猟奇的な彼女のレビュー・感想・評価
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許すこと
気の強い女性が、亡くなった恋人を忘れられずに自分に興味を持ってる優しい男性(キョヌ)を振り回し甘えていく中で、心癒されやっと人生を歩き始める話。
余韻として、恋愛の展開を想像したり、出会いからの2人の仲良くなる過程を振り返るのも楽しいです。
キョヌが優しい。電車で酔った見知らぬ女の介抱…この優しさがないとこの話が成り立たない、と思いました。
キョヌに出会わなければ、彼女は自殺していたか、意地の悪い嫌味な人間になっていたと思う。
またキョヌもなんとなく生きていた毎日にとっては、彼女との出会いが強烈な刺激となり色んな事へ活力になったんだと思う。
人が人に救われる、というのを目の当たりにしました。
作中で彼女が言った「傷ついても人間はすぐ忘れるのよ」にドキっとしました。いやいや違うでしょ、と。忘れたい忘れられない、という葛藤からの言葉だったのだと思います。
すんなりくっつかないで、時間をかけて友情?愛情?を育んだ2人に、その人なりの歩調があるのだと教えられました。1年あればどうにか…2年あればどうにか…、それは計れるものじゃないのかもです。
その人の歩調を知って、歩みを揃える。その人を生かす誠実さだなと思いました。
とても優しい映画。彼女の凶暴さとのコントラストがいいですね。こうゆう女性は個人的に好きではないですが、わがまま可愛いと思います。面白かったです。
郭在容監督脚本の 「僕の彼女はサイボーグ」(綾瀬はるか主演)は見たことがある。 これはすごくいい映画だった。
動画配信で映画「猟奇的な彼女」を見た。
2001年製作/122分/韓国
原題または英題:My Sassy Girl
配給:アミューズピクチャーズ
劇場公開日:2003年1月25日
チョン・ジヒョン(彼女)
チャ・テヒョン(キョヌ)
キム・インムン(キョヌの父)
ソン・オクスク(キョヌの母)
ハン・ジンヒ(彼女の父)
キム・イル(ホテルの主人)
郭在容 監督、脚本
有名な映画でタイトルは知っていたが、
見る機会がなかった。
郭在容監督脚本の
「僕の彼女はサイボーグ」(綾瀬はるか主演)は見たことがある。
これはすごくいい映画だった。
キョヌは地下鉄で酔いつぶれている彼女と遭遇した。
彼女は美人だが「ぶっ殺されたい?」が口癖だった。
過激な行動を繰り返す彼女にキョヌははまってしまった。
閉園後の遊園地で脱走兵と遭遇するとかちょっと普通には考えられないストーリーだ。
また終盤、別離れた2人が2年後に会う約束をしたが彼女は現れなかった。
ちょっと不思議な筋書きだがラストシーンで驚きの展開があった。
「僕の彼女はサイボーグ」もそうだが、こんなストーリーは思いつかないと思った。
満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。
猟奇的で最高に魅力的な彼女‼️
「シュリ」と並んで、今日の韓国映画の礎を築いた作品と言っていいんではないでしょうか⁉️軟弱な青年キョヌが恋した女性は、わがままで凶暴で、正義感に溢れた最高に危険な美女だった・・・‼️やはりヒロインに扮したチョン・ジヒョン‼️見かけは美しいのに、「ぶっ殺す」を連発‼️清楚なお嬢様かなと思ったら、酔っ払って線路に飛び込もうとするし、ファンキーなダンスでスパーク、キョヌに喰らわすビンタの嵐‼️とっても危険人物なんだけど、その裏には過去の恋の傷がある‼️誰もが愛さずにはいられない、そんな複雑なキャラを演じるチョン・ジヒョンがホントに魅力的ですね‼️そんな彼女に翻弄されるキョヌは、留置場に入れられたり、脱走兵の人質になったりと、ヒロインのためにハッスルして頑張る姿は爆笑の連続‼️前半戦・後半戦・延長戦に分かれた物語構成も印象的で、前半戦はコミカルに、後半戦も同じくコミカルに、時としてシリアスに、そして延長戦‼️すべてが収束する延長戦‼️キョヌが叔母に紹介された女性の正体とは⁉️主題歌「I believe」のメロディに泣かされる素晴らしいラストシーンでした‼️
猟奇的とは
韓国映画の恋愛ものではかなり有名な本作、個人的には韓国映画も変化していて昔の作品は敬遠していたが有名なので見てみました。
コメディタッチの前半はくどくて、あー俺これだめだと思いながら頑張って見ていく
徐々に面白くなり、彼女の事が俺も好きになってくる
主人公の男は本当にいいやつでもーさっさと付き合えばよいのに!とやきもきしてからの一旦のお別れ
その後がとても感動して再会で涙してしまったね
なるほどね、いい作り方
だけどそこにもってくまでの過程がもったいない
1時間半くらいにまとめればかなりよかったと思う
アイデア満載のラブコメディで、特異なキャラクターながら可愛らしと愛しさを感じさせる19歳チョン・ジヒョンの存在に感動
クァク・ジェヨン 監督による2001年製作(122分)韓国映画。
原題:My Sassy Girl、配給:アミューズピクチャーズ、劇場公開日:2003年1月25日。
原作はネット投稿小説の様だが、ストーリーもキャラクター設定もとても面白かった。原作に付け加えられた「延長戦」も、前半の会話で登場の叔母さんエピソードが生きてきて見事で、監督に脚本も手掛けたクァク・ジェヨンに感心。
出会いの場面でゲロを吐き、暴力を振るい続けるヒロイン像は相当にクセが強く、目新しくもあるのだが、それでいて何処までも可愛らしさを有し、愛しさを感じさせる19歳チョン・ジヒョンの存在に奇跡の様なものを感じた。素晴らしい。
優柔不断で決してカッコ良くないが優しくてヒトの良い彼氏を演じたチャ・テヒョンの演技も、とても良かった。低予算であろうがアイデアが詰まったラブコメディであり、韓国映画のレベルの高さを再認識させられた。
監督クァク・ジェヨン、原作キム・ホシク、脚本クァク・ジェヨン、撮影キム・ソンボク、
編集キム・サンボム、音楽キム・ヒョンソク。
出演
チョン・ジヒョン、チャ・テヒョン、キム・インムン。
ゲロリアリティー映画のNO1
本物使ってるとしか思えない吐瀉物と
ゲロを我慢する演技に脱帽
あ〜チョンジヒョンに振り回されて〜
ハイヒールで殴られてえ
シカトされて〜キモイって言われて〜
「ここからあそこまで声届くかな?ちょっとあっち行ってみてよ」で向かいの山まで行かせるの猟奇的すぎ
でもこれ猟奇的な彼女がチョンジヒョンくらい美貌も愛嬌もあったらいいけど、
普通の女子大生がこんな感じなら交番駆け込むよね
ガンジャやってブリンブリンな女いますって
男のキョヌが最初見た時はイケメンとはいえずロマンス映画でこいつ大丈夫かと思ってたけど物語が進むにつれだんだんカッコよく見えてきて、最終的にはBTSよりも男前に見えた
キョヌマジック
でも冷静になってよく見るとやっぱりBTSの方がかっこいい
可愛いから許される
韓国の代名詞と言われる程の傑作映画だそうで..
知人にも感動するから観てーとすすめられ
今更なんですけど視聴。
とにかく主演の彼女(チョン・ジヒョン)がとってもキュート。飛び抜けて美人というわけではないんだけど、なんだろ...とにかく可愛いぃんです!ハイー(•‿•)ゞやす子風
そしてそのお相手キョヌことチャ・テヒョン。
浜口京子と林修先生をミックスしたような顔w なんだけど、中々の癒し系俳優さんでとても好感が持てました。
にしても彼女は猟奇的というよりはとにかく暴力的で強引。言ってる事は間違ってないんだろうけど、、彼女が容姿端麗でなければ終始不愉快に感じるだろね。
てか男は美人に弱いというか寛容になれるという事を再認識させられました。。
そんな男性の弱点とも言えるツボを最大限に活かしている映画なので、キュートなチョン・ジヒョンの魅力ナシに猟奇的彼女は成立しないでしょうね。
主人公キョヌに共感すると共に情けない気持ちにもさせられ、素直に感動したー!とは言い難いですハイー(˘・_・˘)ゞ
いつの間にか、まんまとやられてしまった。
Amazonプライムの映画ラインナップを見ていたら、目に飛び込んできた懐かしいタイトル。
やたらと女の子がグーで殴ってた印象があったけど、どんな話だったかな?
なんか、胸の奥がぎゅっとした感覚があったような…。
そんな懐かしさに駆られ、飲みながら視聴。
いざ実際に観てみると、
アレ?こんなベタな話だっけ?
逃亡兵なんて出てきたっけ?
なんで微妙な距離を保つのよ?
惹かれあってるのに別れるの?
昔観た映画って、思い出補正されちゃうんだなあ…。
結局、最後まですれ違いだったか…。
ところが、
ご覧になったみなさんはお分かりの通り、タイムカプセルを掘り出した後からの展開に、いつの間にか、まんまとやられて、気がつけばホロリ。
いやぁ、結構覚えてないもんですなぁ。人間の記憶なんて、本当に頼りにならない。
でもね、胸の奥がぎゅっとした感覚は本当だった。20年前、確かこの映画、近所にあったレンタルビデオ店で、VHSで借りたはず。それが、今はサブスクで視聴できてしまう。時代は変わり、歳も重ねた。でも、相変わらず、見終わったら、ちゃんとぎゅっとさせられた。
懐かしい水野晴郎の言葉が実感を伴ってよみがえる。
「映画って、本当にいいものですね。」
韓国恋愛映画にしては悪くない
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電車の中で老人に席を譲らない男に切れてる女がいた。
その女は酔っ払っていて、座ってるおっさんの頭にゲロを吐いた(場)
近くにいてその恋人と間違えられた主人公の男は、共にホテルへ。
ひとまず風呂で自分についたゲロを洗い流したのだったが、
警察が来た事もあって何もせずに終わった。
後日女に呼び出され、それが縁で友達以上恋人未満な付き合いが始まる。
何かにつけて強気で自己中で暴力的な女ではあったが、
実は長年付き合った恋人が死に、まだ心の傷が癒えていないのだった。
主人公は、立ち直るまでついていてあげよう、と放っておけなくなる。
が、やがて傷も癒え始め、女の親も反対していたので、潮時となる。
別れ際に木の根にタイムカプセルを埋め、2年後共に開封する約束をする。
2年後に来てみたが、女はまだ心の傷が癒えておらず来なかった。
掘り出して読んだ彼女の手紙は、愛を語ったものだった。
それから何度も通ってみるが、女はついに現れなかった。
さらに1年くらい(?)が経ち、女が現れた。
が、さすがに主人公はもう現れず、すれ違いとなってしまった。
でも近くにいた爺から、主人公が来ていた話を聞く。
女は観念し、かねてから旧恋人の母が勧めて来ていたお見合いの話を受ける。
お見合い相手として現れたのは主人公だった。
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恋愛映画が好きちゃうし、特に韓国のはまず見ないが、
ハリウッド映画にもなったとのことで、一応見てみた。
まさしくベタで、昭和の香りがプンプンするが、
それが逆に新鮮な感じがして、悪くなかったという印象。
2人は美男美女でなく、またあんまりオシャレな感じでもなかったが
それが庶民的な雰囲気をかもし出していて良かったのかも。
爺が出て来た時は、女を待ち続けて男が爺になったんかと思って、
どんだけしょーもない人生やねんって笑ってもたわ(場)
そしたら全然関係ないただの爺で、もっかい笑った(場)
でも、巡り巡って結局運命の糸で再会ってラストへの布石とは言え、
別れ方があまりにも現実離れしてた感じは否めないなあ。
目の前に好きな男がおるのに、昔の男を吹っ切れんって理由で別れを選び、
でも念のための保険として2年後に待ち合わせ・・・・あり得ん。
それ言い出したら、そもそもの出会いからしてありえんけどな。
側にいただけで彼女と誤解され、しかもそれが解けんなんてあり得んし、
駅員に預けるのが普通やのに、いきなりホテルに行くのがあり得んし。
男として断言しよう、コイツはエッチな悪巧みをしていたのだ!
優しそうに見えて実はレイプ魔・・・なわけないか(場)
理不尽な彼女の正体は
結果出来すぎじゃんと言われても
これはフィクションだからなせる
恋愛ストーリー。かと思ったけど
原作があるみたいです。
日本の電車男みたいな感じですかね。
本編でも前半戦、後半戦、延長戦と
メリハリをつけているので
真実が明らかになったときの
驚きがより際立つ。
彼女の本性を見せるタイミングが
絶妙で監督の腕がうかがえる。
彼女の理想を叶えるため奔走する彼氏。
彼女の心のキズを癒したその先には…
癒しきれてもそれは本物ではない。
かりそめにすぎないのだから。
女性にとっては最高の男性を体験した
がために、理想を追い求めさまよう。
男からしたらたまったものじゃない。
コメディ映画と恋愛映画のミックス
前半のコミカルな流れからの後半の胸を打つ内容。
前半はだいぶグダグダ感もあって1時間が長く感じたが、絶妙に続きを見たくなるように話が展開されていた。だいぶシーン変更が激しく内容も軽く感じた。後半は一変、前半のシーンの伏線を回収するようにテンポよく進み、「まさかこんなコメディ映画で泣くのか」と自分に驚く。
運命は努力した人に訪れる偶然の架け橋
20年ぶりに見ても面白い
20年ぶりに視聴。前半我慢すれば後半面白い、という記憶だったけれど久しぶりに見たら結構笑えたので自分でもビックリした。
好きな点は数え切れないけれど、変化球だったのにいつの間にかストレートになっていくストーリーがとても良い。そこに乗っかっていく心地よさ。
賛否別れる嘔吐シーンも、おじさんが「介抱してあげなさい」と言ってて逆に感動しました。笑
猟奇的、この邦題はあまり好きではないんですが、 この映画、私が見た...
猟奇的、この邦題はあまり好きではないんですが、
この映画、私が見た韓国の映画の中でベストです。
なんと言ってもカワイイ、そしてラスト伏線が効いてます。
それほど危なくない
「猟奇的」というほどじゃないので、ちょっと肩透かし。彼女のサラサラロングヘアはすてきだが、何度も髪をかきあげるところを見てたら、だんだん飽きてきてしまった。
松の木におじいさんが来たシーンでは、タイムリープかと思ってしまった。おじいさん要る?
挿入歌が雰囲気あって良かった。
BS松竹東急の放送を鑑賞。
実は従兄弟だった、が嫌だ
韓国映画観るのはこれで2本目の初心者だが、韓国映画パラサイトが凄く面白かった為、他の韓国映画も観てみようと次はこれ選んだ。主人公が可愛いという理由のみで。前知識ゼロだが何となく面白そうな予感したが、別にそんなでもなかった。
恋愛系と予想はしてたが本当にそれのみで、恋愛日常的なのがだらだら続くから退屈極まりない。恋愛物あまり興味ないせいもあるが香港映画「恋する惑星」は恋愛にも関わらず大好きなので映像や雰囲気の問題もあるだろう。この映画はその点普通っぽいので特別惹かれるところなし(終盤以外は)。でも2人が付かず離れずみたいな状況なところは好きだ。
主演の女の子、よく見ると思ったほど可愛い顔でもなかったのがちょっと残念。パラサイトは全員可愛かったんだが。半地下一家の妹とか特に魅力凄かった。
本作はなんといっても序盤のゲロが嫌すぎる。しかも長い。邦画なら絶対あそこまで映さない気するんだが。汚すぎ。さすが韓国・・いやごめんなさい。あと他人の携帯でも鳴ったら出るのかとか、生きたまま埋める発想とか日本とはやっぱ感覚違う気が。ホテルのオンドル部屋とは何なのか気になるからオンドルを日本語訳して欲しかった。
準主役の男キョヌがライターの店聞かれて誤魔化す演技が超上手くてリアルで面白かった。パラサイトでも思ったがもしかして韓国人は演技上手い率高いのか。恐るべし韓国。相手の父も、聞く時の顔とか超面白くてツボった。そして主人公あんだけワガママ言うならもう少し美人がよかった。というか彼女はあんま演技上手くないな。そこそこ可愛いから別にいいけども。まあこれくらいで、他はとにかく退屈のみが押し寄せるため、他に何も考える事もなく超絶に飽きてたが、終盤で急に良くなるのだ。あきらめずに見続けて良かった。
相手のキョヌを向こう山に遠のかせて叫ぶ彼女の言葉には胸打たれる。キョヌには届くはずもないこのシーン凄く好きだ。それまでの自己中は奥深く心に秘めた悲痛の表れだったのかと思うと彼女の魅力も深みもここで一気に増して、終盤にしてようやく面白くなってきた。
でも不満なのは、2年後の木の下の場面で映画が終わらなかった事。ここでラストと感じたのに話がまだ続くからなんか違和感凄かった。
ラストで実は従兄弟だったという展開は幻滅だ。木の下で幕を閉じていれば儚さ漂う美しい物語で終わったのに、従兄弟設定で一気に通俗な話に戻った。儚く美しい映画が好きなのでテンション上がってたから残念。まあ冒頭でゲロ出てきた時点で残念だったから別にいいけど。
ラストは心暖まる感じだが唐突感ある。それまで伏線として従兄弟(もしくは関係者とか)を匂わせる描写あれば良かったんだが多分なかったと思うので(うろ覚え)、唐突な大逆転でハッピーエンドは安易さ感じてしまう。ズルさも感じる。『偶然とは努力した人に運命が与えてくれる橋』で逃げてる気もするし個人的に全然いい言葉とは感じない。結局努力なのかよと。
退屈続きの後にあの木の下で予想外にいい映画と思えたからガッカリ感凄くある。が演技が凄い良かった。なので次は続編らしい「僕の彼女を~」も一応見る予定。
2023/02 VOD
ドМの彼氏の話かと思いきや。。。
彼女のぽっかり空いた心はキョヌでしか満たすことができない。
強く見せている裏には亡くなった彼のことがあってあういう言動になったのか、と。
2年後には再会できなかったけど、もっと近くに再会できるチャンスあったんだ、と思うとほっこりさせてもらえた。
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