真珠の耳飾りの少女

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劇場公開日:

解説

17世紀のオランダを舞台に、画家フェルメールの名画「真珠の耳飾りの少女」が描かれた背景に物語を構築し、それをモデルとなった少女の目を通して描く。監督ピーター・ウェーバーは英国のTV出身で本作が初監督作。撮影は「髪結いの亭主」から「歓楽通り」までパトリス・ルコント監督作を担当してきたエドゥアルド・セラ。美術は「数に溺れて」などのピーター・グリーナウェイ監督作品の常連ベン・ヴァン・オズが担当。

2003年製作/100分/イギリス
原題または英題:Girl with a Pearl Earring
配給:ギャガ・コミュニケーションズ
劇場公開日:2004年4月10日

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映画レビュー

3.0当時がよく再現されている

2024年3月26日
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鑑賞方法:VOD

フェルメールが活躍した17世紀オランダの様子がよく再現されている映画。デルフト(オランダ)の街並みや室内装飾、人々の服装が、当時の風景画、風俗画を連想させる。冒頭の街並みは、フェルメールの『デルフトの眺望』そのものの印象を受けた。私もフェルメールの絵を含めた西洋絵画は好きなので、絵画を切り取ったようなシーンがしばしば出てくるのは観ていて嬉しい気持ちになった。また、フェルメール自身が謎に包まれた人物という印象も相まって、彼が映像として動いている姿を観れる点も良かった。 ストーリーは、主人公グリートとフェルメールの周囲の人間を悪役にすることで、2人の関係を引き立てる手法を取っているが、単調であまり面白くは無い。また、グリートと精肉店の息子が恋愛関係に発展するのが早すぎて、全然感情移入できなかった。その点はもう少し工夫できたのではないかと思った。

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根岸 圭一

3.5あの名画から展開されたストーリー

2024年3月24日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

スカーレットヨハンソン扮するグリートは目の不自由なタイル絵師の父親がいたためコリンファース扮する画家フェルメールの家の下働きに出た。 何かフェルメール妻も義母も意地悪そうだね。スカーレットヨハンソンは健気な娘役にぴったりだ。でも画家に対して色が合わないとは良く言えたものだ。あの名画から展開されたストーリーは良く出来ていると思ったよ。

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重

3.5映像全てが絵画の世界

2024年3月21日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

全てのシーンが絵画のように映っているのがとにかく印象的。 この時代背景から本来暗く重い内容を想像しがちだが、この映像美と良い意味で単純でポピュラーなストーリーにより、思ったよりも全然気楽に観れた。 最後の収まりどころも人それぞれで、ひたすら余韻が残るところもとても良い。

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いけい

2.0女優の透明感

2023年12月31日
PCから投稿
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