フォーン・ブースのレビュー・感想・評価
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思いがけない良作
今夜(2024/10/20)¥300レンタルで観ました。 大昔に観た覚えがありますが、記憶に全く残っていていなかったので新鮮な気持ちで観られました(笑) 奥さんがありながら、若い女にうつつを抜かしているPR屋さんが主人公で、序盤から酷い目に遭って欲しい気持ちでいっぱいになります(笑)願いが通じたのか、彼は雑踏の真ん中にある電話ボックスの中で酷い目に遭い続けます。余りに酷い仕打ちにこちらの気持ちも次第に同情に変わっていきます。 ワイプの使い方、多人数を交えた電話のやり取りなど、ユニークで面白いです。リアルタイムで進行する展開も『24』の様な臨場感を感じさせます。 加えて81分という短い尺は、以前観た名作『パニックフライト』を思い出させ、否が応でも期待してしまいます。期待通り目を離せないスリリングな展開に日曜の夜を有意義に過ごすことが出来ました✨🌃 スキマ時間にサクッと観られる良作です!是非どうぞ👀👍
殆ど一箇所の撮影現場で撮られててすごい との感想があるが、私は反対...
殆ど一箇所の撮影現場で撮られててすごい
との感想があるが、私は反対に絵に変わり映えがなくて
退屈やった
話に強弱のある進展が多いわけじゃないし
いつまでこの話してんの〜ってエンドレス退屈
オチは予想に反して驚きをもって楽しめたけど、
途中何度も見るの止めようと思ったか
やっぱり、映画は映画館でみないとダメね
youtubeでどんでん返しがすごい映画と紹介されていたので、アマプラで鑑賞した。 少し古い映画で、新鮮味に欠けた分、驚きはなかった。 最近は、こらえ性がないのか、アマプラなどて、映画を鑑賞しても最後まで観ることができないことが多い。 でも今回は、最後まで鑑賞することができたので、できばえは、及第点だったと思います。 やっぱり、映画は、映画館で観ないとダメだね。
観る側、創る側のどちらから見ても際立つ傑作
もう何度か観てますが、いや、もう… こんなに費用をかけずに、こんなに面白い作品をよく創ったなぁ、と感嘆しかありません。 (ま、有名どこが出演してますので、言うほど低予算ではないようですが…w) 電話ボックスという限られた場所に追いつめられ、その一カ所で進むストーリー。 口八丁で生きてきた主人公と狡猾な敵役との駆け引きを中心に、数人しか登場しないメインキャスト。 状況の全てを支配する敵役の予想もしない要求に、体も心もどんどん追いつめられる主人公。 最終的には人生で築きあげた(虚像を含む)全てのモノを手放さざる負えなくなる。 なのに、そのどん底で感じる、得も言われぬ解放感や救済感♪ それが単純明快なストーリーに深みを与えます。 で。 極めつけの、打ち覆い(故人の顔に掛ける白い布)をサラリとめくってゆくような最後のどんでん返し♪ 例えるなら「カメラを止めるな!」的な企画(設定)勝ちの作品で、観る側、創る側のどちらから見ても際立つ傑作です♪ 単純で分かりやすい設定、予想のつきずらいストーリー展開とスピード感、メインキャストのしっかりした演技、気軽に観られる上映時間(無理に時間を伸ばさなかったところ)、そこからくるリピート視聴のハードルの低さ… など、色々合計(マイナスポイントが見当たらないw)して ★5つ(満点) としました。 ご覧になっていない方は、ぜひ一度!
やらかし芸能人に見てもらいたい映画
個人的世直し。 あのような究極な状況に ならないと懺悔に至らない。 でもやり方がオーバーだけど 見せしめにはちょうどいい。 ことが大きくなる前に誠実に 対処すればいいのにできない。
シンプルイズザベスト
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主人公は口先だけのお調子者で傲慢な性格の男だった。
独身と嘘をついて彼女を作り、公衆電話から毎日電話をしていた。
理由は携帯だと明細を妻に見られるためだった。
犯人は暇人?世にはびこる傲慢な奴を処刑する者だった。
今回はたまたま主人公が狙われた。
いつものように彼女に電話をしてるとピザ屋がピザを持って来た。
不遜な態度で追い払うと、電話が鳴った。主人公は出た。
するとどこかのビルの窓からライフルで狙っているという。
そして妻と彼女に全てを白状しろ、そうでないと撃つと脅してくる。
そんな折、電話を待ちきれなくなって切れた奴が襲ってくる。
犯人主人公に助けてと言わせた末、そいつを射殺して恩を売る。
これで警察が来るのだが、犯人の指示でボックスから出られない。
妻や彼女も来たが、犯人はそちらにも照準を当てて主人公を脅す。
テレビ局も来て、放送中に全てを懺悔させられる主人公。
しかし説得に来た警官が機転の聞く男で、主人公が脅されている事を疑う。
主人公も機転をきかせて妻に携帯で電話し、ボックス内の会話を聞かせる。
これを聞いた刑事は部下に指示し、犯人がその日妻にかけた通話記録から、
その周辺のホテルと部屋番号を割り出す。
こうして警察が踏み込んだが、犯人は死体となっていた。
主人公が確認するとそれはピザ屋だった・・・。
救急車で鎮静剤を打たれて朦朧とする主人公に、真犯人が近づいて来た。
そしてささやくのだった。その誠実さを失ったらまた電話するからなと。
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うーん、おもしろい。シンプルで最高。
何せ場面がほぼ電話ボックスの周辺だけ。
ちなみにフォーン・ブースって電話ボックスのことみたい。
登場人物もチョイ役を除くとかなり限られており、分かりやすい。
舞台みたいな感じやな。
しかしこの犯人、一体何者やったんやろ?
自己満足とはいえ、一応正義を謳ってる割には人を殺しすぎ。
主人公に殴りかかって来た奴はゲスやからまだ分かるとしても、
罪のないピザの配達人を殺すのはいかがなものかと。
もともとこういう限定された設定が好き
ハイコンセプトムービーの傑作。 「崖っぷちの男」「セルラー」なんかが好きな人にはオススメです。 登場人物を絞って、舞台も、ほぼ電話ボックスから動かず、濃密な人間ドラマが展開されます。 コリン・ファレルが、鼻持ちならない嫌な男を上手に演じ、地獄に突き落とされるさまは、軽い爽快感を覚えるほど。 ところがこの男にも、酌むべき事情があり、必死に生き残ろうとする姿に、思わず見入ってしまいました。 ネタバレを避けるために、クレジットも、終劇まで出さないという徹底ぶり。 先に俳優の名前を知っていたら、登場順で犯人役が誰なのか、分かってしまいますからね。
ハリウッドも低予算で工夫するのね
こんな学生映画みたいな低予算設定で肩に力の入るサスペンス一本作ってしまうなんて大したもんだ。ハリウッドもこういう映画作るんだね。(まあコリン・ファレルなどへのギャラがすごいだろうが。あ、売れない女優もよく見たら後のトムクルーズ夫人じゃないか)。90年代の「スピード」のように姿を見せない犯人を最後には追い詰めてやっつけてのカタルシス、とは違うモヤモヤエンディングパターンの走りか。だが最も揺さぶられたのは最後の懺悔シーンでの奥さんの決意に満ちた表情!弱さをさらけ出した旦那に対し全てを受け入れる覚悟を一瞬の表情で表現していてサスペンスなのに涙ドバッ。最近涙腺が緩くていかんわ。
電話ボックスで通話しながら、ライフルで狙われるというシチュエーショ...
電話ボックスで通話しながら、ライフルで狙われるというシチュエーションはなかなかの緊迫感だった。 別に命を狙われるほどの悪事は働いてなかったが。 ただ、真犯人が何の裁きも受けなかったというモヤモヤは残った。
まさか、犯人が〇〇とは(笑)
まさか、真犯人がジャック・バウアーとは。。最後の最後に驚かされました(笑)
ストーリーは中盤までは良かった。褒められる人物ではないとはいえ、シチュが理不尽に追い詰められる展開に見ているこっちまで、心苦しくなる。電話ボックスというとても狭いワンシチュエーションも引き込まれる要素になり、なかなかよかったです。
だけれども、終わらせ方がなんとも中途半端な印象でした。。結局、callerの正体や目的はイマイチ分からず。ただの愉快犯だったのか?視野の狭い歪んだ正義感の人物なのか?シチュだけがなぜあそこまで追い詰められないと行けなかったのか?結局、よく分からなかったことが多く残った作品でしたね。。
「鳴るとつい電話を取ってしまう、そうだろ?」
設定が面白いですよねえ~! 公開当事、映画館に観に行くのにとてもワクワクしていたのを覚えています(^-^) 電話ボックスを見る度ににいまだにこの映画を思い出します(笑) どんな人に目をつけられてるかわからないのは今の世の中もそうですね、怖いもんです・・
小品でも発想の勝利
発想の良さが、簡潔な脚本にまとめられた81分の上映時間。低予算でもアイデア次第で面白い映画が出来る模範の様な作品。誰もが持っている自己矛盾を日常の中から拾い上げ、ニューヨークに住むひとりの男に暴露させる宗教的な色合いも感じられる。コリン・ファレルがだらしない男をそのまま演じているような錯覚をさせるほどに嵌っていて、真実味を高める。
アイデア賞というより努力賞
主人公が電話ボックスに入るまでのシーンがとても凝っていて、まぁ見ていてよくわからないわけだが…そこのところが扱いがうまかったせいで、こちらの頭はかなり混乱させられたよな気がする。つまりこいつは誰なのかとか何をやってるやつなのかとかいうことを一所懸命考えさせられたせいで。見てる人が冷静になっちゃう、この映画を持たないので、どうやって主人公のこんなに巻き込むかというところが大事なのですが、映画のスタートの部分からその辺がよくできていたと思います。また、ボックスに入ってからの長い長い時間をあの手この手で埋めていくシナリオライターの努力は大変だったんじゃないだろうか。私も1人の作家だから作家目線でいますと普通このアイデアが浮かんでも1時間は持つとは思わないので書き始める前に諦めます0だからこの作家は諦めずによく頑張ったなという印象です。低予算映画というと、ネタは大体似てきてしまうのですが、この映画は独創的で参りました。
私はミステリファンなので、真ん中あたりからこれは何かのおとり作戦で犯人たちは他のことやってんじゃないかと思いましたが違いましたね。もしかしたらシナリオライターはそのつもりで書き始めだけども、別の犯罪が裏になくても映画として持つことがわかって.このようにまとめたのかもしれません。まぁお酒を飲みながらみると楽しい映画だと思います。
おうち-155
ずっとジャック・バウアーは吹替で楽しんでたので知らなかった、キーファーさんの声の魅力。 危険な色気だだもれのコリン兄さんに目は釘付け、 さらにお耳の恋人(?)ジャック・バウアー!ならば吹替にチェーンジ!したら、スネークだったぁ(笑)これもこれでいいのですが。 キーファーさんの声が今回、「くそーーーぅ」的なジャックボイスではなく、ソフトボイスで相手を翻弄してるスマートな語り口が良すぎたので、結局は字幕で見ました。 声の演技、素晴らしい。 最近のコリン兄さんは年齢を重ねた魅力が出てきましたが(今でも色気だだもれですけど。『ビガイルド』然り)、この頃のコリンさんの危なっかしい色気はなんなの。 この頃、多分、色気だけで出来てる(そんなはずはない)。 そしてコリンさんの代名詞(?)、下がり眉がいいですね。 『ダンボ』のような役柄では人情味が出るし、こういったサスペンスものでは困り眉発動。 制作費はそこまでかかってなさそうだし、短時間ですが、ずっと緊迫感が持続するし、豪華すぎるキャスト&監督、掘り出し物でした。 公衆電話。私ですら、確か小学校で公衆電話の使い方の授業で使った以来、使ったことない。 そんな忘れ去られた存在(当時はまだ少し存在感あったのかな)に、閉じ込められる兄さん。 公衆電話の中に入ってしまえばスナイパーは狙いやすいし、電話を切ってはいけないのに次の客は来るし、でも街ゆく人は公衆電話の中の人のことなんて気に留めない(今は逆に、使う人いんねやーってなりますけどね)。 こんなサスペンス向きな存在だったとは。 誰でも他人には話したくない部分ってありますからね。そこを突いてくる嫌らしさが憎い。 ラストもいい。こんなラストのをたまに見たくなるもん。
惜しい!何かが足りない
電話ボックスという今では化石級に見ない場所、でも恐らくは誰もが知ってる場所での誰が何の為に行っているか解らない脅し。場所も変わらずこれだけ面白いシチュエーションなのに何かが物足りないと思ってしまった。 その物足りなさは恐らく犯人が主人公をターゲットにした理由がそれ程の物では無い事、ターゲットにされた主人公大した悪人でも無い。 かといって主人公も良い人間ではなく、そこそこのクズなので感情移入出来ない、応援する気にもならない。 単なるサイコパスの犯罪に巻き込まれる恐怖と言えばまぁ面白いけど、犯人の動機がへっ?!となる程度の説明しか台詞に無い からイマイチ動機が伝わって来ない。 まあ、でも最後迄は知りたいしスリルは有るから観ていてアッと言う間ではあった。 何だか惜しい!
撮影最短記録とも言える本作品。ハイコストパフォーマンス賞を差し上げたいです。
電話BOX周辺のみの撮影現場だけでもこれだけの映画が作れるんだ、という驚きと感動が生まれました。 後半はステュの妻への愛情が感じられたし、レイミー刑事との思いつきの暗号のやりとり、これは物語に夢中にさせる要素ですね。 これだけの設定でラブストーリー、サイコ・サスペンスを盛り込めるとは。。。やはり脚本の力だなぁ~
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