劇場公開日 2004年8月7日

誰も知らないのレビュー・感想・評価

全122件中、121~122件目を表示

3.5子供達の成長とともに。

2010年11月13日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

実話(巣鴨子供置き去り事件)を参考にした映画。
結構メローなストーリー展開で、人によっては若干眠くなるかも。
子供達の何気ない会話も、何だか一つ一つ意味があるような無いような。
私が小さい時にも、きっとこんな話してたな〜。
同じことを考えて、同じような会話をして、同じ時間を費やして、
今こうやって何不自由なく生活出来ている私と、この子達は何が違ったんだろう?

映画の撮影に一年を費やしたらしい。
実際のストーリーも一年の話。
映画の中の子供達全員の身長も伸び、髪も伸び、声まで変わり、成長しているのが見えます。
そこはとってもほほえましいです。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
★りんごちゃん★

3.5柳楽優弥の横顔が心に残る

2008年7月25日

泣ける

悲しい

是枝裕和監督のこの作品を観て、まっさきに連想したのはダンテス兄弟の作品。妙に話しを大きくすることなく、あくまで母子家庭の生活、そして母親に見捨てられる子供たちの姿を描いています。淡々としたタッチで子供たちの日常を描き、そこに作り手の意見を混ぜないことによって、作品全体が力を帯び、放射状に社会テーマが浮かび上がるのです。

社会派作品の作り方を教えてもらったような気分。横顔にすでに年に似合わぬ雰囲気をかもし出してる柳楽優弥くんには是非、本物の俳優になってほしいですね。

コメントする 2件)
共感した! 12件)
あんゆ~る