パーフェクト・ストームのレビュー・感想・評価
全7件を表示
後味悪いベストテン
映画である以上、娯楽性は欠かせないでしょう。
この映画、過去に見てきた映画の中でも10本の指に入る後味の悪さです。
いったい何を描きたかったのか。
ジョージ・クルーニーとマーク・ウォルバーグが共演していて、重厚な人間ドラマを期待して見たのですが、とんでもないハリケーンにもかかわらず無茶な航海に出て、何の奇跡も起きずに海の犠牲になるという、救いのなさ。
しかも、どうやら実話だったらしく、エンディングにナレーションベースでこの男たちがどうなったか語られます。
いや、もしそうなら少なくとも誰か一人は生存者がいるはずだろうと思うんですけど。
2018.1.30
6人の魚類と実際にいた人たちにこの映画を捧げます
キャストとスタッフそして、実話を元に描いた人たちへこの映画を通してお祈り申し上げます。
撮影に向けて魚類としての訓練と学びそして、船の操縦訓練やいかにして、船長の演技を作るか
独特な技術力と激しい雨と波も作らなきゃいけないので再現するには時間がかかると思います。
そして。何より監督さんがこの映画にすべてをかけて作ってくれたことに感謝申し上げます。
巨大な嵐の中。大きな魚を釣って稼ごうとする魚類と待っている恋人と家族の物語です。
6人の魚類とその恋人たちと家族に島の住民が成果と希望を待っていました
そして。巨大な嵐が近くまで来ている最中で。諦めずに戦いを挑んだ6人の魚類にご冥福をお祈りいたします。
夏の最大規模ともいわれる嵐が1991年に起きたときに魚類としての大きな稼ぎ時を狙いに魚を釣ろうと挑んだ6人ですが。最初は乗り気がなかったのですが。6人には借金返済もあり
その為にも稼がなきゃいけない日でした。
出発当日にそれぞれの人たちとお別れを告げて。船は出発を始めました。
この時僕は見ている最中に思いました。例え最後の別れだとしても心の奥はいつもそばにいると感じました。
そして。大きな仕事でも魚類としての魚を見つけるには。時間がかかることもあり得ると思いました。
それでも。あきらめない努力と勇気がある限り。仲間の情熱は増えると感じました。
仲間割れもあるけど仲間を大事にするのもいいことだと思いました。
魚が釣れて来てる中で移動しながら大きな波や大きな事故に紛れることもあります。
その時も仲間がすぐに築いて助けに行くのも非常にカッコイイと思いました。
このようなことは100%高い確率で非常に危険な状態でもあるらしいです
それでも心臓発作とか医療器具が少ない時もあるらしいので実際は引き返した方がいいと考えるのもあります。
船長はあらゆる危機と選択に乗り越えて決める価値があるので悩む場合も見せながらそれでも仲間想いを大事にするのも素晴らしいと思いました。
台風が来る中で船は進んで遠くまで来ますがそこで大きな魚を大量に釣れて喜ぶ一同でしたが帰り際の前に冷凍機が壊れてしまい。釣れた魚と共に帰る決断をしたところで大きな台風が来てることが分かります。
一度は挫折しましたが。それでも帰ることを決めて。船を出発しました。
しかしながら。嵐は大きくなる一方でこの時海にいたのは一般3人 ヘリコプター5人 魚類6人でした。
ヘリコプターは5人のうち4人が助かり 1人が行方不明に 一般3人は助かりました 魚類6人は帰りの途中で大きな波と危機に乗り越えながら必死に戦いましたが津波で船が転覆。6人全員が亡くなりました。
このことに僕は本当に嵐が怖くなるのもあるし。海で亡くなった人たちにお祈りをすることも。
考えてしまいました。
このような大きな事故が本当に起こってほしくもありません
二度と事故を起こさない国ができてほしいと思いました。
この映画を見て学んだこともたくさんあるし。この映画に出会えて本当に良かったと思いました。
まだ見れてない方はぜひ見てください
6人の魚類にご冥福をお祈りいたします。この映画にすべてを捧げます。
本日の感想ありがとうございました。
水だらけ、
嵐のシーンになってからは、雨だらけ風だらけ、水たくさん、揺れもたくさんで見てて疲れてきた(笑)
でもそこまでひっちゃかめっちゃかでがんばったんなら、ハッピーエンドがよかったけどなあ。
あんだけがんばって長い時間、奮闘してたのに、と。
内容はおいてといて、2000年公開のこの映画、当時の彼女とDVDで借りてまったり見た記憶がある、個人的には思い出深い作品(笑)
敢えて立ち向かう海の男達
実話に基づくと始まるので、語り継がれた武勇伝なのかと思ったら…。壊滅ということは途中の遭難は創作ですよね??
本作のほうが古いですが、"The Guardian"や"The Finest Hours"のように、海難救助側の死闘も観れます。
特に"The Finest Hours"と比べますと、あちらが的確な読みなら、こちらは船長のエゴと船員の金銭欲による判断ミスとしか言いようがありません。単なる無謀な挑戦です。しかも何度も再考の機会がありながら、最後に引き返すということは、無駄に海上で粘り過ぎたという印象が強まります。それでも助かれば「男として戦ったぜ!」とキマるのですが…。だから漁師は夢が持てずに儚く荒波に散り行く、ということが言いたいのでしょうか。
気象学的にパーフェクトでも、the perfect storm to dieって感じで皮肉なタイトルです。
嵐や荒波の映像は迫力ありました。
きっと今なら3Dで上映するでしょうね。
カジキ漁師は夢を持ちません
映画「パーフェクト・ストーム」
(ウォルフガング・ペーターゼン監督)から。
漁師としての誇りと生活のため、漁船は大海原へ。
そんな時に限って、観測史上例のない大嵐が、彼らを襲う。
まぁ、よくあるストーリだけれど、なぜかこの台詞が気に入った。
実は、冒頭の気になる一言には、続きがある。
「カジキ漁師は夢を持ちません、だから勇敢なんです」。
その意味を裏付けるように
仲間のために海へ飛び込むシーンが何回も出てくる。
夢を持つと、どうしても保守的になりがちであることを、
敢えて、この台詞が吹き飛ばしてくれた気がする。
日本人には、まだこんな「大和魂」が残っているだろうか、と
不安になったと同時に、
映画とはわかっていながらも「アメリカ人って凄いな」と感じ、
さらに、漁師の男気みたいなものまで知った気がする。
全7件を表示