猟奇的な彼女のレビュー・感想・評価
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確かに現実離れをしたキャラ設定だが、嫌いじゃない
ストーリーは、ある男子大学生キョヌが乱暴で自由奔放な美少女と出会い、そこから始まるラブコメディー。乱暴で自由奔放な美少女には、実は一年前、付き合っていた恋人を亡くすという悲しい過去がある。最初は、ただ彼女の言いなりになってしまっていた気弱で間抜けなキョヌだが、キョヌの優しさが彼女にもどんどんと伝わり、お互いに心を許し惹かれていく。
こんな自己中心的で乱暴なヒロインの姿にイライラしてしまう人もいるかと思いますが、私は結構こういう人、映画で見る分には好きです。キョヌが彼女に振り回されたり、逃げ回るところとか、とにかく間抜けな姿を見るのは面白かったし、彼女からの電話にプリレコ風に答えるシーンや電車でしょうもないゲームを本気でやるシーンにはとても笑いました。
キュートで凶暴…それでも愛したい!
レンタルDVDで鑑賞(字幕)。
韓国映画でいちばん気になっていた作品でした。
キュートで凶暴、口癖は「ぶっ殺すよ」なチョン・ジヒョンにメロメロ。粗暴であっても憎めない。しかし、奔放さの裏にとてつもなく深い悲しみを抱えていると云う複雑な役どころでした。実は優しくて正義感が強く、純粋な女の子。
彼女に翻弄されてしまうチャ・テヒョンの演技がコミカルでした。粗暴な彼女に振り回される内に、どうしようも無く惹かれていく。彼女の真実を知った時、彼女を幸せにしようと奮闘する姿に、思わず応援したくなりました。
ふたりの微笑ましい関係が時にかわいらしく、時に切なく描かれていてハラハラ・キュンキュン。ふたりが最後に下した決断にホロリとさせられました。男女の機微を繊細に描いたクァク・ジェヨン監督の手腕に脱帽でした。
前半戦と後半戦、延長戦と経て、それぞれでがらりと変わって行く物語の様相、構成の妙に唸らされました。さりげなく張られていた見事な伏線とその回収に嬉しい驚愕。観終わってふと、運命の赤い糸を信じてみたくなりました。
※修正(2024/05/20)
面白かった
嫌だった
猟奇的というより粗暴で無礼で思い上がりも甚だしい彼女だった。美女だからってなんでも許されると思ったら最低だ。そんな自己評価の女性たちを増長させる危険があるのでよくない映画だった。彼女の家族もひどかった。
主人公も交際が発展すればするほど悲惨な現実が待っているだろうから早めに分かれたほうがいいとしか思えない。
ようやく最後まで観られた
すっと観られない消化に悪い映画で、過去に何度か鑑賞したものの途中までしか観ていなかったのを今回ようやく最後まで観られた。テンポはいまいちだけど、ストーリーは面白い。
かなり現実離れしたキャラ設定で、韓国でかつチョン・ジヒョンじゃなければハマらなかっただろう。実際、韓国のドラマ版や日本のドラマ版はしっくりこない。
矛盾だらけの非道映画
採点=0/100点
ラブコメディーの韓国映画。気弱な男が、ワガママで自己中心的で酒乱の女と付き合う話。これをタイトルでは「猟奇的」と書いているが、ようするに「非道」なだけ。しかし「非道な彼女」では誰も見てくれないので、「猟奇的」という言葉を使ったのだろう。
ストーリーも、あまりにも非現実的。もう少し真実味のある話にしなければ、誰も感動できない。
矛盾だらけの非道映画。当然ながら0点。
タイトルにはインパクトあり
ほんわか
●いいぞ。韓国映画。
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