を開ける、錠剤を飲む、テレビのスイッチを入れる」までもがその不穏な『依存のリズム』に侵食されていく。その演出の妙に圧倒されました。
終盤、4人の登場人物がそれぞれ精神病棟、売春、刑務所といった最悪の結末へと突き進む姿が、超高速のカッティングで一つの巨大なうねりのリズムへと統合されていく様は、まさに救いようのない地獄でした。
愛する人がいながら、ただ『幸せになりたい』『愛されたい』というささやかな願いを叶えるために選んだ手段が、これほどまで残酷な代償を突きつける。その因果応報のやるせなさが、鑑賞後も重く心に残り続けています。
若者たちは、なんだかんだ若さゆえの過ちという感じがしたけれども、お...
怖い怖い映画
自分は大丈夫だなんて絶対はない、そう思わせてしまう麻薬中毒者の末路、ここまで描くかというくらい後半はエグい場面の連続。ほんの軽い気持ちで、あるいはうさばらし、そんな時に身近にそんな危険とか環境があったらわからない、そんな環境を作らせないに限る。
全くの予備知識無しに鑑賞
最初の方は、退屈でちょっとウトウト
どうやら麻薬中毒のお話のようで
薬が切れる
買うお金がない
そうなった時の人間の姿
当たり前だけど
ここまでやるか
そんなグロテスクな場面の連続となる後半は、見事。
壊れてゆく倫理観や人格
これだけ見せられると
絶対に薬物は、やらない危険だとはわかっていても
そこは、人間
もし身近にあったら
人生山あり谷あり
ふと辛いときとか
好奇心でちょっととか
だから、身近にない環境が一番なんですが。
オーバードーズの問題
市販薬だって、多量に飲めば
そんな問題が
かつてはシンナーが中毒の入口だった時代も
いまは、その他の違法薬物の事件も多く見聞きするし
ただ、今は諸外国よりかはまだましという程度。
今後どうなるかはわからないし。
現実が辛ければ辛いほど
ふと逃げたくなるし
そんな時ふと手を出して
なんてことにならないように
麻薬中毒者の末路は
怖い怖い
やっぱり暗い
薬物乱用防止教育用の教材かな?
好きなタイプの鬱映画
強力なパンチ食らった。
「夢見ることの恐怖」堕ちるだけのジェットコースタームービー。青空の桟橋に立つ赤いドレスの女性のシーンが美しく儚い。
聞きしに勝る、「堕ちるだけの」ジェットコースタームービー。
主人公、恋人、友人、母親、みんなが小さな夢を見ながらも、薬物依存のために身を持ち崩し、みるみるどん底に堕ちていく。
この救いのなさが、割り切って楽しめる人もいるみたいですが、普通はトラウマ急に暗い気分になるでしょう。
楽して稼ごう、だまして儲けよう、薬で気分良くなろうはダメ、ゼッタイ。
真面目に健康でコツコツが一番やねっていう。
観客から見れば不幸のどん底かもしれないけれど、物語の中の登場人物たちは、薬でもうろうとしたまま、夢の中で幸福になって終わるので、ハッピーエンドなのかもしれないけれど。
再三挿入される薬物接種カットと夢見心地のシーンの恐ろしさ。
それに対する、真っ青な空、海辺の桟橋に立つ赤いドレスの女性のシーンの美しさが際立つ。
エレン・バースティンの特殊メイクも使った凄まじい演技と、ジェニファー・コネリーの(一部代役ではあっても)若くしての体当たり演技も凄い。
レクイエムフォードリーム
26-027
徐々に視野が狭くなっていく
ジェニファー・コネリーが可愛い
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