マイ・ボディガードのレビュー・感想・評価
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粗さはあるが…
デンゼル・ワシントン、ダコタ・ファニングの名演技により、エモーショナルであり、深みのある映画になっている。枯れてる男クリストファー・ウォーケンももう少し活躍が見たかった。ハリウッド版レオンのよう。政府の過酷な任務によりPTSDに悩まれるデンゼルことクリーシーはピタことダコタの護衛をするうちに、次第に心開いていく。舞台はメキシコで誘拐も日常茶飯事。何発も銃弾食らったはずのクリーシーが不死身というのと、敵組織が汚職警官絡みででか過ぎる割にクリーシーや、彼を助けるメディアが自由に動き放題と言うのはご都合主義だが、目には目を歯には歯を的に、容赦なく復讐していく。ピタの親父が負債を抱えていたための狂言誘拐だったが、本当の誘拐になってしまったというお馬鹿な親父。自殺しても仕方ない。フェロモン全開のピタ母親も、旦那のアホさを見抜けなかった。それよりもミッキー・ロークはチョイ役すぎて、いつの間にか死んでいた。ラスボスとの対決も制して、勧善懲悪が見たかったし、エンディングでクリーシー、ラスボスの死亡期日を実話ベースのように語られるのも、疑問だった。
よし、皆殺そう
ピタとクリーシーの繋がりがじわりと強固になったタイミングで誘拐され、逃げろと言われたピタが撃ち倒されたクリーシーにすがり付いたシーンは泣けてきた。
拐われたピタを想うと、誘拐に関わったもの、利益を得たもの皆殺そうと言うのは理解できる。
だが真実が暴き出される過程で、組織と警察、家族に諸々の事情が出てくると呆れるやら、悲しいやら…。
腐敗した警察と繋がる組織、娘の父親まで誘拐に関わっているのだ(誘拐保険あり)。ただ娘の母親も拐われるまで自分が一番だったと言うような母親なので母親が父親を罵る姿に「ちょっと今更…」みたいな気持ちも湧いた。
クリーシーが命懸けで組織に報復をしていく過程はソコソコ気持ち良いのだが、死んだと思っていたペタの生存が浮かんでからは、とっくにハッピーエンドがぶっ飛んでいるのに、ペタが戻ってきても悲しいものしか想像出来ないのはツラい。
しかし、ラストに目隠しを外したピタが「クリーシィ~~!!」と叫んだら、も~目から汁が出るわ。
ただ、クリーシーのラストやボイスの最後もあっさりと終わった為、やや物足りなさも残った。
当時レンタル開始した時に観ていたが今回、地上波で放送されたので観直した。子役のダコタファニングとデンゼルワシントンは演技達者ぶりはさすがの一言。
もう、ダコタファニングはおっきくなってしまったので、子役なんて言えないけど、当時は輝いてた。
それにしてもメキシコとかコロンビアとかホントに怖いなぁ。
子役としてのダコタ・ファニングは正に天才
内容はとても良いのに・・・
内容はとても良いのに、
チカチカと切り替わる映像編集の多用にうんざり。
とにかく観難い観難い!監督のセンスのなさ!
これがカッコいいとでも思ってるのかね??
監督のトニー・スコットって、これに限らず映像面で難点が多い。
とにかくアップを多用する監督で、
本来画面が大きく感じるシネスコ・サイズが、とても狭く感じる!
顔面の上下が観切れてしまってるという・・・(-_-;)
これ他の監督が撮っていたら傑作になったのに・・・
兄のリドリー・スコットとか。
内容が良いだけに、とても残念!(>_<)
心のつながり
心を閉ざしているボディーガード。
心を少しずつ子供に開いていく。
そんな中起きた誘拐事件。
復讐へとまた闇の心になっていく。
最期に安らかな形で目を閉じるボディーガード。
実際にメキシコは誘拐が多いと聞く。友人にも、誘拐を避けるために留学してると言った人がいたことを思い出す。
与えられた環境でどう生きるか。誘拐が商売になっていること。
色んな闇を照らす、小さな光を感じた
展開はだいたい読めた。予想通りだった。 情け容赦なく悪人をやってく...
展開はだいたい読めた。予想通りだった。
情け容赦なく悪人をやってくところが綺麗事ではなくスカっとした。
主役が無敵ではないところもリアルで良い。
特段面白いというわけでもなくつまらないわけでもない。
普通に観られる。
見所は、「ミッキー・ロークを探せ!」です(わからなかったよ)
おいおい、こんな映画だったのか・・・知らずに観てる女性客の中には「ヒーッ!」と悲鳴をあげてる人さえいるのに・・・もっと「復讐劇」「R15」ということを宣伝しなけりゃね。
何がいけなかったのだろう。全く感情移入できなかったのは事実。中盤までは『アップタウン・ガールズ』よりは確実に上手くなっているダコタ・ファニングや、アカデミー賞の貫禄ある演技のデンゼル・ワシントンとクリストファー・ウォーケンに引っ張られてワクワクできるのであるが、誘拐事件が発生してからは「アレレ」とため息つくほど残酷な描写に終始する。これはこれで好きなのだが、唐突に始まる復讐劇にはちょっと戸惑ってしまい、慣れるのに時間がかかってしまいました。それでも置いてけぼりを食らった人には、指を切るシーン、耳を削ぐシーンという別の意味での楽しみ方(?)があります。
突如画面がブラックアウトしてしまったり、目が痛くなるほどシーンのコラージュがあったりで、どこかにサブリミナル効果があるんじゃないかと疑ってみたりもした。映像の特殊効果や全体的なバランスは良かったのだが、ストーリーのバランスが悪いので、印象に残るのは残酷シーンだけだ。それでも前半はしぶくて良かったんですよ。「負け犬」と自虐的になっていたり、「俺は熊かよ!」などとデンゼルの心も見えたし、ダコタだって「友達にはなれない!」と言われたにも関わらず彼を好きになっていく様子がうかがえて微笑ましかった。それだけに、後半、なぜ復讐に燃えているのかわからないほどデンゼルの大雑把な扱いは残念でならなかった。せめてダコタとの思い出をフラッシュバックさせるとかの工夫をするといった・・・そうしないと、「どうせ死んでないんでしょ」と思わせる展開にあっては、復讐心の感情移入ができませんよ・・・ロボコップじゃあるまいし。後半鑑賞中には「もし生きてたらシャレにならんぞ!」などと考えてしまって・・・
ワンシーン、ワンシーンはすごく良かったですね。やはりオスカー俳優です。演技だけは最高!総合的にはケビン・コスナーの『ボディガード』の方が好きかも・・・(笑)。2点くらいだと思ってたけど、リンダ・ロンシュタットの歌が聴けたので加点。
【2004年11月映画館にて】
ダコタ・ファニング最強
主人公(デンゼル・ワシントン)は元CIAの凄腕、殺しに疲れ9歳の少女(ダコタ・ファニング)のボディガードを引き受ける。
次第に心を通わせ始めていた主人公だったが、誘拐団に襲われ重傷を負ってしまう。
退院した主人公に少女は殺されたとの知らせが入り、犯人一味の皆殺しを始める。
こんなかわいい少女に慕われると魂も持っていかれる。
BSテレ東吹替版鑑賞。カットしまくりだがとりあえず見てみよう。 凡...
恐るべしダコタ・ファニング
大好きな作品の一つ
イコライザーの原点
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