「ピタを演じるダコタ・ファニングに当時10歳ながら聡明さを感じる」マイ・ボディガード 葵須さんの映画レビュー(感想・評価)
ピタを演じるダコタ・ファニングに当時10歳ながら聡明さを感じる
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amazon primeで視聴。見始めると見覚えのある展開をデジャブのように感じ始めて、すぐこの映画が以前も見たことがある映画だと分かった。元CIAの工作員クリーシーの逆襲の手腕を見ながら感じたのは、この作品もそうだが、自分は海外のアクション・スパイ・特殊工作員ものの映画やドラマに対して逆襲を求めているんだなという実感を感じながら視聴した。現実で搾取されているという思いへの憤りを創作物に求めているのだろう。最近もターミナル・リストというリース少佐が陰謀に加担した者に片っ端から復讐していく作品とそのスピンオフの闇の狐狼を見ていたし、少し前はリーチャー~正義のアウトロー~も見ていた。
この作品はクリーシーの悲しみや劇場の映像演出が上手かったと思うし、誘拐犯の大元を追跡していく様は残酷なところはあるけれど小気味よく見ることができたが、後味が悪い。クリーシー本人の最後は目的を達成した男として別に自分は何も思わないが、ビタの家族は報われない。
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