劇場公開日 2006年11月25日

「極彩色の悪夢、御堪能あれ」パプリカ バスト・ラーさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5極彩色の悪夢、御堪能あれ

2020年8月24日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

知的

今でもたまに平沢進好きが話題にしていて、今作品では一番有名なのだろうか、千年女優のが有名かな

平沢進はEDMとして聴くとそこまで好みではないけどパプリカにはすごく合ってると感じる、使い方が上手いのかも

さて、本編はというと只でさえ緻密なキャラデザに加え夢のパレードのシーンは線、線、線、怒涛の描き込みでまさにアニメーターにとっての悪夢(笑)

猥雑なのに、どこかシックな世界観は筒井康隆の作品を見事に表現していると同時に、今敏にしか作れない

ラストは哀しいシーンでもないのに泣けてくる
本当にもう「夢みる機械」は作られないの?

バスト・ラー
かせさんさんのコメント
2023年7月3日

今敏監督、大ファンです。
たった一人で大友克洋のアシスタントしたとか、デビュー連載の『海帰線』は大友克洋作品の再現と言い切ってたり、巨匠に迫るあの超絶画力が凄かった。
映画監督としては、確実に師匠の上をいってましたね。
ただAKIRAが傑作すぎて……!

かせさん