真珠の耳飾りの少女

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劇場公開日:

解説・あらすじ

17世紀のオランダを舞台に、画家フェルメールの名画「真珠の耳飾りの少女」が描かれた背景に物語を構築し、それをモデルとなった少女の目を通して描く。監督ピーター・ウェーバーは英国のTV出身で本作が初監督作。撮影は「髪結いの亭主」から「歓楽通り」までパトリス・ルコント監督作を担当してきたエドゥアルド・セラ。美術は「数に溺れて」などのピーター・グリーナウェイ監督作品の常連ベン・ヴァン・オズが担当。

2003年製作/100分/イギリス
原題または英題:Girl with a Pearl Earring
配給:ギャガ・コミュニケーションズ
劇場公開日:2004年4月10日

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映画レビュー

3.0まさに絵画を見てるようだった

2025年3月1日
iPhoneアプリから投稿

スカーレット・ヨハンソンが絵から出てきたみたいにそのまんまだし、美しすぎて見惚れちゃう

コリン・ファースのロン毛かっこいい
変態じみてるところが上手いなぁって

真珠の耳飾りの少女って誰だか特定されてないんじゃなかったっけ?

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ジュディス

5.0心まで描くの?

2025年2月6日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 完成前の絵を見たグリートが「心まで描くの?」と驚く。多少大げさな脚色だなぁと感じることは否定できないが、彼女の絵の感性がよく伝わる部分だ。窓を拭くところ、椅子の構図を勝手に替えるところもそうだ。父親(盲目にならなければ一流の画家になったであろうと推測できる)の描写は少ないものの絵心の遺伝子を受け継いだことを静かに表現している。

 また全体的に台詞がかなり少なめであるにもかかわらず、登場人物の心を演技力と映像のみでまるで絵画のように描いている。これは説明部分が少なく、観客の想像力に委ねられているのだが、見事に成功していると思う。

 しかし、大奥様(フェルメールの妻の母)の心境の変化や子供たちのイジメシーンが少ないことはバランスが悪い。あと10分ほど長くすれば解決できたかな・・・ちょっと甘めに5点。

【2004年映画館にて】

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kossy

3.0当時がよく再現されている

2024年3月26日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

フェルメールが活躍した17世紀オランダの様子がよく再現されている映画。デルフト(オランダ)の街並みや室内装飾、人々の服装が、当時の風景画、風俗画を連想させる。冒頭の街並みは、フェルメールの『デルフトの眺望』そのものの印象を受けた。私もフェルメールの絵を含めた西洋絵画は好きなので、絵画を切り取ったようなシーンがしばしば出てくるのは観ていて嬉しい気持ちになった。また、フェルメール自身が謎に包まれた人物という印象も相まって、彼が映像として動いている姿を観れる点も良かった。

ストーリーは、主人公グリートとフェルメールの周囲の人間を悪役にすることで、2人の関係を引き立てる手法を取っているが、単調であまり面白くは無い。また、グリートと精肉店の息子が恋愛関係に発展するのが早すぎて、全然感情移入できなかった。その点はもう少し工夫できたのではないかと思った。

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根岸 圭一

3.5あの名画から展開されたストーリー

2024年3月24日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

スカーレットヨハンソン扮するグリートは目の不自由なタイル絵師の父親がいたためコリンファース扮する画家フェルメールの家の下働きに出た。

何かフェルメール妻も義母も意地悪そうだね。スカーレットヨハンソンは健気な娘役にぴったりだ。でも画家に対して色が合わないとは良く言えたものだ。あの名画から展開されたストーリーは良く出来ていると思ったよ。

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重

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