劇場公開日 2005年5月28日

ミリオンダラー・ベイビーのレビュー・感想・評価

全145件中、21~40件目を表示

5.0VS クリント・イーストウッド監督‼️最終12ラウンドまで‼️

2023年11月13日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

興奮

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活動写真愛好家

5.0慟哭

2023年11月2日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、DVD/BD、映画館

映画館で観ていてラスト、嗚咽が込み上げて
どうしようもなかった。
それほど悲しいラスト。
3回目の今も、ラストを知りながらも改めて観る。
マギー(ヒラリー・スワンク)が不幸な女性で不幸な人生を送った
・・・そう思えなくなりました。
マギーはフランキー(クリント・イーストウッド)のおかげで
幸せな瞬間を
たくさん味わい、最愛の人にその人生を終わらせてもらった
幸せな女性だったのではないか?
そう思うようになりました。
31歳ではじめたボクシングで、世界王者の一歩手前まで昇り詰め、
父のように慕うフランキーと二人三脚で世界中を試合して周り、
栄光を少しは手にした人生。
望んでいた何者かになる夢が少しは叶った人生。
ボクシングジムのオーナーのフランキーは、女の子(ベイビー)の
マギーを一人前のボクサーに育てて、しかも娘のように愛する。

マギーの尊厳死の場面が残酷すぎると、アメリカでは論争が起きたとか。
敬虔なカトリック信者のフランキーにとっては、何より辛い決断だった
と思います。
それにしててもマギーの実の母親と兄弟姉妹。あまりにも愚かで・・・
そして最後の試合で終わりのゴングがなったのに殴りつけて
首をへし折った対戦相手を許すことは出来ない。
この悪役の憎々しさに胸が苦しくなるほどでした。
それにしても名作。
忘れられないです。

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琥珀糖

5.0おもてたんと違う

2023年8月26日
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こな

3.0家族の絆。愛するという事に闘いを重ねた物語

2023年3月27日
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興奮

知的

難しい

内容は、アメリカ🇺🇸にある赤字続きの下町ボクシングジム🥊に、二人の老トレーナーがいた。そこに遅咲きの女性がボクサー志望で入所する事から物語が始まる。彼女・ダンと老人トレーナー・フランキーのボクシングサクセスロードに心温まり悲しみに包まれる作品。印象的な言葉は『でも生かす事は殺す事だ。どうすればいい?』ダンが脊椎損傷の怪我をし自身の頑固さから闘い続ける結果視野狭窄に陥る時に、主人公フランキーが牧師に葛藤を相談する台詞を愛するという事の一端を見た様な気持ちを抱きました。惜しみなく無条件に与える事の限界を伝えたいとの気持ちが伝わりました。印象的な状況は、隻眼老トレーナー・スクラップの存在感とオフ台詞の語りの重さが凄く耳に残りました。ボクシングの魔力🥊限界を超えた苦痛に耐え続け闘い続ける。自分だけが見る夢に全てを捧げる力を存在から感じさせられた役作りは圧巻です。印象的な場面は、やはり"アイラのロードサイド食堂"での一場面。カウンターでレモンパイを前に二人の心が通い合うシーンは美しくカタルシスの解放を感じました。最後の病室のキスシーンと同じ様な嬉しくも切ない気持ちにさせられました。時折流れるクラッシックギターのBGMも非常によく全体を纏めていた様に感じます。最後に全体を包括的に表してある台詞も良かった。『ボクサーは頑固者だトレーナーに服従しない。間違った事を信じ込んでいて、それが自滅を招く事も分かっていながら最後まで信じ続けるのが真のボクサーだ』。結果ダンの娘との確執は不明なままで消化不良ですが、疑似家族としての心の絆を求め合う物語は"モ・クシュラ"の言葉に集約されて諦観と開放感と静寂に包まれて気分良く楽しめました。

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コバヤシマル

4.0尊厳

2023年3月27日
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鑑賞方法:DVD/BD、VOD

命とは?
罪とは?

I think I did all right.

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がい

4.5いい意味で想像と違った

2023年2月10日
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悲しい

怖い

幸せ

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ゆい

4.0アイリッシュアメリカン

2023年2月7日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

興奮

フランキーがマギーに授けるガウンは、アイルランドを象徴する色である緑であり、そこに記された「モ・クシュラ」という言葉は“愛する人よ、おまえは私の血”という意味のゲール語である。これは、フランキー、マギーともにアイリッシュアメリカンであることを示唆している。
アイリッシュアメリカンとは、アイルランドに出自を持つアメリカ人のことで、約3,600万人のアメリカ人がアイルランド系であると自認している。初期の移民は警察官、消防士、軍人などの職業についていることが多いが、これは移民としては後発だったために命がけの危険な仕事にしかありつけなかったという歴史的事情に起因している。血気盛んなアイルランド気質ともマッチしていたらしい。
ボクサーとトレーナーという職業もその系譜に連なるかもしれない。中西部の田舎町からやって来たマギーはうらぶれたロスアンジェルスのボクシングジムを経営するフランキーにトレーナーになってくれと願い出るが、女性ボクサーを育てる気はないと断られ続ける。しかし、ジムを一緒に切り盛りする親友のエディは彼女にボクシングの才能を見出し、またフランキーも彼女の真摯な態度に心を動かされたため、弟子入りを了承する。マギーの才能は徐々に開花していき、プロボクサーとしてデビューを飾るまで至った。連戦連勝で勝ち進むマギーにある日100万ドルの賞金が掛けられたタイトルマッチが用意された。しかし、対戦相手は卑怯な手を使うことで知られるボクサー。彼女は試合で全身不随という大怪我を負うことになってしまった。
マギーの家庭環境はあまりにも悲しい。大怪我を負う前にはファイトマネーで家族のために一軒家を購入したが、母親から生活保護が打ち切られると文句をいわれ、全身不随になってリハビリ施設に移ってからも家や財産を横取りされそうになる。愛情や思いやりは微塵もない家族にマギーは深く傷つき絶縁を突きつける。
「モ・クシュラ」の意味を人生の最後に知るマギーの笑顔が忘れられない。この言葉は実の親子以上に固い絆が芽生えたマギーとフランキーの間にのみ成立した。ラストに呆然自失した。

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ミカエル

5.0父と娘

2022年12月14日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

主人公(クリント・イーストウッド)はボクシングのトレーナー、経営しているジムに女性(ヒラリー・スワンク)が入ってくる。
相手にはしていなかったが、相棒(モーガン・フリーマン)のススメもあり、教えることに。
みるみる力を発揮していく女性は、向かうところ敵なしの強さだったが・・・。
娘に相手にしてもらえない主人公、早くに父を亡くし情の薄い家族しかいない女性、この二人の関係は切ない。

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いやよセブン

3.0言葉もない

2022年10月6日
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いけい

2.0この映画を評価している

Mさん
2022年10月4日
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人はとっても多いのですね。
映画としてとてもよい作品なのでしょう。だからこその高い評価だと思います。
ただ、この映画の根本に流れる考え方を、こんなにも多くの人が支持していると考えると、私はとてもこわくなりました。私が彼女の立場だった時、あるいは彼女の恋人の立場であった時、あるいは彼女の親の立場だった時にも、多くの人は「主人公の行動は正しい」と考えるのだと思うこわさです。
いろいろな考え方を自由に表現できるのが映画のよいところです。ですから、この映画そのものを否定しているわけでも、この考え方に賛同する人を否定しているわけでもありません。
このレビューを読まれていやな気持ちになられた方。申し訳ありません。

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M

4.0思いがけず考えさせられた

2022年7月14日
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雪

4.0作品の内容について何の前知識もなく観た。途中まで女性ボクサーのサク...

2022年6月27日
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作品の内容について何の前知識もなく観た。途中まで女性ボクサーのサクセスストーリーかと思って観ていたが、後半予想もしない展開に。こんなに重いテーマの作品とは思っておらず、観終わった後は頭が重く、心が苦しく、暫く放心状態で立ち上がることが出来なかった。
自分がマギーだったらどうしただろう、あるいは自分がフランキーの立場だったら、どういう選択を取っただろうか、、、と色々と考えさせられた。

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Ran

4.0日本人には語れない

2022年5月17日
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ボクサー映画でもなければ、尊厳死の映画でもない。
血のつながりと愛の映画でもない。

映画を見た後、少しだけ歴史の勉強してみた。

新大陸を求め、アメリカに渡った最初の民族はイギリス(イングランド人)だ。
その後、フランス。そしてオランダ、ドイツなど。
イギリス人やフランス人は先住民であるインディアンを排除しアメリカを建国した。
その後、アイルランド人移民が入ってくる。
先に入った英仏はその後に来たアイルランド人やイタリア人を差別し
迫害する。
※アジア人(中華系)や黒人(アフリカ系)が入ってくるのは、さらにその後。

故郷アイルランドではイングランドやスコットランドからの植民地化が進み、
新天地アメリカでは迫害を受ける。そんな因縁を持つ民族。

それがこの映画のバックボーン。
憎きイギリス(青のイメージ)青い熊ビリーは汚くズルく、
そして強い「完全な悪」として描かれる。
一方、主人公マギー=アイルランド(緑のイメージ)は、
我慢強く努力を惜しまない「モ・クシュラ」として描かれる。
その二人がアメリカという地で激突する。

しかし、突然悲劇が訪れる。
2人が選んだ結末を否定する意見も多いが、
アイルランド人のほとんどがカトリック信者で
あることが深く関係している。
敬虔なカトリック信者ではない日本人には
理解しがたい。理解しようとしてはいけない。
と、思う。

そうした背景があってこそ、
アカデミー主要4部門受賞に意味がある。
アメリカのアメリカたる権威「アカデミー賞」受賞に
意味がある。のだ。

とかいう、私の浅い知識を差し置いても
キャラクター設定、物語のテンポ、人間関係の描写など
さすがイーストウッド監督と言わざるを得ない傑作で
あることは間違いがない。のだ。

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にゃろめ

5.0壮絶なストーリー、メッセージ性にも感動

2022年5月5日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

楽しい

幸せ

お互いに父娘の関係が切れた、トレーナーと女性ボクサーというのが、お互いに娘と父の影を追っているんだろうと思うと、それだけでもジーンとくる話だ。私も思春期の娘がいるので、なおさらジーンだ。
助演のモーガンフリーマンは、名作「ショーシャンクの空に」と同様に、主人公に寄り添う優しさが、またまた感動ものだ。
それぞれのアカデミー賞の受賞は、納得がいく。

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かずじー

4.0寄り添える優しさ

2022年4月30日
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鑑賞方法:VOD

難しい

ボクシングである程度の結果を残し
タイトル戦で怪我して
脊髄を損傷
寝たきり状態に…
自力で呼吸することもできない
出来るのは話をすることぐらい
家族に愛されず…愛する母親からも
寄り添ってもらえない
本人としてみたら希望も持てず
未来もなく生きる望みも
…持てない
いままで努力して得た栄光を留めて
最期を迎えたいと願う

…彼女にとって
果たしてこのまま生きて
いくことが幸せなのか
…または苦痛なのか
クリントイーストウッドは
私たちに問いかけている

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しろくろぱんだ

0.5絶望をもっと楽しもうよ

2022年2月25日
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マサシ

4.0こんな風に終わらないで欲しい、と思ったのに終わってしまった。それで余計に頭から離れない。ずるい映画だ。

2022年1月17日
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①てっきり女子ボクシングの世界を舞台にしたスポ根ものだと思っていたのに(だから観るのを躊躇していた)、こんな映画だったとは。見終わった後、しばらく思考停止だったとも言えるし、思うことが多すぎたとも言える…②

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モーさん

3.0少し気になる点がある。

2021年12月27日
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P.N.映画大好きっ子さん

4.0心が悲鳴をあげる。

2021年11月18日
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鑑賞方法:DVD/BD

観賞後は身体がズン、と重くなります。
観るのに気合いがいる作品。

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はち

2.0薄っぺらい印象

2021年5月26日
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単純

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